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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 5 ~惑う焔と甦る死者たち~ 結城聖 2006年12月30日 集英社(3回目)

2016-10-08 08:15:46 | テイルズ
サクサクサクッと→1回目2回目



○ここまでのあらすじ
イオン(´;ω;`)ブワッ



イオンが遺した預言を参考にして、ルークたちはベルケンドに来ました。
「預言の再開と突然死――関係があると思うか?」
「あるでしょうね」眼鏡を押さえながら、ジェイドは言った。「今のは、フォミクリーでレプリカ情報を抜かれたのかもしれません」
『突然死』が多発している模様。
『旅の預言士』・・・・・・一体何神将なんだ・・・・・・?


ベルケンドといえば改心したスピノザがいましたね。
障気のことを聞いてみると、状況は非常によろしくない模様。
結局封じ込め作戦では遅かれ早かれ漏れ出てくる・・・・・・消せないの?
「それなんじゃが・・・・・・おまえさんの超振動ではどうじゃろうか」
スピノザは『理論的には可能』と踏んで提案したけど、
なぜかジェイドに話を逸らされましたとさ(。´・ω・)?


どうやらアッシュもベルケンドに来ていたらしい!
「今はアッシュを追うことが、俺たちにできることなんだな?」
アッシュは何か明確な目的があって動いてるっぽいからね。
ってか、タイミング良く(?)いないのはなんなの?ルークたちから逃げてんの?


アッシュを追いかけようとこちらの目的が決まったところで、
ルークはこっそりジェイドに質問。
障気対策に超振動、どうなん?
一応可能性が無くは無いみたいだけど――
「大量の第七音素ですよ。そうですね・・・・・・第七音譜術士、あるいはその素養がある人間を、ざっと一万人も殺せば何とかなるかもしれません。もちろん超振動を使う人間も反動で音素の乖離を起こして死ぬでしょう。一万人の犠牲で障気は消える――まあ、考え方によっては安いものかもしれません」
世界の平和がなんとたった『一万人の犠牲で』手に入るんです!
お問い合わせはマルクト帝国第三師団師団長ジェイド・カーティス大佐まで!


「教えてくれ、イオン。おまえなら、どうする・・・・・・?」
いっちまんにんっいっちまんにんのーっひとごろっしー


アッシュが向かったというロニール雪山到着ー。
そこには漆黒の翼の3人が!
「ナタリアが六割、レプリカが三割、残りはヴァン――旦那の話はこれでできてるからなぁ」
これが世に言う「6:3:1の法則」、通称「燃えカスの法則」です(嘘)


そしてセフィロトでアッシュ発見!
「・・・・・・もともとローレライは、地核からの解放を望んでいたようだ。俺やルークに接触したのも、地核に留まることで、この星に悪影響が出ると考えたためらしい」
ナタリアのお願いポーズで情報を吐き出し始めました屑が。
お願いされたくて引っ張ってたんだろ?わかるよ。
で、ローレライ、マジ迷惑だな。自力で消え失せろや(´・ω・`)


アッシュのところに送られた『ローレライの剣』と、
ルークのところに送られたはずの『ローレライの宝珠』、
その2つを合体させると『ローレライの鍵』となり世界は平和になる(雑)
「ローレライは最後の連絡の時、おまえには鍵が届かなかったと言っていた。おそらくセフィロトを通じてどこかに投げ出されたはずだ。六神将の奴らも鍵を探している。もしやつらに奪われたら、ローレライを解放できなくなる!」
それをルークのせいと言われましても(´・ω・`)
送り先の住所間違えたのローレライやん?


ようするに、アッシュが単独で動いていたのは「宝珠」を探していた訳です。
事情を把握したルークたちは、「宝珠」の捜索はアッシュに任せ、
怪しすぎる『旅の預言士』を探すことにしました。
・・・・・・アッシュは六神将と戦うと分が悪いんだから単独行動やめさせようよ。
(漆黒の翼3人とアルビオールの操縦士ギンジは非戦闘員)
「剣」と「宝珠」両方必要なのに、「剣」を奪われたらどうするのさ。


『旅の預言士』情報のあったバチカルに向かったところ、兵士たちが大騒ぎ。
なんとモースを捕まえたのに逃げられてしまったらしい!
名無し兵共では無理でも、ルークたちならあんな預言バカ楽勝だぜ!
「冗談ではない! 罪を認めるべきなのは、おまえたち預言を無視する愚か者どもだ! 私は正しい! おまえたちにはなぜそれがわからぬのだ!」
はいはい寝言は監獄でどうぞ・・・・・・?


「――そうですとも、モース様!」
薔薇のディスト様キタ――(゚∀゚)――!!


ディスト様に何やら指示を出すモース。
『新たな力』が云々。
・・・・・・おや!?
モースの ようすが・・・・・・!
「・・・・・・おおお! これは・・・・・・! 確かに力が漲ってくる! これが始祖ユリアのお力か!」
おめでとう! モースは
キモースに 進化した!
化物となったモース改めキモースは、『エルドラント』とやらに飛び去って行きました。


この騒ぎで『旅の預言士』はもういないだろうしどうしようというところで、
ルークは「ナタリアには内緒で」インゴベルト王に会いたい事情がありました。
うまい言い訳が思いつかなかったルークでしたが、野次馬共がナイスアシスト。
ルークが王に確認したかったことは・・・・・・
「これはナタリアだ。おそらく間違いないだろう。どこで見つけたのだ?」
「ロニール雪山です。六神将と一緒に雪崩にあった場所でした」
赤ん坊の肖像画が入ったロケット。
落し物は交番に届けんといかんやろ!


