今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴブリンスレイヤー4 蝸牛くも 2017年1月31日 SBクリエイティブ

2019-01-04 08:33:29 | ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤー4
「ゴブリンよりは、よほど危険だ。だが魔神どもとは比べるべくもない」
 国王署名入りの依頼「悪魔の塔」の討伐に重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーの三人が挑む――。
「ね、ぶらぶらしよっか」
 ゴブリンスレイヤーのいない休日、牛飼娘は女神官と街を散策する――。
「見てなさい。私が世界の一つや二つ、救ってあげるから!」
 妖精弓手は冒険のない日、受付嬢の提案で、聖騎士を演じる――。
 種族を超えた共闘、これは彼と出会う前の三人の冒険――。
 辺境の街で紡がれる、十の物語。
 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第4弾!
裏表紙より
GORBGOBGGORGROOBGBB!!



1章 『新米戦士と見習聖女のお話』


 ――これ、冒険者の仕事かなぁ・・・・・・。
ぺーぺーだからしゃーない


受付嬢の助言通り下水道で鼠退治をする毎日
それすらも時に失敗しちゃうあたりやっぱりぺーぺーな訳で
しかも戦士なのに剣を失うおまけつき
誰か予備武器貸してたもれ
「吊り合わない、魔法の、武器て、あまり、良くない、もの、ね?」
 ――予備武器も魔法の武器なのか!
辺境最強は伊達に最強じゃなかった
ただ色々と格差がありすぎて貸すに貸せない模様


武器は無理だけど、魔女がちょっと便利な『魔法の道具』をくれました
「じゃ、私たちは、冒険だから」
「おう。死ぬなよ、坊主ども」
ベテラン冒険者△


金もないしコネもないのでギルドの受付嬢に相談
「やっぱり、冒険のことは冒険者さんに聞くのが一番じゃないでしょうかね」
正論
ちょうど銀等級のベテラン戦士がそこにいるぞ
見た目安っぽい装備であろうと銀等級ですぞ・・・・・・・ですぞ?


踏み出さなくちゃ始まらない
「投げる。刺す。折れる。毀れる。正しく切ればともかく、一本の剣では五匹と切れん」
アリアハン王はそこまで考えていたんだよ本当だよ


諸々準備良し!
下水道リベンジ!
失くした剣も探さないとなー
あーあ、いっそ相手がゴブリンなら他の装備も持ってるかもなのになー
「ゴブリンの群れが街の下にいたら洒落にならないじゃない!」
「ホントな」
そうだな


新装備もいい感じだし今回は順調ですなぁ
 「きゃっ!? ちょ、何を・・・・・・!」
「馬鹿、見ろ!」
うわあああああ





5章 『彼がいない日のお話』


「お前だって、年頃だろう。いくつだか自分で言ってみろ」
「えと、うん、十八」と彼女はこくこく頷いた。「・・・・・・もうすぐ、十九だけど」
「なら、朝から晩までずっと働き詰めでいることもあるまい」
遊び放題はそりゃ心配だけど『働き詰め』もまた心配
親的には難しいところでありんす


そんな訳で、今日の牛飼娘はお仕事お休みです
 ――今にしえ思えば、ねぇ。
 よくもまあ、あの頃の自分が、ふらふらと歩いていた彼に声をかけられたものだ。
君は外伝1巻を本屋で探してもいいしネットで注文してもいい


街に出たものの手持無沙汰でいると、偶然お休みだった女神官と遭遇
2人でぶらぶらすることになりました
 金物は魔法を妨げる――という言い伝えがどこまで本当なのか、牛飼娘は知らない。
古来お決まりの設定だけど、
そんなら金属鎧は魔法のダメージを革鎧より軽減するべき
でもAAあたりだとむしろ素通し(プレートメイルは魔法防御0)っていう


鎧の話題からの流れで、2人は武具屋に行ってみました
「・・・・・・需要がそれなりにあるから置いてるんですよ」
まほうのビキニの類は上に服を着ればいいよね


鎧以外に兜もあるよ
「お、見慣れた奴だ」
後衛も工事用タイプのヘルメットをするべきだと思うの


酒場に行ったら監督官、受付嬢、妖精弓手が何かで遊んでました
「全部やらなきゃいけない冒険者ギルドの采配が試されるわけよ」
「依頼は遂行する」
「伝説の装備も集める」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「勇者」のつらいところだな
覚悟はいいか?妖精弓手はできてる


