今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

HUNTER×HUNTER 30返答 冨樫義博 2012年4月9日 集英社(2回目)

2017-04-22 10:21:49 | HUNTER×HUNTER
さーてさてさて→1回目





№316◆本名

モラウ「万全を期した上で完璧な報告をするのは確かにプロさ」
 「でもそれは空調完備の部屋で椅子に座ってる奴のプロ意識だ」
 「オレ達現場は信じた仲間が任せろと言ったら任せるのさ」
なんだただのイケメンか
・・・・・・まーその、それでなんかありゃ困るのは困るんだけどネ


モラウの電話の相手はビーンズでした。




ビーンズ 会長・・・・・・お疲れ様でした
 ゆっくりお休みになって下さい
ゆっくりお休みしてね(´;ω;`)ブワッ
20年以上ネテロの下で働いてたんだよなぁ・・・・・・。


モラウはビーンズの次にコルトに連絡。
キメラアントたちは、
NGL及び東ゴルトーの件とは『全く無関係』扱いで、
あくまでも『新種の魔獣』という話になるらしいよ。
コルト「いや・・・実は・・・」
コルトの側に何かあったらしい?


医師「生命維持装置をはずせない状況が続く限り」
 「専門機関への搬送も私はお勧めしません」
 「何しろ・・・見た事も聞いた事もない・・・」
 12歳の少年が一夜で・・・あんな無惨な・・・
ゴン、重傷とか重体とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ


ノヴ「専門機関をこちらへ移動させる」
医師「!?」
ノヴ「彼は英雄でそれだけの働きをした費用は全て私がもつ」
 「必要とあればこの病院ごと作り変える事になる」
 「とにかく絶対に」
 「ゴンは死なせない!!」
なんだただのイケメンか
金があるのと無いのとどっちがいいかって言えば、
やっぱりある方だよね。
持ち物がブランドブランドってことじゃなくてさ。


キルアはゴンの病室の前で(´・ω・`)ショボーン
キルア わかってる・・・
 カイトはお前の恩人で
 オレは関係ない・・・

 でも・・・
 それでも
 いっしょに倒そうって
 言ってほしかった・・・
キルアをないがしろにするつもりはないんだよ、
色々なことにブチギレモードだったんだから・・・・・・
そういう状況で友人への配慮も完璧だったら、
良い事だけど悪い意味で人間離れしてて何かイヤだ。


落ち込みモードは終わりにするよ?
キルア 謝れよ・・・?
 オレが
 お前を必ず元気にしてやっから
 絶対!!!
 謝らせっからな!!!!
君がっ謝るまで治すのをやめないッ!


キルア ゴンを助けるのは
 オレだ!!
何か手があるらしい?


コルト「名前が違うって言うんだ」
モラウ「じゃ・・・一体・・・」
レイナ(?)「あたちはレイナじゃないもん!!
 あたちの名前は
 カイトです!!
は・・・・・・?






パーム「・・・・・・・・・」
 「終わったわ」
作戦
終了





№317◆返答

コムギ「いや~~~ものすごく久すぶりな気がするす!!」
 「夢で打つのとやっぱり本物は違いますねや~~~~」
メルエム「うむ」
はははきのせいだよー
そして穏やかに同意してるメルエムさまかわいい


メルエム「余の名はメルエムだ」
改めまして自己紹介。


からのー
メルエム「軍儀で余が勝ったら」
 「お主は余を様抜きで呼べ」
呼び捨てを御所望です。


さあ、打とうか。
メルエム これは
 狐狐狸固
えっそれダメな作戦のやつじゃ


メルエム「コムギ・・・」
 「余を愚弄するか・・・?」
コムギ「いいえ」
メルエム「心して答えよ」
 「戯言にはつきあわぬぞ」
激おこ


コムギ「ワダす軍儀でふざけた事ないです」
メルエム「わかった」
 「貴様負けたらやはり死ね・・・・・・!!」
一瞬で殺意がMAX!!