 あの場にいたのは、リグレットとアリエッタとラルゴだ。母親はわかっている。とするとこれを持っていたのは、父親の可能性が高い。しかし――
リグレットかアリエッタがナタリアと姉妹なんだよ(飛躍)


ナタリアの元乳母に確認すればはっきりするはず――
元乳母は現在ケセドニアにいるらしいので、
ナタリアには「『旅の預言士』の目撃情報があった」と誤魔化してケセドニアへ。
「嘘が本当になっちまったな」
偶然にも『旅の預言士』発見!


どこのどいつ・・・・・・だ・・・・・・
「イオン様!?」
 一番驚いたのはアニスだった。だが。
「――じゃない。あんたは・・・・・・まさか・・・・・・」
 イオンは、彼ではありえない皮肉めいた笑みをその唇に浮かべた。
「シンク!?」ルークは叫んだ。「生きていたのか!?」
うわーそんなばかなー


預言で釣って一般市民からレプリカ情報を取るつもりだ!止めよう!
「どけ! 俺たちは預言が知りたいんだ!」
「そうだそうだ!」
(´・ω・`)
正体不明の自称預言士のガキ(シンク)>ローレライ教団のガキ(アニス)
オールドラントの民の闇は深い。


シンクの件にショックを受けるアニスを利用してナタリアと別れ、
ルークたちは元乳母にロケットの件を確認。
「あの人は、気の置けない仲間には、砂漠の獅子王と呼ばれていたとか・・・・・・。身の丈が大きくて、心の優しい人でしたよ」
「獅子王・・・・・・黒獅子・・・・・・それに巨体、か・・・・・・共通点はあるな」
『獅子王』ならラルゴじゃなくてガイじゃね
確定っすね。
ナタリアに話すかどうかは、インゴベルト王と要相談。


「事態が見えないまま、どんどん動いてくから、こっちはあとから追っかけ、あとから追っかけ、いつまでも何がなんだかわからないままだよぅ!」
アニスによるよくわかる(=何もわからない)第2部あらすじ!!


しかし、後手後手の状態は続き――
「セフィロトすらレプリカなんですよ。わかりますか? ホドが消滅する前の状態に戻っているんですよ」
 その口調には、これだけのことをしてのけたヴァンに対する僅かな尊敬すら感じられた。
ついに全貌が明らかとなったレプリカ大地計画!!
『栄光の大地エルドラント』で、モース率いる新生ローレライ教団は全世界に宣戦布告!


世界の命運を賭けた戦いは最終巻で!!



あとがき

 任天堂の『Wii』で、自分が主人公になりきって剣を振りまくりのテイルズっていうのも、すごく楽しい気がします!
チリサザメアキサザメシュウウソウハザン
プレイヤーはしぬ

テイルズ オブ ジ アビス 5 ~惑う焔と甦る死者たち~ 結城聖 2006年12月30日 集英社(2回目)

2016-10-07 06:47:52 | テイルズ
サクサク進め→1回目



○ここまでのあらすじ
戦いはまだ終わっていなかったのだ!(どーん)



「おい!」ガイはルークの肩を摑んだ。「そいつはかなり重要なことだぞ! どうして今まで言わなかった!?」
困ったチャンのローレライが言ってたことがどうしたって?


「《栄光を摑む者》――」
 とティアは言い、ルークは彼女を振り返った。
「それは、古代イスパニア語で《ヴァンデスデルカ》というの」
その名前は!
・・・・・・親、すげー命名センスだな。
「夢」とか「希望」の意味ならまだわかるけど、ちょっと引くわー。

決戦の日のメッセージは、ようするに「ヴァンに捕まったヘルプミー」であったと。
死にかけの奴に捕まるって、ホント、ローレライはお話しにならないっすね。


アッシュとの接触がさらに重要なものになってきたものの、行方は知れず。
確実に進められる話を優先で、キムラスカ軍の動きを確認することに。
そんな訳でバチカルに向かったところ、ご機嫌ナナメなナタリアと再会。
「やはりそうでしたか、ではありません! ケセドニアでは、まるでこちらが悪事を働いたと言わんばかりに白い目で見られ、屈辱でしたわ! あれはマルクト軍の示威行動ですの!?」
貴女がマルクト軍大佐に摑みかかると、外交問題に発展しかねないんですが(´・ω・`)
外でヒステリー起こすようなら、城から出ないでいただきたい。切に。


インゴベルト王と会って改めて確認。
やっぱり例の自爆部隊はキムラスカ軍ではないらしい。
そしてジェイドの推測によると、連中はフォミクリーによるレプリカ兵士の疑いあり。
「何ということだ・・・・・・それが本当なら、レプリカが我が国の名を騙って何の利がある」
「キムラスカとマルクトの関係を悪化させて、戦争を引き起こそうとしている・・・・・・」
もしかしなくても、裏にはモースやディスト様の影、か。


諸々の報告の他、預言の扱いを決める会議を開くべく、
ナタリアが加わったルーク御一行はダアトへ。
 フリングス将軍は『自由』と言ったが、それには結果に対する『責任』を負う、ということではないだろうか? そんなことに耐えられるのだろうか。
 わからなかった。
戦争すら「だって預言だから」で済ませて来たオールドラントの民。
・・・・・・別に滅んでもよくない?(諦)


イオンと会って話をしようとしたところで、ティアの体調が悪化。
障気は封じ込めたは・・・・・・ず・・・・・・
「また障気が出てくるなんて、いったいどうなってるんだ?」
 ガイはそう言ったが、ジェイドは少しも慌ててはいなかった。
「障気は消滅したわけではありませんからね。漏れ出てくる可能性はゼロではありませんでしたが・・・・・・しかし、偶発的なものとは思えませんね」
ジェイド(作戦に欠陥が・・・・・・!!あ、ヴァン側の策ってことにしたろ)
※あくまでも想像です。