 ――どう思ってるんだろうね、彼は。
ソレが本題じゃないから結論は出さないやろなぁ(白目)






6章 『悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話』


 故に神々へは届かない。
安定のモブ死(死因・モブなのに登場したこと)


王様は今日も忙しい
「迷宮に挑む一人の君主であった時の方が、よほど楽だったように思う」
伝説の英雄の死因がデスクワークでの過労死、あると思います


辺境の街の近くに『悪魔の塔』(仮)ができたよー
国から探索依頼が出たので、受付嬢は銀等級の重戦士にふってみましたが、
運悪く重戦士の相方の聖騎士が体調不良でお休み中
それも踏まえた上で重戦士の見立てでは――
「三人ですか・・・・・・」
「最低人数だ。できれば魔術師と神官職、前衛に俺を含めて三人で、六人は欲しいが・・・・・・」
もちろん『銀等級の』が頭につきます


頭を抱えるのは受付嬢
 ――そうそう都合の良い人はいないんですよね。
そんなご時世に銀等級4人(+黒曜1人)のパーティーがあるらしい


いくらなんでも重戦士1人じゃなー困った困った
「ここにいますよぉーッ!!」
辺境最強きたこれでかつる


槍使いは呪文も使えるそうですさすが辺境最強だな
でもまだ2人、それに斥候の技能が足りない
銀等級でそういうこともできる前衛なんてそうそう都合よく
「うん、一人いますね!」
いるのだなこれが


『悪魔の塔』の探索がんばろー
 剣である。
これは草不可避


と思いきや死闘の幕があけ
「・・・・・・」
「・・・・・・」
短編だったから・・・・・・




8章 『妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話』

「ンん・・・・・・ッ」
 だいぶ昇った日差しが角度を変えて窓を破り、妖精弓手の瞼へと突き刺さった。
ありがとうござ・・・・・・カゼひくなよー





9章 『三人の数ヶ月くらい前のお話』


 ――話半分に思っとった方が良いかもしらんな。
 得てして吟遊詩人の歌とはそういうものだ。
『半分』なんてもんじゃないんだよなぁ


「部隊というのはつまり鏃、矢柄、矢羽、弓、射手が揃わねばなりませんでな」
ヒーロー戦隊が5人組なことと完全に一致(?)






なお全10章買えって事だよ言わせんな

ゴブリンスレイヤー3 蝸牛くも 2016年9月30日 SBクリエイティブ

2019-01-03 09:05:54 | ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤー3
「ところで、ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか――予定、空いてますか?」
「・・・・・・ゴブリン」
「あ、ゴブリン以外です」
 秋、辺境の街は収穫祭を間近に控えていた。そんな中、神殿の仕事で忙しそうな女神官、ある出来事で拗ねる妖精弓手、祭の準備に参加する鉱人道士、蜥蜴僧侶と、それぞれの日常を過ごす冒険者たち。そしてゴブリンスレイヤーもまた‶日常〟を過ごしていたのだが・・・・・・。依頼の減るゴブリン退治、現れる三人の来訪者、祭の裏で暗躍する計画とは!?
「素人め、教育してやる」
 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第3弾!
裏表紙より
GOORBGOBGGOGOB!!



1章 『秋に満ちる月』


「だが、どうにも気に入らん」
「と言いますと・・・・・・」
「装備が整っている」
ゴブリンにしてはちょっと上等?
どうせ描写すらされないモブ冒険者がやらかしたんでしょ(楽観)


なんにせよ――
 ゴブリンスレイヤーが好むのは『夜明け』だが、『真夜中』の有効性は認めている。
 でなくば、なんのための戦術か。
やることは変わらないんだけどね!


今日はゴブリンスレイヤーと女神官だけみたいですね
 ――い、今、ほめてくれましたよね!?
女神官は褒められて伸びる子


いつもの面子の残り3人は酒場にいました
「そうか。そうか? そうだ。そうだな、ゴブリンゴブリンしか言わないし!」
そうだな


他のベテラン冒険者や受付嬢と依頼完了の打ち上げであります
「とまれ小鬼殺し殿には神官殿がついたとなれば・・・・・・まあ、焦る者もおりますかな?」
「ライバル、多いもの、ねぇ」
・イケメン
・若い
・銀等級=確かな実力と社会的な信用
・イケメン(大事なことなので
・飲まない打たない買わない
・でも金が無い訳ではない
・他人が避ける仕事を自ら引き受ける
・総じてイケメン


どうなんですかね『焦る者』として数えられている人的には
「ここはじっくり、隙を窺って行きたいかな、と」
「それで、五年・・・・・・でしょ?」
間に合わなくなってもしらんぞー


言ってたら奴さんが戻ってきたですぞ
簡単な報告を済ませてまた明日かな?
「ところで、ゴブリンスレイヤーさん」
「なんだ」
「ほら、えと、明後日、収穫祭が、あるじゃないですか」
(´・∀・`)ヘー


でっていう
「――――予定、空いてますか?」
 ざわり、と。空気が変わった。
酒場全体に電撃走る


5年の雌伏を経て
「よ、良ければ、い、一緒に見て回ってもらえません?」
言った!


