裏表紙より。ゴブリン退治の依頼を受け、
妖精弓手らの冒険者一行に加勢することとなったゴブリンスレイヤー。
しかし、「世界の危機よりゴブリンだ」とする彼の言動は、一行の常識を超えていて・・・?
新たな仲間は、彼の戦いに何をもたらすのか?
ゴブリン退治に取り憑かれた孤高の男<ゴブリンスレイヤー>の活躍を描く、
大人気ラノベコミカライズ第2巻!!
原作者・蝸牛くも書き下ろしSSも収録!!
そう、ゴブリンだ
第5話日本語でおk
ギルド受付「えと・・・」
「オルク・・・?」
「樫の木・・・ですか?」
妖精弓手「違うわ!」
「オルクボルグよ!」
「この冒険者ギルドにいると聞いたのだけれど」
『妖精の末裔』さーん、
人里に下りてくるなら言語は勉強してくらさい
????「ここは「のっぽ」の領域じゃい 耳長言葉が通じるわけがあるまいて」『のっぽ』(ヒューム)の街だってわかってんなら
鉱人道士「「かみきり丸」」
「と言えばわかるじゃろう」
ギルド受付「そういう方はちょっと」
鉱人道士「おらんのか!?」
ヒュームの言葉を覚えてこいと
妖精弓手と鉱人道士は仲間みたいね
妖精弓手「何よ 全然通じてないじゃない」弓使いじゃなくてブーメラン使いかな?
「やはり鉱人はダメねー」
鉱人道士「これだから森人は」需要がなくなることはないという意味もかかっているとは大した奴
「薄くて固くて狭いのう」
妖精弓手「?」
鉱人道士「金床に相応しい心の狭さじゃわい」
漫才をしに来たのかな?
蜥蜴僧侶「拙僧の連れが騒ぎを起こしてすまぬな」仲間がもう1人いたー
ギルド受付 上森人にほう、ベテラン3人組でしたか
森人と種族的に仲の悪い鉱人
それに滅多に見ない蜥蜴人の冒険者・・・
不思議なとり合わせの一党だこと・・・
しかも三人共銀等級の冒険者・・・
で、何しに来たんだってばよ
蜥蜴僧侶「生憎と拙僧も人族の言葉に明るいわけではないのだが」反応速過ぎぃ!
「その・・・」
「うむ」
「小鬼」
妖精弓手「!」
ゴブリンスレイヤー「ゴブリンと言ったか?」つまりこの3人は、ゴブリンスレイヤーに用がありました
「何処にいる」
ギルド受付「ゴブリンスレイヤーさん!!」
妖精弓手「・・・・・・は?」
神官「今・・・」
「帰ってきました・・・」
神官が1人で休憩していると、他の冒険者が
(ゴブリンスレイヤーのことを悪く言いつつ)勧誘してきましたが――
銀等級魔女「野暮はダメ」ファンクラブが出来てそうな人きたー
「よ」
ゴブリンスレイヤーならダメ出ししまくるに違いない
神官 すごい
戦闘時は防御効果のある魔法を使うんやろ(てきとう)
銀等級魔女「あたしも」神官はエロい(確信)
「ね」
「前に」
「変な依頼」
「請けたことあるの」
「彼から」
神官「え・・・」
銀等級魔女「変なコト」
「想像した」
「でしょ」
神官「い いえ・・・」
神官は頑張っていますが、やはりまだまだ新人な訳で
神官「今のままついていってもいいのかな・・・って」邪魔だったら帰れって言う方だと思うよ?
銀等級魔女「正解なんてないの」ベテランからのアドバイスでした
「難しい」
「から」
「せめて・・・「ごいっしょ」する」
「なら」
「きちんと自分で決めなさい」
「な」
さて、ゴブリンスレイヤーの方はどうなった
妖精弓手「あなた本当に銀等級なの?」新人と同じ見解とは・・・・・・
ゴブリンスレイヤー「ギルドは認めた」
妖精弓手「端的に言って信じられないわ」
「だって見るからに弱そうなんだもの」
そっちこそ銀等級か疑わしいですぞ
鉱人道士は『弱そう』な装備の機能性を即座に理解
鉱人道士「まったく弓しか使わんから見分が狭いんじゃよ」鉱人道士はわかってるな!