障気が『マジヤバ』と騒ぎ、なぜかイオンを連れて部屋を飛び出したアニス。
ルークたちが追いかけると、神託の盾兵士、そしてリグレットに足止めされる。
「いま、おまえたちに動かれては迷惑なのだ。それに――」銃が持ち上げられ、銃口が自分に突きつけられるのをルークは見た。「――ローレライの鍵についても訊きたいことがある。おとなしくしてもらうぞ」
一緒にお茶しましょうってことだよ言わせんな


ルークたちの窮地を救ったのは――
「アリエッタ! そこを退きなさい!」
 リグレットは譜業銃の一丁を、少女に向けた。
「・・・・・・イオン様に何をさせるの。リグレット」
アリエッタと愉快な仲間たちktkr


て、イオンがどうしたって?
「・・・・・・イオン様に、第七譜石の預言を詠み直しさせるって本当なの!?」
 袖を摑んだティアの手に、力がこもるのを、ルークは感じた。
「導師イオンに惑星預言を詠ませる? そんなことをしたら・・・・・・」
 アリエッタは頷いた。
「体の弱いイオン様は死んじゃう・・・・・・アリエッタ・・・・・・そんなの許せない!」
なんですとー?
イオンはさっきアニスが連れ出し・・・・・・ま さ か


アリエッタにその場を任せ、セフィロトに繋がる隠し通路に向かうルークたち。
ワープ地点の直前の部屋でアニスとイオン、そしてモースを発見!
「リグレットめ! こんなガキどもすら足止めできんとは! アニス! ここは任せたぞ! 裏切ればオリバーたちのこと、わかっているな!?」
足止めを命じられた直後、人形トクナガをルークたちに投げつけてアニスも離脱。
おい、足止めしろよ(´・ω・`)


ルークたちは追いかけようとしたものの、ワープのための譜陣はロックされてしまった模様。
他にセフィロトに手段は無いか考えていると、トクナガに手紙が・・・・・・
『ザレッホ火山の噴火口からセフィロトへ繋がる道あり。ごめんなさい』
罠の可能性70%(推定)


でも他に道はない。
火山に向かうためダアトの街から出ようとしたルークたち。
しかし、敵は次の手をすでに打っていました。
「イエモンさん!? そんな馬鹿な!」
「・・・・・・レプリカ・・・・・・」
なん・・・・・・だと・・・・・・?


ガイの姉マリィに先日亡くなったばかりのフリングス将軍まで・・・・・・!
『生きる屍のような』敵がルークたちに迫るも、
マリィの姿を見たガイ、レプリカの集団を見たルークが気力-50状態。
まさに『モースの思うつぼ』な窮地は、ティアの催眠歌でかろうじて切り抜けました。

ヴァンの思惑、モースの思惑、意見の相違がガチバトルに発展した六神将・・・・・・
連中の最終的な狙いはどこにあるのか?
「狙いなんかいまはいいだろ!」苛々としてルークは言った。「とにかく、イオンたちを追わないと! もし預言を詠まされちまったら、マジで死んじまうぞ!」
せ、せやな!今はイオンやな!


 本当は、考えたくなかっただけだ。
 レプリカのことを。
 ――自分と同じ、連中のことを。
ルーク・・・・・・(´・ω・`)


火山口到着!ノエルマジ有能カワイイ。
早くイオンを探すんだ!
「な、なんだよ、あれ・・・・・・」
「フィアブロンク、という魔物です」
そして戦わずやり過ごす。
どうせ戦わないならいなかったことにすればよくない?
ベヒモスは存在スルーなのにずるい!差別や!これは差別やで!


そんなこともありつつ、イオン発見!
「・・・・・・聖なる焔の光は、穢れし気の浄化を求め、キムラスカの音機関都市へ向かう。そこで咎とされた力を用い、救いの術を見出すだろう・・・・・・」
 ふっとイオンの体から力が抜けた。
「イオン!」
ああっ


「ルーク・・・・・・そんな顔をしないでください。僕の代わりはたくさんいます・・・・・・」
「そんなことない! 他のレプリカは俺のこと何も知らないじゃないか! 一緒にチーグルの森に行ったイオンは、おまえだけだ・・・・・・」
エヴァパロとか古すぎるからやめろ・・・・・・やめろ


「もう・・・・・・僕を監視しなくていいんですよ・・・・・・アニス・・・・・・」
「ごめんなさい、イオン様! 私・・・・・・私・・・・・・」
 イオンはゆっくりと首を振った。
「今まで・・・・・・ありがとう・・・・・・僕の一番・・・・・・大、切な・・・・・・」
・・・・・・嘘だッ!!


「預言の通りに生きていけば、繁栄が約束されているのだ! それを無視する必要があるのか! 私は監視者だ! 人類を守り導く義務があるのだ!」
で、イオンに詠ませた惑星預言の最後は『オールドラントの死滅』だった訳だが(´・ω・`)
預言通りにしてると最後(それも数十年後あたりで)滅ぶじゃん。
『繁栄が約束』(ただし遠くないうちに滅ぶ)て、バカなの?
バカはこの場でぶっころ・・・・・・レプリカを文字通り壁にして逃走。ksg。


アニスの両親(という名の不燃ゴミ)を救出し、ダアトへ戻ると――
「イオン様はアリエッタの恩人! ママの仇だけじゃない。アニスはイオン様の仇!」
 首に下げていた認識票を引きちぎると、アリエッタは、それをアニスに投げつけた。
「アリエッタは、アニスに決闘を申し込む!」
「・・・・・・受けて立ってあげるよ!」
アリエッタ「おいアニス アニスのくせに生意気だぞ」
アニス「なんだとロリ魔物め魔物汁にしてくれるわ」