ゴブリンスレイヤーは受付嬢のお誘いを受けました!
なんだおまえまともな人間だったんだな安心し
「お前らはどうする?」
 その言葉に頭を抱えたのは、受付嬢ではなかった。
ぶんなぐろうぜ
蜥蜴僧侶と鉱人道士フォローgj


牧場へ帰る途中、ゴブリンスレイヤーは牛飼娘と合流しました
「うぇっ!!?」
この反応は仕方ないな


収穫祭の日、ゴブリンスレイヤーは午後にお出かけします
「じゃあ、さ。・・・・・・午前、あたしにちょうだいって言っても、良いかな?」
予想外の事態でもすぐ立て直し次善の手を放つとはこやつできる
なおゴブリンスレイヤーはこちらのお誘いも受けました!
イケメンは全てを許されるのだGORBGOBGGGOOGBBBB!!!!




間章 「意外と面倒くさかった女の人のお話」


 ほら、拗ねないで。
面倒くさくない女の人なんてこの世にいるの?





2章 『前夜祭』


「お前にそんな気がないのは知ってるが・・・・・・。弄ぶような事は、するなよ」
牧場主殿は今日もお疲れです
全部ゴブリンが悪いんや


収穫祭は明日、今日は平常運転であります
ゴブリンスレイヤーが諸々の買い出しに武具店へ向かうと、
ある鎧の前で銀等級の女騎士が悩んでいました
「こういう格好をすれば・・・・・・奴の気を引けると、思うか?」
「俺にそういう事を聞く時点で、正気を疑われるだろう」
貴女疲れてるのよ


しかしゴブリンスレイヤー
「そもそも奇襲を狙うならば、手を変えるべきだ」
まさかのファインプレーでしたとさ


さてお買い物
 この小鬼を執拗に狩りたてる若者が好む装備とは、伝説の剣よりこういった類だ。
客の好みがわからんようじゃ二流


武具店の次は冒険者ギルドへ
珍しくゴブリン退治は無い模様
 ――つまりゴブリンどもは、息を潜めているという事だ。
今この近隣にはいないという可能性は無いんだなぁ
だってメインMobだもの


その後はギルドの裏手に行って、とある作業
そのうち側で蜥蜴僧侶と鉱人道士が別の作業を始め、
それを見た他の冒険者も集まり――
「ふむ」
平和が1番やね


時間が過ぎるのは早いもので暗くなりました
飯も食わずに作業を続けていたとは
「お腹空いてる時に、ゴブリンが来たらどうするの? 戦える?」
「・・・・・・む」
妖精弓手はゴブリンスレイヤーの操縦が上手くなったようです


飯食ったあともまだやることがあるらしいゴブリンスレイヤー
外で必要な作業をしていたら『亡者』と間違われて剣を向けられました
「思い込み激しいんだからさ。ボクは止めたよ」
「けれど、怪しかったのは事実」
剣を向けた奴、止めた奴、事実(キリッ)の3人組
怪しいと思ったら剣を向けていいとかどこの脳筋ですかと
彼はどっからどう見ても銀等級の戦士ですよ・・・・・・・ですよ?


ゴブリンスレイヤーは大人なので許しますよ
 十中八九、他から祭り目当てにきた冒険者であろう。
 そしてゴブリンではない。それで十分だ。
この世には2種類の存在がいる
ゴブリンと『ゴブリンではない』者だ