「耳長の」
「上森人といえど退屈に飽きて森を飛び出したばかりの若輩者ではなぁ」
妖精弓手m9(^Д^)プギャー
妖精弓手「私は二〇〇〇歳」歳の数しか誇れないのはちょっと・・・・・・
「あなたおいくつ?」
鉱人道士「百と七つ」
妖精弓手「あらあらあら」
「随分と老けていること!」
なんつーか、彼女には2000年の重みを全く感じないのよね
2000年の内1980年くらいは寝てたんじゃないの?
ゴブリンスレイヤー「それで俺になんの用だ」漫才を見せたいなら他を当たるべき
妖精弓手が今回の背景についてシリアスモードに入り
ゴブリンスレイヤー「知らん」
ゴブリンスレイヤー「そうか」
ゴブリンスレイヤー「他を当たれ」終了
「ゴブリン以外に用はない」
いやいや待て待て
どうやら彼女の話は世界の危機的な
ゴブリンスレイヤー「理解はできる」『世界の命運』?
妖精弓手「なら・・・!」
ゴブリンスレイヤー「だが世界が滅びる前にゴブリンは村を滅ぼす」
それどころじゃねーってばよぉ!
『悪魔』?『混沌』?
関係ないね
そういうことなら帰れ帰れ
蜥蜴僧侶「誤解しないでほしいが」よし、がんばろう!
「拙僧らは小鬼退治を依頼しに来たのだ」
ゴブリンスレイヤー「そうか」
「ならば請けよう」
妖精弓手 何コイツ・・・世界は広いのだm9(^Д^)
依頼の背景は、3人それぞれの種族+人族で魔神王に対抗する流れだったのに、
森人の土地でゴブリンが暴れだしちゃったと
ゴブリンスレイヤー「ゴブリン相手に軍は動かせない」連合軍として兵を出せば済むのにねー(´・ω・)(・ω・`)ネー
「いつものことか」
妖精弓手「森人だけで対処しようにも勝手に兵を出せば何かを企んでいると只人の王に難癖をつけられてしまうでしょう」
「だからこの件は冒険者に任されたの」
巣穴の場所は特定済み、数は・・・・・・『大規模としか』
ゴブリンスレイヤー「よし」そうだよ?
「すぐに出る」
妖精弓手「え」
ゴブリンスレイヤー「俺に払う報酬は好きに決めておけ」
妖精弓手「あいつ・・・」
「一人で行くつもり・・・?」
銀等級の槍使いがギルドにーきたー
銀等級槍使い「受付嬢さぁ~ん!」が、がんばれ!