アリエッタが去った後、1人部屋を飛び出したアニス。
発見したルークと2人きりになったところで、心情を吐き出す。
「・・・・・・だけど私、パパとママも大好きだったから・・・・・・」
ゴミ共が借金のツケを娘に払わせた形なんだよね。
今回、自分らが何を引き起こしたかも理解してないあたりがマジでゴミ。
あの2人が何のお咎めも無しで生き延びてるのはホント意味わからない。


アニスは、パーティーに復帰しました。
 皆も彼女を受け入れた――だが、元のような関係に戻れるかどうかはわからなかった。それは皆も、アニスもわかっているはずだ。だが、大丈夫だとルークは思いたかった。自分を受け入れてくれた仲間だ。そうなると信じたい。
待機が定位置だから元通りだよ!
人数不足と強制戦闘以外で戦闘メンバーに入れる理由があるだろうかいや無い(断言)



イオンの死でいよいよ教団はガタガタとなり到底望めない預言会議。
アッシュを探そうにもそちらはまるで手掛かり無し。
次の手に迷ったルークたちは、
イオンが遺した預言を頼りにベルケンドへと向かうのでありましたつづく

テイルズ オブ ジ アビス 5 ~惑う焔と甦る死者たち~ 結城聖 2006年12月30日 集英社

2016-10-06 06:02:32 | テイルズ
つての師であるヴァンの人類滅亡の計画を知ったルークは、彼との戦いに挑み、勝利した。それぞれの生活に戻った仲間たち。だがルークは、自分はフォミクリー技術で作られたレプリカに過ぎない、という事実に苛まれ続けていた。そんなある日、阻止したはずだったヴァンの計画が、いまだに進行しているようだ、との報告が入る。ルークは屋敷を発ち、再び仲間たちを集めて旅に出るのだった。
6巻につづく・・・・・・って、おい




 全て終わったのだ。
 世界は、救われた。
決戦の日から、1か月が経ちました。


バチカルの屋敷に戻ったルークは、ノーバディキャントストップぐーたら生活。
 毎日が同じ繰り返しでしかない。ここには、なにもない。
『なにもない』があるんだよ(どやぁ)


そんなルークのところに、気になる情報が入ってきました。
「誰かが・・・・・・回収したってことですか?」
「そうなると思います」
 淡々と、セシルはそれを肯定した。
アブソーブゲートに残されたはずのヴァンの剣が、無くなったらしい。
そして『プラネットストームが急激に活性化』・・・・・・事件の予感?


母・シュザンヌの勧めもあり、ルークは久しぶりに仲間たちと会う事にしました。
まずシェリダンでアルビオールを借りよう!
・・・・・・世界に2台だけの貴重な飛行機を、お出かけするから貸してって相当だよね。
やはり王族か。
「ノエルにはいつも迷惑かけてるよな、俺」
「そんなことありません。私は空を飛ぶのが好きですし、またご一緒できて光栄です」
 ノエルは、それがお世辞でも気休めでもなく、本当にそうなのだとわかる笑顔を浮かべた。
流石のヒロイン力。


アッシュがいるかも、という情報もあったので、
ルークはティアがいるユリアシティへ向かいました。
この1か月、ヴァンのやろうとしたことについて悩んでいたというティアに、
ルークも自身が悩み続けていたことを吐露。
「理屈じゃわかってるんだ! 俺は俺だって! だけど・・・・・・俺って何だ?」
ゼンガー風に言い切っちゃえばよろしい、
我はルーク・フォン・ファブレ!聖なる焔の光なり!


そんな訳で、自分探しの旅のはじまりでーす。
ティアの報告書の提出もあったので、まずアニスとイオンがいるダアトへ。
「教団も、混乱してるみたいだな」
 ルークの言葉に、アニスは頷いた。
「そうだね~。特にダアトは預言を求めてどんどん人が来るから、その人たちの相手してるだけで、毎日終わっちゃうって感じ」
ダアトに預言を聞きに行くって行動は預言無しで取れるのに、
晩飯の献立は預言が無いと決められないの?
オールドラントの民、狂ってますね。


アニスと会い、そして「同類」であるイオンのところへ。
(・・・・・・俺とイオンじゃ、立場が違う・・・・・・)
アッシュがいなければ丸く収まるのにね(外道)


話が終わってダアトを出発しようとしたところに、ガイ様普通に参上。
現在マルクトの貴族となったガイは、マルクトの使者としてここへ来ました。
なんとマルクトの収容所送りになっていた薔薇のディスト様が脱獄し、
その後、モースを護送中の舩を何者かが襲撃、モースは行方不明だと言うのです。

薔薇のディスト様の華麗なる(推定)脱獄にすぐ気付くことが出来たのは、
偶然会ったアッシュから『六神将から目を離すな』って忠告されたからだそうで。
・・・・・・それがなかったら、脱獄の発覚までに何日かかったんだ?
マルクトの収容所、ザル疑惑浮上。


アッシュはルークたちが知らない情報を摑んでいるようなので、
ガイ、アニスもパーティー入りしてアッシュを探すことに。
足取りを追ってセントビナーからシュレーの丘に向かうと、そこには神託の盾の兵が!
つまり兵を指揮する誰かが奥におるぞ!
「――ローレライの鍵を渡してもらいましょうか」
(この声は!)
 ルークはハッとしてティアを振り返った。彼女も気づいた。ありえないことだが、声の主は六神将の一人、《魔弾のリグレット》!
【祝】リグレット、生きてた


そして彼女に銃を向けられていたのは・・・・・・アッシュ!
1対1では「リグレット>アッシュ」が確定か。
つーか、アッシュは特別強い描写無いな。
レアスキルがあるから重要視されてるけど、六神将で最弱かもしれない。