楽しいお出かけ(午前編・午後篇)といつものは買って読めGOB
間章 「神さまが新しいお話をつくった時のお話」


 問題は《真実》の神さまでした。
ま た お ま え か
ちょっとチェーンソーもってこい

ゴブリンスレイヤー2 蝸牛くも 2016年5月31日 SBクリエイティブ

2019-01-02 09:32:33 | ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤー2
「どうか、わたくしどもの街を救っては頂けないでしょうか」
「救えるかどうかは、わからん。だが、ゴブリンどもは殺そう」
 ある日、ゴブリンスレイヤー指名の依頼書が冒険者ギルドに届いた。
 差出人は水の街――辺境一栄える至高神の都の大司教だった。大司教はかつて魔神王を打倒した金等級の一人として、剣の乙女と呼ばれる英雄でもあった。彼女いわく、水の街の中に何故か小鬼が出るという。
 ゴブリンスレイヤーは妖精弓手、女神官、蜥蜴僧侶、鉱人道士とともに水の街の地下迷宮に挑む!
「この小鬼禍は、人為的なものだ」
 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第2弾!
裏表紙より
GOBGGBGORBGOB!!




1章 『冒険と日常と』


「そう小言が多いんでは夫の成り手がおらんの。二〇〇〇歳の行かず後家ときた」
アニメ見た人らの感想が「『二〇〇〇歳』?」ばっかで一安心
盛過ぎなんだよなどうせなら『金床』の方をm


今日はゴブリンスレイヤーと愉快な仲間たちの5人で冒険にきますた
「ゴブリンがいるかもしれん」
「それしか頭にないの!?」
 げんなりと妖精弓手がボヤく。
「他にあるのか?」
ですよねー


ゴイスーな冒険して『立身出世』したい的な野心は無いのん?
「功績を上げて金等級になり、より広範囲の冒険者に働きかけるのも、手ではある」
「じゃ、なんでやらんのだ?」と鉱人道士。
「その間もゴブリンは村を襲うからな」
ゴブリンスレイヤーがゴブリン狩りをやめたら、
この辺境一帯はゴブリン祭りで破滅不可避ですし


妖精弓手が気をつかった甲斐もあり(?)、
遺跡にはゴブリンがいました
「・・・・・・こんなの、私の知ってる冒険じゃない」
「違うのか」
「違うわよ」
森を出た目的に合致するんじゃないかな(目逸らし)


冒険(?)終わったから帰るお
 やりにくい、と。牧場主は思う。
 彼が何も気にかけない男であれば、牧場主とて気を使う必要はなかったのだ。
作中1番モヤモヤしている人である


ゴブリンスレイヤーは冒険者ギルドに呼び出されました
今日はどんなゴブリンかな
「いえ、ゴブリン退治じゃありませ――あ、だからって帰らないでください!」
はえーよwww


他の冒険者の『昇級審査』で、『立会人』をしてほしいそうです
ギルドの人間の他に、対象者より等級が上の冒険者が同席しないとなんやね
 ギルドの内部に宿や酒場があるのは、単に下位冒険者を支援するためだけではない。
 金の流れは、どんな時だって嘘を吐かないものだ。
冒険者ギルドは全てまるっとお見通しだってばよ


アホ1人降格&事実上の追放ケテーイ
逆ギレし始めた圃人斥候でしたが――
「『たかが』って、馬鹿じゃないですか? 信用はお金じゃ取り戻せないんですよ?」
 信用、信頼を裏切るような人に、冒険者としての資格はない。
受付嬢△


ゴブリンスレイヤーから同情を買おうとするも、そちらもバッサリ
追い詰められて暴力で解決という考えがよぎるも、
やはりゴブリンスレイヤー=銀等級戦士を倒すのは不可能という結論に
「・・・・・・覚えてろッ」
忘れられればコッソリ活動という線もあったのにどこまでもアホ


受付嬢の様子をギルドの同僚はニヨニヨ見ています
 冒険の後で、爽やかに食事に誘ってくる彼?
 それではまったく、らしくもない。
 さりとて自分から誘う勇気はまだない。もうちょっとこう、なにか、きっかけがあれば。
なお初めて会ってから5年経過している模様

ちなみに予定外のお仕事の後は、もちろん本命のお仕事だよ



間章 「神さまと神さまがもりあがるお話」


 なにせ《真実》ときたらもう、それはひどいことをするのです。
わかるはずだ、こういう奴は生かしておいちゃいけないって!
わかるはずだ!みんな、みんなには分かるはずだ!





2章 『水の街の小鬼殺し』


 指導者譲りの強引な話題変換。
よき師弟ですね!