ギルド受付「あ」
「ゴブリンスレイヤーさん!」
前回の依頼の報酬で今回の準備をするぞー
神官「あ あの!」えっ
「依頼ですよね!」
ゴブリンスレイヤー「ああ」
「ゴブリン退治だ」
神官「ならすぐに準備を・・・」
ゴブリンスレイヤー「俺一人で行く」
神官「せめて・・・!」『俺一人で行く』(つもりだがお前も来たいなら別に止めないがどうする)
「こう・・・」
「決める前に相談・・・」
「とか・・・」
ゴブリンスレイヤー「しているだろう」
さっきの3人と一緒に人族の言葉を勉強しよう(提案)
神官「一緒に行きます」ついていきます宣言きましたー
「放っておけませんからあなた」
鉱人道士「見応えのある若造じゃ」1人、2人・・・・・・
「退屈はするまいて」
蜥蜴僧侶「冒険者が依頼を出してついていかぬでは」
「拙僧も先祖に顔向けできませぬな」
妖精弓手「年長者に敬意を払うべきだと思わない?」3名様ごあんなーい
第6話野営して食事しながら雑談
妖精弓手「そういえばみんなどうして冒険者になったの?」
蜥蜴僧侶「!!」喜びすぎワロタ
「甘露!!」
ゴブリンスレイヤーは同時に道具の整備
ゴブリンスレイヤー「触るな」他人の荷物を漁ろうとするとはこれだから森育ちは
妖精弓手「ちょっと見ようとしただけよ!」
ゴブリンスレイヤー「見るな危ない」
妖精弓手「それって魔法の巻物でしょう?」
「そんなレア物私初めて見るわ」
蜥蜴僧「小鬼どもはどこから来るのだろう」そのうちファースト・ゴブリンが出て来る(てきとう)
色んな説というかお説教のネタがあったりなかったり
ゴブリンスレイヤー「少なくとも姉は何かを失敗したことはなかったはずだ」(´・ω・`)
なおゴブリンスレイヤー、酒に滅法強いとは言えない模様
妖精弓手「・・・・・・器用なやつ・・・」そっちだなうん
鉱人道士「いやいや」
「これは度を越した不器用じゃろ」
さて、一行は現場に到着しました
ゴブリンスレイヤー「夕方の今は連中にとっては「早朝」だ」さすが専門家
「余裕のある群れは「夜」も警戒が厳重だ」
「「早朝」なら見張りの集中力も切れる」
まずは妖精弓手が活躍!
蜥蜴僧侶「見事だがなんですかな今のは?」2000年のドヤァ
「魔法の類かね?」
妖精弓手「充分に熟達した技術は魔法と見分けがつかないものよ」
見張りを片付けてよーし突入だー
ゴブリンスレイヤー「奴らは臭いに敏感だ」つまりね
「特に女子供森人の臭いには」
妖精弓手「・・・・・・?」
「・・・!!」
神官「慣れますよ」(・o・)
そのうちいいことあるさ
神殿ぽい遺跡を進むぞー
途中に『鳴子』が仕掛けてあるとは、ちょっと賢いゴブリンがいるかな?
ゴブリンスレイヤー「やはり妙だな」シャーマンがいる時の目印が無い
「ここまでにトーテムが無かった」
でも賢い仕掛けがしてあったり、
見張りが「早朝」まで仕事してたり・・・・・・
鉱人道士「ゴブリン共を指揮する者がおると?」hmhm要警戒であると
ゴブリンスレイヤー「そう見るべきだ」
蜥蜴僧侶「小鬼殺し殿は以前にも大規模な巣穴を潰したと伺ったが」経験者の語る手段は――
「その時はどのように?」
ゴブリンスレイヤー「色々だがここでは使えん」状況に合せた最善手だから(震え声)
妖精弓手「・・・・・・」
分かれ道、鉱人道士の見るところ、左に進むと『ねぐら』
「早朝」だから起き出す前に強襲するチャンスかな?
しかし、ゴブリンスレイヤーは右を選択・・・・・・!
ゴブリンスレイヤー「行けばわかる」(。´・ω・)?
「手遅れになる」
右に進むと、扉の奥から『ひどい臭い』――
妖精弓手「何よココ・・・!?」予想済みでこっちぃ?
ゴブリンスレイヤー「ゴブリンの汚物溜めだ」
一体なんのた・・・・・・め・・・・・・
囚われの森人「ころして・・・」あー・・・・・・
蜥蜴僧侶「なんという・・・!!」
鉱人道士「息があるぞ!早よ助けんと!」
囚われの森人「ころしてよ・・・」ちょっ
ゴブリンスレイヤー「ああ」
「わかっている」
神官「え・・・?」
鉱人道士「かみきり丸!!」
神官「ゴブリンスレイヤーさん!!」ああっ!?
ゴブリンスレイヤー「俺はゴブリンを殺しに来ただけだ」うん、知ってる
2巻は9話までで、このエピソードは2巻でちゃんと終わる親切設計だよ