ルークたちが現れたことでリグレットは撤退。
「おそらく、ラルゴとアリエッタも生きてるな」
そーなるよね。


とにかく、現状についてアッシュに話を聞いてみよう!
「ローレライは閉じ込められたんだよ」
非常に、ヒジョーに無能かつ迷惑な存在ローレライ。
TOAにおける「こいつがいなければよかったのに」の筆頭である。


「アッシュ、ローレライはどこに閉じ込められたんだよ!」
 だが、アッシュに苛立たしげに睨まれて、固唾を呑んだ。まるで、鋭く斬りつけられたかのようだった。
「・・・・・・ローレライが言ってただろう? よく思い出してみるんだな。それでなくても俺は、おまえの尻拭いをやらされてるんだ! いいか! これ以上俺に面倒をかけるな! 役立たずのレプリカが!」
決戦の日に聞こえたローレライの言葉。
ルークは完全に聞き取ることができず、意味がよくわからないままなのです。


(アッシュには伝わったことが、俺には伝わらなかった・・・・・・俺、やっぱり、劣化したレプリカなんだな・・・・・・)
受け取った場所が違うから!
アブソーブゲートは電波状況が悪かったんだよ!


いつものようにケンカ別れしたものの、今のところアッシュに詳しい話を聞くしかない。
負傷していたので街に寄るはずと、ルークたちがセントビナーに向かうと、
そこには『マルクト軍が集結して』いました。
指揮を執っていたのは、死霊使いことジェイド・陰険・カーティス大佐。
おっすおっす、何をお騒ぎ?
「我が軍のケセドニア方面部隊が演習中に襲われたのですよ。ただ、この街も復興中ですからね。ここを前線基地にはできない。いま、負傷者を首都に運ばせています」
なんですとー?


部隊を任されていたフリングス将軍も負傷したらしい!
ジェイドを加えた一行はアルビオールでマルクトの首都グランコクマへ!
「事件のあるところに大佐あり、だね」
 アニスがおどけた感じで言ったが、無理をしているのが丸わかりだった。
 ジェイドは、ふー、と息をつきながら首を振った。
「それだと私が事件を起こしているみたいじゃないですか。傷つきますねぇ」
※それほど間違ってない。


フリングスが目撃した襲撃者は、キムラスカ軍・・・・・・?
「彼らは、第五音素を用いた譜業爆弾で、我が軍の側面より自爆攻撃を決行してきました」
「・・・・・・とても正規軍が行う用兵ではないですね」
mjkt。


「預言に詠まれていない未来は、こんなにも不安で・・・・・・自由だったんですね・・・・・・」
敵はキムラスカ軍を装ったニセ軍隊と思われること、
キムラスカとの争いは回避してほしいことをルークたちに伝え・・・・・・


「・・・・・・始祖ユリア・・・・・・預言を失った世界に・・・・・・彼女に、祝、福を・・・・・・」
・・・・・・(´;ω;`)ブワッ


「立ち止まらずに、やれることをやれってか? くそっ・・・・・・」
「そういうことです――行きましょう」
プラネットストームに自爆部隊、生きていた六神将に消えたディスト様、モース・・・・・・
戦いはまだ終わっていなかったのだ!つづく!

テイルズ オブ ジ アビス 4 ~地に行く焔と師との道~ 結城聖 2006年8月30日 集英社(4回目)

2016-09-28 05:51:25 | テイルズ
ガガガッとやる→1回目2回目3回目



○ここまでのあらすじ
大地を降ろして障気を消す、すなわち落ち物ゲーである




「ティアがいなくなった!」
 意味を理解するまで数秒かかったが、どんな目覚ましよりも目は覚めた。
「どういうことだよ!」
1人でワイヨン鏡窟に向かったらしい!


どういうことだってばよ!
「今まで彼女を見てると、こういう衝動的な行動を取るときはいつも――」
 ガイの言葉に、ルークはハッとした。
「師匠がらみか!」
王族の家で暴れるほどにブラコンをこじらせたコですからな(悪意のある表現)


ワイヨン鏡窟には神託の盾どもが!
蹴散らして・・・・・・と思いきや、リグレットが兵を制止。
「ヴァン総長閣下の御意思を尊重したまでだ。どうせおまえたちはロニール雪山へ向かうのだろう? 決着はその時につける」
リグレットに雪女のコスプレ・・・・・・ありだな


鏡窟の奥には、ティアとヴァン、それにアッシュの姿が。
アッシュは負傷。どうやらヴァンに挑んで一蹴された模様。
さてティア、Youは何しに鏡窟に?
「兄さん! このまま続ければ兄さんの体だって障気でボロボロになってしまうのよ!」
 ティアの声はいまにも泣きそうだった。
 だが、それですら、ヴァンの心は動かせないようだった。
「ティア。それは些細なことだ。私は人類がユリアの預言から解放され、生き残る道筋がつくならそれでいい」
hmhm、ヴァンに妹萌えは効果無しと・・・・・・
いや、もっとあざとい演出、ネコミミとかネコミミとかネコミミならあるいは・・・・・・?


例の「人類レプリカ計画」について、より詳しく説明するヴァン。
フォミクリー発案者であるジェイドが『無理』と結論づけたレプリカの長期間維持。
その解決策としてぶちあげた方法は『ローレライを消滅させる』こと。
「引き合う第七音素がないから、乖離しない――ってことか」
「そうだ」ヴァンは頷いた。「預言は第七音素がなければ詠めない。世界から預言は消え、レプリカも消滅しなくなる。一石二鳥だ」
ヴァン、あったまいい!