5人は水の都に到着
依頼人は先の大戦における英雄の1人だそうな
 ――だって、剣の乙女様ですよ!?
女神官テンパりまくりんぐ


あの有名で高名でおっぱいな大司教様を前にしたら如何な奴でも
「で、ゴブリンはどこだ」
平常運転


地下水道にゴブリンが住みついた模様
都にいる冒険者に依頼を出したのですが――
 ――帰ってこなかったのだ。
都だろうと対象がゴブリンだから新人派遣なんでしょう


で、困った困ったなところで彼の存在を知りご指名と
・・・・・・都なんだし、軍隊出動でよくね?
「それは――・・・・・・」
「ゴブリンごときに、兵隊を動かす必要はない、と言われたか?」
『ごとき』だもんな(楽に討伐できるとは言っていない)
まぁともかくゴブリンスレイヤー出陣だから問題解決よ




間章 「その頃の二人のお話」


 そういう事になった。
ついに動くぞよ




3章 『偶発的遭遇』


 ――――水の街の地下は、もはや完全にゴブリンの巣窟と化していた。
『ごとき』とか言ってるからこのザマだよ!


何度目の戦闘なんだかやれやれ
「あれはゴブリンではないようだ」
「見ればわかるわよ!」
ゴブリン以外の怪物までいるしこのザマってレベルじゃねーぞこれ


どうにか切り抜けたものの、どうにも不自然な点が多すぎる
「この小鬼禍は、人為的なものだ」
なんだってー




4章 『冒険と冒険の合間』


「だいたいの人は、わたくしが教えると『ごめんなさい』って言うのに」
(´・ω・`)


 この美しい街の下水に、ネズミなどいるわけがないではないか――・・・・・・。
おう、そうだな


 彼女の薄い胸のうちは、あっという間に好奇心でいっぱいになり、
「ねぇ、なに買うの?」
『薄い』とはなんだ『薄い』とは、立派な金床であろうが


休息と補給を済ませて、彼らは再び地下へ――



5章 『死へ進め』


「これはいかぬ! 術師殿、三方回収して引き上げねば、全滅は必至かと!」
「つうたかて、ん、なろっ! おら、引っ込め、小鬼ばら! わらわらと、えぇいっ!!」
 蜥蜴僧侶、鉱人道士は奮闘を続けているが、それもいずれ終わる事だろう。
「GOROROB!」
「GORRB! GORB! GOOB!」
うわああああああああ



なお、およそ半分の模様

ゴブリンスレイヤー 蝸牛くも 2016年2月29日 SBクリエイティブ

2019-01-01 10:02:35 | ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤー
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
 その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在がいるという・・・・・・。
 冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
 彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人の少女が依頼に現れた――。
 圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー、開幕!
裏表紙より
GOBGOBGRGBGOB!!



1章 『ある冒険者たちの結末』


「・・・・・・ッ、あの、あなたは・・・・・・?」
 少女が、恐怖と痛みを堪えながら誰何の声をあげる。
 果たして、男は、答えた。
「小鬼を殺す者」
ルビはわかるかなー?


遡ること数時間――
少女もとい女神官は、冒険者ギルドにいました
「でも、こんな簡単になれてしまうんですね。冒険者って・・・・・・」
「まあ、なるだけなら、ですけれど」
名前や年齢などさらっと書いた『冒険者記録用紙』1枚提出でおしまい


ギルドの受付嬢的には、初心者向きの依頼は『下水道やドブさらい』だそうです
「巨大鼠狩りも、立派な怪物退治で、社会貢献ですよ」
 新人が行けるとなると後はゴブリン退治でしょうし。
 そう呟く受付嬢の表情には、やはり、何とも言えないような雰囲気が漂っている。
(´・∀・`)ヘー


無事冒険者になった女神官がこれからどうするか考えていると、
同じく新人らしい3人組に声をかけられました
「急ぎ、と言いますと・・・・・・?」
「ゴブリン退治さ!」
とある村から女の子がさらわれたであります
助けるであります


ゴブリンとは!
 ゴブリン――それは数ばかりが取り柄の、最も弱いとされる怪物だ。
力も頭も人間の子供並の雑魚どもである!


受付嬢さん、この依頼我々が引き受けるですぞー
「もう少ししたら、たぶん、他の冒険者の方が来ると思いますが・・・・・・」
「ゴブリンなんて、四人で十分でしょう?」
『最も弱い』連中だからな!な!