「兄さんはそのために、ルークを利用するつもりなのよ!」
 それを聞くと、ヴァンは皮肉めいた笑みを浮かべた。
「こんな出来損ないでは無理だ。アッシュでなければな」
イオンみたく、能力がオリジナルに近いレプリカが出来るまで量産すればよかったんじゃ?
万が一にもオリジナルが力尽きるリスクを恐れたんかな。
イオンは「(預言の決定事項で)どうせ近々死ぬ」ってのが前提だったみたいだし。


引き上げ作業が完了したヴァンはその場を立ち去る。
アブソーブゲートで、「アッシュを」待つ――と告げて。

アッシュはヴァンを追おうとするも、ダメージが大きい模様。
慌ててナタリアが回復譜術をかけたのですが・・・・・・
 もう一度舌を打つと、彼はナタリアではなく洞窟の奥の檻を見て、小さく呟いた。
「・・・・・・やっぱりいなくなってやがる・・・・・・」
(。´・ω・)?
いくらか回復したアッシュは、心配するナタリアを振り切り去って行きました。


どうやらアッシュは、フォミクリーの実験に使われたチーグルを気にしていたようで。
 ここには確か、フォミクリーで作られたレプリカと、オリジナルがいた。このチーグルは、どちらなのだろう。残されたのは、必要とされなかったのは?
2匹いたのが1匹しかいないってさ。
ヴァンたちが放棄した以上誰も来ることは無いため、とりあえずシェリダンに保護。



さて、次はロニール雪山ですよっと。
「・・・・・・最低だよ、このおっさん」
ははは、何を今更。


ロニール雪山に向かう前に、最寄りの街ケテルブルクで準備を整えよう!
と、街の知事かつジェイドの妹・ネフリーはジェイドが来るのを待っていた模様。
「へ? 何でディストがこの街で倒れてんの?」
「兄さん、サフィールと約束してたんでしょ? 彼、うわごとでずっと『ジェイドはまだか』って言ってるわ」
「・・・・・・確か」とガイは言った。「飛行譜石を探してるとき、あいつから手紙を受け取ったよな」
「まあ! 律儀にジェイドを待っていたのですね」
※サフィール→ディスト様の本名
薔薇のディスト様は約束をお守りなされたのだ


この際なので、敵の情報をディスト様からちょいと聞き出そうする鬼畜眼鏡。
「ジェイド・・・・・・待ってよ・・・・・・むにゃ・・・・・・」
 扉の傍に行くと、そんな声が中から聞こえた。
「・・・・・・大佐と夢の中で追いかけっこ・・・・・・?」
薔薇のディスト様はお休み遊ばせでございます


 待つこと数分。
「・・・・・・・・・・・・ぎゃー!!」
おっさんがおっさんを拷問て誰得


雪山登山開始!
吹雪の中を進んだルークたちを待っていたのは、やはり六神将!!
妖獣のアリエッタ、黒獅子ラルゴ、そして魔弾のリグレット!!!
互いに説得を諦め、激しい戦闘に突入しました――
「しまった! いまので雪崩が――!」
 ジェイドの焦ったような声が聞こえ、
「譜歌を――」
 間に合わない。ティアの声を聞きながら、ルークは雪に呑まれた。
火属性の大技で雪崩を誘発するとは、リグレット、ヴァンのために捨て身で・・・・・・
いや、ルークに銃を弾き飛ばされたことに焦ってのドジという線も捨てがたい。
ラルゴ「総長の計画のため命すら投げ出す、それこそが六神将の務めだな」
リグレット「と、当然のことだ・・・・・・」
クールに誤魔化す教官ドジっこカワイイ(末期)


なおルークたちは偶然にも『真下に足場があった』ため助かった模様。
つまりリグレット、自滅っ・・・・!圧倒的 自滅っ・・・・!
「俺たちと師匠・・・・・・目的は同じ人類の存続なのに、どうしてこんなに遠いんだろう」
『同じ人類』じゃないからだね(´・ω・`)


「あー、もう、うっせぇ!」畳みかけるように言われて、ルークは切れた。「俺は好きでこの服を着てんだ! ほっといてくれ!」
グラフィックの都合であって防寒具は着てるのかと思ったら、全員いつもの格好らしい。
雪山舐め過ぎやろ(´・ω・`)


ここのセフィロトも片づいて、さぁ次へと思いきや、
寒さでアルビオールが故障して修理待ち状態。
仕方ないので翌日まで自由行動、解散!
ルークは街をうろうろして、顔を合わせた仲間と1対1でお喋り。
「ネフリーに今度のことの説明をしてきたところですよ。それにしても・・・・・・正直言って、あなたと最初に出会ったときは、絶対に好感を持てないと思ったんですがね」
 そう言って、微笑む。どうしたっていうのだろうか、今日は、皆。
「決戦前に皆から激励」ってある種の死亡フラグじゃね?
つまりルーク、キミは選ばれたのだ(生贄に)


さーてそろそろ寝ておこうというところで、例の連絡網発動?
向かった先でアッシュ発見。
「何の用だ、レプリカ」
 言って、アッシュは振り返った。顔色が青いのは、この雪のせいだろうか?
「おまえが呼んだんじゃないのか? いつもの頭が痛くなる音がしたぜ」
「ちっ・・・・・・期限が近づいてるってことか」
あと17ページです!あと17ページです!


共闘を持ちかけるルークですが、アッシュはお断りします(゚ω゚)
「・・・・・・おまえがヴァンを討ち損じたときは、俺が這ってでも奴を殺すがな」
「・・・・・・わかった。俺、必ず、師匠を止める」
「止めるんじゃねぇ! 倒すんだよ!」
ワイヨン鏡窟での負傷を引きずっている模様。
アッシュはなんで回復譜術を覚えなかったかな。
エクスプロードもアイシクルレインも要らないからファーストエイド覚えてよ。


翌日――
ヒロイン・ノエルの『神業的手腕』でアブソーブゲート到着!!
パーティー分断というアクシデントも1ページで突破して・・・・・・
「・・・・・・よし、行くぞ!」
55


「師匠・・・・・・いや、ヴァン! あなたが俺を認めなくても、俺は・・・・・・俺だ!」
さんをつけろよヘソ出し野郎!


「戯言を・・・・・・」ヴァンは腰の大剣に手をかけ、ゆっくりと引き抜いた。「消えろ!」
ルークたち対ヴァン・・・・・・!!
世界の行く末を賭けた戦いは一体ドウナッテシマウンダー!?



なお全6巻の模様。


テイルズ オブ ジ アビス 4 ~地に行く焔と師との道~ 結城聖 2006年8月30日 集英社(3回目)

2016-09-27 06:28:44 | テイルズ
こう、ガガッとやる→1回目2回目



○ここまでのあらすじ
ワッフルワッフル・・・・・・
違った、わっへいわっへい



「八割か・・・・・・」
 その命がすべて背中に圧しかかってくるような、そんな錯覚にルークは低く呻いた。
障気の問題は、解決できないと人口が『八割』減るレベルらしい!((;゚д゚))


と、とにかくまず和平の話をきっちりしようぜ!
「結構です。それではこれをもって、平和条約の締結とさせてただきます」
わーい無事和平が済んだよー


しかし、ここでガイが待ったをかける。
「同じような取り決めが、ホド戦争の直後にもあったな。今度は守れるのか?」
過ちは繰り返される(´・ω・`)


インゴベルト王に向けて剣を抜いたガイを止めたのはピオニー皇帝。
「・・・・・・ホドでは、フォミクリーの研究が行われていた」そう、ピオニーは言った。「そうだな、ジェイド?」
「ええ・・・・・・戦争が始まるということで、ホドで行われていた譜術実験はすべて引き上げましたが、残念ながら、フォミクリーに関しては時間が無かった」
hmhmそれで?


「だから前皇帝は、ホドごとキムラスカ軍を消滅させる決定を下したそうです。その方法ですが・・・・・・当時のフォミクリー被験者を装置に繋ぎ、被験者と装置の間で人為的に超振動を起こしたと聞いています」
・・・・・・どいつもこいつも(#^ω^)


『被験者』は、フェンデ家の少年だったそうで―
「フェンデ!?」その家名を聞いて驚きの声を上げたのは、ガイではなく、ティアだった。「まさか――ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ!?」
し、知っているのか、ティア!


ルークの疑問に答えたのはガイ。
「ヴァンだよ、ルーク。ヴァン・グランツ――あいつの本名が、ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデだ」
ヴァンがフォミクリーに詳しかった理由が明らかに。


「ヴァン師匠も、戦争の被害者だったんだな・・・・・・」
 ルークが言うと、しかし、ティアは首を振った。
「でも、兄さんがやっていることは、復讐とすらいえないわ」
戦争を仕掛けたキムラスカや、自国民諸共な反撃をしたマルクトではなく、
「あの辺の連中殺そうぜ、だって預言だし」って人類に絶望?
預言士抹殺で済ませようとしないのは、「預言が存在すること」が許せない、か。

予想外にヴァンの背景を知ったルークたち。
改めて今やるべきことに全力を注ぐことを決意しました。



よーし、地核に向かうんだ!
まずシェリダンでタルタロスを受け取って・・・・・・
「ちくしょう・・・・・・」ルークは引きずられながら呟いた。「・・・・・・ちくしょう!」
・・・・・・は?え?


「・・・・・・民間人がしゃしゃり出てくるからだ」
 まるで自分に納得させるかのように呟き、リグレットは踵を返し、黒煙の中に紛れてその背中は見えなくなった。
リグレット、アウトー。
これは死刑では到底償えない・・・・・・薄い本の刑に処す!(ゲス)


 あとには動かぬ、もはや動けぬ者たちだけが残った。
「・・・・・・ふふ・・・・・・『め組』と『い組』の・・・・・・最初で最後の共同作品じゃ・・・・・・頼むぞ・・・・・・」
嘘だッ!!


港に向かったルークたちをヴァンが追い詰める!
なぜヴァンがこのタイミングでここに・・・・・・!
「スピノザ・・・・・・!」ヘンケンが驚いたように呟いた。「おまえは本当に、俺たち仲間より、神託の盾の味方をするのか!」
「・・・・・・わ、わしは・・・・・・わしは・・・・・・」
・・・・・・やってくれたな。


障気対策の作戦には、装置の都合で制限時間が・・・・・・
ルークたちをタルタロスに向かわせ、ヘンケンたちはヴァンを足止め。
「仲間の失態は仲間である俺たちが償う」
 ヘンケンはキャシーの肩に回した腕に力をこめて言った。
「そうよ。退かないわ」
 キャシーの腕にも力がこもる。
「・・・・・・老人とはいえ、その覚悟や――よし」
ああっ


「・・・・・・ごめん、か・・・・・・」
 ヘンケンは空を見上げながら、ルークの最後の声を思い出していた。
「・・・・・・ったく・・・・・・そう、じゃない・・・・・・ありがとうだろ・・・・・・が・・・・・・」
こんな、こんなことが・・・・・・(´;ω;`)ブワッ


 あの場でヴァンを、リグレットを相手にして、瞬殺できるだけの力があれば、誰も死なずに済んだ。誰一人。
グレードショップで経験値10倍を買おう(提案)


ルークたちは地核への突入に成功。
あとは脱出するだけというところで、まさかのアクシデントが。
 鳥のような仮面の下で、シンクは唇を歪めた。
「逃がさないよ。ここでおまえたちは泥と一緒に沈むんだ」
共倒れ上等という厄介過ぎる侵入者・・・・・・!