で――
 なるほど、確かにゴブリンは弱かった。
ゴブリンは『最も弱い』だろ常識的に考えて・・・・・・


そう常識は正しいから常識なのであって
 それだけの・・・・・・よくある話、なのだ。これは。
『最も弱いとされる』(討伐が簡単とは言っていない)


ざんねん!女神官の ぼうけんは これで
「まず一つ」
冒頭に繋がるのでした


その男、ゴブリンスレイヤー
ギルドで10段階ある等級の、上から3番目にあたる銀等級の冒険者であります
「いいか。奴らは馬鹿だが、間抜けじゃない」
Lesson1


なんかこの人暗いところでも平気で投擲当ててるんですけど
「練習をした。奴らの喉の高さを狙って」
「練習って、どれくらい・・・・・・?」
「沢山だ」
なら仕方ない


55
「奴らはすぐ増える。もう少し遅ければ五十匹ばかりに増えて、襲ってきただろう」
にも関わらず基本新人任せという投げやりな対応
ゴブリンスレイヤーがいなけりゃこの辺境滅んでるんじゃね?

そんな『よくある話』でしたとさ




間章 「神さま」


 がっくりとうなだれて落ちこむ《幻想》を、けらけらと指さして笑う神さまもいました。
 その神さまは《真実》です。だから言ったのにと、手を叩いて大喜びしています。
『《真実》』の野郎はマミンゴされてしまうべき




2章 『牛飼娘の一日』



「おはよ! 相変わらず早起きだね」
このシーンの挿絵ちょっとおかしいよね立ち絵よろしく
なおゴブリンスレイヤーの住居は幼馴染の牛飼娘とその伯父が暮らす牧場
同居ではなく馬小屋を(牧場主の方が若干引き気味の額で)借りている模様


牛飼娘は食料の配達、ゴブリンスレイヤーは依頼を受けにギルドへ
「・・・・・・げっ、ゴブリンスレイヤー!」
他のベテラン冒険者からはこういう反応をされるらしい


今日の依頼を張り出す時間よー
「ゴブリン退治ね。良いじゃない、いかにも新人向けって感じで」
「あ、いいな。俺らもゴブリン・・・・・・」
「ダメよ、受付さんが言ってたじゃない。あたしたちは、まず下水道から!」
忠告を素直に聞くのが将来有望な新人
話を聞かない奴?第1章を読めばいいんじゃないかな


おや?
近頃ゴブリンスレイヤーは、先日の女神官と一緒に行動しているようです
「手をかえ、品をかえろ。同じ戦術を連続で使うな。死ぬぞ」
等級の査定には人格も含まれるからね


人がはけたから依頼を受けるですぞー
「ゴブリンだ」
「はい! 今日はちょっと少ないですけど、三件依頼がありますね」
毎日依頼があって三件が『ちょっと少ない』だって?


「ゴブリン退治をきちんと引き受けてくれる熟練の方って、あなたしかいないんですよぉ」
引き受けた新人が返り討ちになるのはデフォな模様
そのゴブリンスレイヤーも1人で全部は処理できない訳で・・・・・・
つまりこの辺境周辺の人間は遠からず滅びる


ゴブリンスレイヤーと女神官は依頼のあった巣へ
牛飼娘は牧場に帰りました
「幼馴染というのはわかるが、昔はどうであれ――・・・・・・」
 伯父は言った。
「今のあれは、たがが外れちまってる」
同業者からも一般人からも・・・・・・(´・ω・`)




3章 『受付嬢の思索』



「たすけてけろぉっ! たすけてけろぉっ! おらの村さにコオニがでたんよぉっ!」
たすけてけろぉっ!
(茶化しようがなく真剣、役人仕事しろけろ)



報酬もちゃんともってきたけろよぉっ!
 依頼仲介の際に差し引く手数料なんかを考えると、赤字かもしれない。
 だがしかし、土にまみれ、錆びて、新旧入り混じったその貨幣の山の意味。
 それを理解できない者は、ギルドの受付になど立てないだろう。
天使!女神!ちっひ!


そんな彼女の胃痛を軽減しているのがあの男
 ただ単に強いだけの冒険者と、誰もやりたがらない仕事を率先して引き受けてくれる人。
 ――対応が違うのは、当たり前じゃないですか。
 だから、これは私情ではない。決して。おそらく。
『辺境最強』も仕事自体はちゃんとやってるから・・・・・・
ただ『辺境最優』>∞>『辺境最強』なだけで




4章 『山砦炎上』


 冷徹に真実を告げるとすれば、彼女たちは、ひとえに運が悪かった。
“事故”る奴は・・・・
“不運(ハードラック)”と”踊(ダンス)”っちまったんだよ・・・
あと強いて言えばモブキャラの分際でゴブリン(メインMob)に絡んだことかナ


という訳で彼のお時間です
「想像力は武器だ」
 そう呟くゴブリンスレイヤーは、油断なく矢を番える。
「それがない奴から死ぬ」
Lessonいくつかしら


とある都で吟遊詩人が英雄譚を披露していました
 偶然耳にした噂を元に爪弾いた英雄譚は、それなりに好評なようで、何よりだった。
美化200%と思いきや事実なんだよなぁ(ただし変人)


それに興味を持った――
「・・・・・・オルク、ボルグ」
『森人』がおりましたとさ・・・・・・
ここまででマンガ版の1巻
小説1巻の内容はマンガ版の3巻まで
つまりセットで買えばよろしい(飛躍)

ゴブリンスレイヤー② 原作/蝸牛くも 作画/黒瀬浩介 キャラクター原案/神奈月昇 2017年2月25日 スクウェア・エニックス(2回目)

2017-12-03 07:13:15 | ゴブリンスレイヤー
キュッ キュッ
武器の手入れを怠る者は死ぬ→1回目


○ここまでのあらすじ
今回はパーティーを組んでゴブリンを殺しに来ました



第7話

蜥蜴僧侶父祖より授かった奇跡
 「《竜牙兵》である
手駒を増やす系の呪文のカッコよさ
術者に負担ありでいいから、時間制限の無い召喚が使えるゲーム無いかなー
10分も持たない程度だと戦闘中の撤退を気にしないとでメンドクサイ
テイマーは違うんだ、サモナーがやりたいんだ


妖精弓手「なんなのよもぉ・・・・・・」
 「こんなの・・・」
 「わけわかんない・・・」
銀等級なのにゴブリンの生態をわかってなかった・・・・・・?
いや、現実に目の当たりにしたのが初めてということか・・・・・・


回収した背嚢からこの神殿の地図ゲトー
ゴブリンスレイヤーは妖精弓手に背嚢を投げ渡し――
ゴブリンスレイヤー「行くぞ」
神官「・・・・・・!」
 「ちょっと・・・そんな言い方は・・・」
妖精弓手「いいの」
 「行かないといけないものね」
しかし銀等級


分かれ道の逆側を進み、地図にある回廊(=ねぐら)に入る前に休憩
誰も負傷しないで進めているものの、妖精弓手は精神的なダメージが
ゴブリンスレイヤー「誤魔化す必要はない」
 「行けるなら来い無理なら戻れそれだけだ」
神官 ――もう・・・っこの人は・・・っ
だが待ってほしい
回りくどい言い方よりよっぽどいいのではないだろうか


妖精弓手戻る・・・
 なんて
 そんなこと!
 できるわけないでしょう!
 「森人があんなことされて・・・!

 「近くには・・・私の故郷だって・・・・・・・・・!
ゴブリンを皆殺しにしよう(決意)


ちなみに鉱人道士によると、ゴブリンスレイヤーの淡々とした態度は、
『半ばイカれっちまうくらいの腕っこきの職人』風だそうです
『半ば』っつーかまぁうん
鉱人道士「落ち着け耳長の 敵地で騒ぐもんじゃあないわい」
 「小鬼どもは鉱人にとっても不倶戴天の敵」
 「同胞を弄んだ報いを必ず受けさせてやろうぞ」
キャー鉱人道士サーン
うん、やっぱり妖精弓手の2000歳は森杉(森人だけに)


妖精弓手「鉱人に励まされるなんて癪だけど・・・」
 「正しい意見だわ」
 「ごめんなさい」
他者の正しさを認めるのは他者の過ちを認めるより難しいのじゃ(ダブルドー並感)


回廊上層に到着。
下層がやはりねぐらで、ゴブリンの数は50以上・・・・・・50以上!?
ゴブリンスレイヤー「問題にもならん」

妖精弓手「えっ」
えっ


いやいやまだ寝てるけど突撃したらすぐ起きるでしょこれ無理無理
蜥蜴僧侶「小鬼殺し殿何か良い策が?」
ゴブリンスレイヤー「ある」
妖精弓手「火攻めでもするの?」
ゴブリンスレイヤー「火よりも確実な方法だ
ほう・・・・・・


それは今のパーティーだからこそ出来た策
ゴブリンスレイヤー「奴らは全員眠りにつき音も出ず騒がれることもない」
その時点の手札で最も効率の良い方法を常に考えてますなこれは


妖精弓手 あいつ・・・
 一人でこんなことをやり続けていたの・・・?
イエス


ねぐらの掃討完了
この神殿、まだ先があるようですな・・・・・・

妖精弓手!?
 「なに!?
鉱人道士「いかん!何か来るぞ!!
 下がるんじゃ!
何事か!?