ルークたち対シンク、ファイッ!
・・・・・・ま、いくらなんでも6対1な訳でね?
ボコボコにしたところで、シンクの仮面が落ちると・・・・・・
「お・・・・・・おまえ・・・・・・」
 ルークばかりではなく、その場にいたほぼ全員が、息を呑んだ。なぜならシンクの素顔は、そこにいる全員が知っている顔だったからだ。
攻略本の資料集を見たのかな(すっとぼけ)


「やっぱり・・・・・・あなたも導師のレプリカなのですね」
『も』(超重要)


「屑さ。能力が劣化していたから、生きながらザレッホ火山の火口へ投げ捨てられたんだ。ゴミなんだよ。代用品にすらならないレプリカなんて・・・・・・」
「そんな!」気づけば、ルークは悲鳴に近い声で叫んでいた。「レプリカだろうと、俺たちは確かに生きてるのに!」
あーるーきつーづーーけーてっどーこーまーでゆーこーぉかー
オリジナルの戦闘力がトンデモな件。
「ゲーム的強さ議論」じゃなくて、「世界観における強さ議論」てないのかな。


 誰も、止める間もなかった。
(´・ω・`)


ルークたちが脱出しようとすると、何者かがティアに乗り移りお喋り開始。
「私は第七音素そのもの。そしてルーク、おまえは音素振動数が第七音素と同じ。もう一人のおまえとともに、私の完全同位体だ。私はおまえ、だからおまえに頼みたい。今、私の力を何かとてつもないものが、吸い上げている。それが地核を揺らし、セフィロトを暴走させているのだ。おまえたちによって、地核は静止し、セフィロトの暴走も止まったが、私が閉じ込められている限り――」
『第七音素の意識集合体』ローレライ。
なんて迷惑なピーチ姫なんだ(悪意のある表現)


意識を乗っ取られるというヒドイ目にあったティア。
ルークたちはベルケンドでティアを診てもらうことにしました。
ベルケンドの医師シュウが検査を行った結果、予想外の状態であることが発覚。
「つまり」ジェイドは手で押さえた眼鏡の奥から、シュウを見た。「降下作戦を行うと、パッセージリングからティアに障気が流れ込む?」
「それ以外、考えられません。このまま降下作業を続ければ命の保証はしかねます」
/(^o^)\


それでも・・・・・・止める訳にはいかない。
ルークたちは、次のセフィロトがあるメジオラ高原へ。
途中、ティアとガイを説得に来たらしいリグレットと遭遇。
「おまえたちもいずれわかる。ユリアの預言がどこまでも正確だということを。多少の歪みなどものともせず、歴史は第七譜石の預言通りに進むだろう」
「卵焼きを食ったら腹を壊す」って預言を回避しようとして、
目玉焼きを食ったらやっぱり腹を壊したみたいな?


「それにしても気持ちが悪ぃや。わからないことだらけでさ・・・・・・」
少なくともティアとガイを受け入れるつもりがあるなら、
持ってる情報全部寄越せやって感じではある。
情報を独占しておいてとにかく従えじゃ、誰も納得しないよねー(´・ω・)(・ω・`)ネー


セフィロトでの用事を済ませて外に出ると、「め組」の1人アストンが!
「め組」と「い組」で唯一生き残ったアストンは、アルビオールの3号機を造ったそうで。
悪い知らせばっかりだったところで、ほんの僅かでも救いが・・・・・・
その時!
「スピノザ!?」
 であった。
「また立ち聞き!? 超キモイ!」
マジありえないんですけどー!?


ルークたちはスピノザを捕まえました。
「・・・・・・確かにわしは二度もヘンケンたちを裏切った。二人が止めるのを無視して禁忌に手を出し、その上、二人をヴァン様に売った・・・・・・。もう取り返しがつかないことはわかっとる。じゃが、皆が殺されて、わしは初めて気づいたんじゃ。わしの研究は仲間を殺してまでやる価値のあったものなんじゃろうか、と」
だーいーじーなーものはいつだぁってー
なーくしてーかーらきーづーくよー


その場の沈黙を破ったのは―
「・・・・・・俺、この人の言ってること、信じられると思う」
 そう言ったルークを、仲間たちは振り返った。
「俺、アクゼリュスを消滅させたこと、認めるのが辛かった。認めたら今度は、何かしなくちゃ、償わなくちゃって・・・・・・。この人はあの時の俺だ」
スピノザの後悔はオレの後悔だッ!!


ジェイドが考えついた障気対策に研究者が必要なこと、
仲間の生き残りであるアストンの言葉もあり、スピノザはルーク側につくことに。
「何でそんなに簡単に信じちゃうの? みんな、馬鹿みたいだよ・・・・・・」
 アニスは一人、そう呟いたが、それは無論、誰にも届かなかった。
アニスが他の仲間たちより『裏切り』に拘る理由が判るのは少し先の話。



次のセフィロトはダアトにあるそうで。
偶然会ったモースに確認したところ、確かにダアトにあるらしい。
ついでにヴァンについて聞いてみると、
「ふん。奴は監視者としての職務を放棄して、六神将とともに行方をくらましたわい。神託の盾も半数以上がヴァンのもとに走りおった。忌々しい。おかげでこちらは神託の盾騎士団の再編成で大忙しだ」
『半数以上』wwwwwwwm9(^Д^)プギャーwwwwww


「アニス?」ジェイドがにこにこと笑う。「あまり怪しすぎると、突っ込んで話を聞きたくなりますよ?」
ダアトにあるセフィロトの場所を、
モース→知ってた
イオン→知らなかった
アニス→知ってた(?)

怪しいけど・・・・・・
 だが、それを追及しようとは思わなかった。
 皆、アニスのことは信じている。何か隠しているとしても、そのうち話してくれるだろう。
 きっと。
だいぶ仲良くなったもんだねぇ・・・・・・
まぁまだまだ波乱はあるわけですが(´・ω・`)



セフィロト巡りは今のところ順調。
ルークたちは降下作業と障気対策を無事終えることができるのでしょうか続く




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