あっ、ここには『ゴブリン共を指揮する者』がいるはずって話して
????「貴様ら・・・ここを我らが砦と知っての狼藉とみた
蜥蜴僧侶「・・・・・・・・・!!なんと・・・!」
妖精弓手「なんてこと・・・」
 「こいつがここの親玉ってわけ・・・?」
 オーガ・・・ッ!!
ゴブリン討伐って言ってたじゃないですかヤダー





第8話

遭遇した冒険者は口々にその恐ろしさとその名を語る
妖精弓手オーガ・・・!!
熟練の騎士をぶっ潰す腕力と熟練の魔術師を上回る術、
それらを併せ持つ恐るべき怪物『オーガ』(人喰い鬼)・・・・・・!


やばいやばいどうしようどうすればいいん
ゴブリンスレイヤー「なんだ」
 「ゴブリンではないのか」
て、おい


妖精弓手「オーガよ!知らないの!?
ゴブリンスレイヤー「知らん」
 「上位種がいるのはわかりきっていたが」
『わかりきっていたが』(ゴブリン以外の変なのだとは思わなかった)
これは本当に知らないですなゴブリン以外のその他共には興味無くて


ゴブリンスレイヤーの発言にオーガは激おこ
オーガ魔神将より軍を預かるこの我を
 侮っているのかぁ!!


ゴブリンスレイヤー「貴様も魔神将とやらも知らん」
挑発SL10(天然)
・・・・・・任された『軍』がゴブリンて立ち位置お察しじゃない?(ボソッ)


でもオーガは間違いなくオーガなのでした
鉱人道士火球・・・!!
 だが・・・こいつはちょいとでかすぎるぞい!!
あわわわわわわ


神官の『聖壁』(プロテクション)で防ぐんだぁーっ!
オーガ脆弱な人間の奇跡とやらで
 我が術が止められると思うか!!
ダメか・・・・・・!


ゴブリンスレイヤーと愉快な仲間たち~おしまい~
神官 もっと深く・・・強い・・・
 祈りを・・・・・・
 「いと慈悲深き地母神よ・・・」
 もっと深く強く
 《聖壁》







ゴブリンスレイヤー「助かった」
地母神よくやったほめてつかわす
神官GJ!!!!!!


よーし、神官は後方待機、
他の4人+竜牙兵で反撃だ!
いくら強くても4人と1体からの攻撃は避けきれまい!

蜥蜴僧侶 今だ
 小鬼殺し殿!!
ゴブリンスレイヤーの疾風の如き一撃がオーガをとらえ



あっ





神官ゴブリンスレイヤーさん!!
ちょっ・・・・・・


ま、まだ死んでないよ!
ゴブリンスレイヤー 身体は・・・まあ動くが
 剣を握るにはもう少しかかるか
どのみち拾った剣じゃ全く通じないぞこれぇ!
 

逃げるんだよぉぉぉぉ
ゴブリンスレイヤー「・・・俺の雑嚢はどこだ」
神官「こっちにありました!
ゴブリンスレイヤー「すまん」
 「よし・・・」
 「やるぞ」
・・・・・・は?


だから逃げるんだって!
5人全員でESCAPE選べば誰か1人成功するやろ!?
そんで1人成功したら全員逃げられるやろ!(世界樹的発想)
神官あの・・・
 「無茶は・・・
ゴブリンスレイヤー「無茶をして勝てるならするが」
 「それで上手くいくなら・・・」
 「苦労はしない」
窮地に根性論なんて役に立ちませんよマンガじゃないんですから・・・・・・


手傷を負ってもすぐ治るオーガ
さっき火球を防いだ神官は疲労困憊だし、もう1発撃ったらおしまいっスね
オーガ「《ヤクダ》」
舐めたこと言ってくれた野郎に思いっきりぶちかましてゲームセットやで


うわーもーだめだー
ゴブリンスレイヤー「馬鹿め」
・・・・・・?

あっ、ツェリードニヒ思い出した来週月曜は頑張らなくちゃ





第9話

妖精弓手「・・・・・・うん」
 「やっぱり私小鬼殺しのこと嫌いだわ」
そっすか・・・・・・



親切設計だから順番に買えれば1巻ずつ買ってもいいし3巻まとめ買いしてもいい
4巻以降はどうじゃろな