コムギ「4―6―2忍・・・・・・!」


メルエム こ・・・
 これは・・・・・・
 確かに・・・
 路が生きた・・・・・・!!
「死路」って「詰み」と同義だよねぇ?
「やっぱり活路がありました」ってのは検討不足じゃね?
「手」が将棋よりさらに多いっぽいから仕方ないか?


『路が生きた』手を『逆新手』で速攻潰しにかかると同時に、
メルエムは自身の現状を告白。
コムギの答は・・・・・・
メルエム 逆新手・・・
 返し・・・!?
コムギ「メルエム様」
 「ワダす・・・今・・・」
 「とっても幸せです」
 「不束者ですが」
 「お供させてください」
メルエム ・・・そうか
 余は
コムギ「ワダすは」
 「きっと」
 「この日のために生まれて来ますた・・・!」
メルエム この瞬間のために
 生まれて来たのだ・・・!!
生まれた意味を知るボードゲーム





№318◆遺言

コムギ「おやすみなさい・・・」
 「メルエム・・・」

 「ワダすもすぐ」
 「いきますから・・・」
(´・ω・`)ノシ


とあるDVD――
ネテロ「あーーえっと」
 「ワシネテロ」
 「ワシ 会長辞めるから」
 「後はよろしくー」
 「次期会長は」
 「選挙で決める事」
 「ワシからの条件はハンター全員による投票ね」
 「投票率95%未満なら無効再選挙」
後任の選出方法は前会長が決めていいのか。


ネテロ「日程とか記入方式とか細かい事は」
 「‶十二支ん〟みんなで決めてくれ」
 「達成難度は」
 「「D」ってとこかの」
 「んじゃ頼んだぞーーー」
 「達者でなー」
『十二支ん』・・・・・・『ん』?
十二支とオリンポス的なのを掛けてる?
まー何はともあれ乙(´・ω・`)ノシ


最後は見開きで

ざざっと。
新キャラいっぱい新章突入!!





№319◆抽選

ハンター‶十二支ん〟
 会長がその実力を認めた12人有事の際に協会運営を託す他ヒマな時 遊び相手になってもらったりしていた
 それぞれにコードネームが渡され会長に心酔するメンバーのほとんどはその名に合わせ 改名したりキャラ変するなど涙ぐましい努力をしているが 例外もいる
とりあえず名前と『コードネーム』はすぐ判明。
『改名したりキャラ変するなど』が
一番わかりやすいのは「卯」のピヨンだね。
「午」のサッチョウはこれ坂本龍馬か?
薩長同盟的な意味で対立する勢力の仲立ちをすると予想


遅刻してきた「子」(『例外』)パリストンも揃ったところで
さー会議をはじめよー
パリストン「では早速」
 「次期会長選挙についての議会を始めます!」
カンザイ「ちょっと待て!」
 「何でオメーが当然みてーに仕切ってんだ!?」
パリストン「あれ?お気に召さない?」
ピヨン「遅れて来て出しゃばってんじゃねーよ~~~~」
クルック「パリストンうざい!!キモい!!消えろ!!」
このさわやかスーツ嫌われすぎぃ!!


パリストン「いやぁ ボクも差し出がましいとは思ったんだけどね」
 「何しろボク ホラ!」
 「副会長だし!!」
討伐隊が無駄に苦労したのって副会長派の横槍云々なんでもない


パリストンは頭が回るメンドクサイ奴らしい。
とりあえずお前でいいから会議をお始めしやがれ
パリストン「ボクから提案です」
 「ボクが会長に立候補しますから」
 「選挙やめません?」

ギンタぶち殺すぞ・・・・・・!!
 餓鬼がッ
殺意×10


パリストン「ネテロ前会長は」
 「強すぎました」

 「ゆえに弱者の気持ちがわからないのです」
 「それはみなさんも同じです」
 「ボクなら弱者の痛みがわかる!!」
 「そういう会長になります!!」
わーいけめんですねー


ピヨンに『紹介料王子さま~~~~』って言われたり、
ミザイストム(丑)にプロハンターの『消息不明』の件で
突っつかれたりしてるけどいけめんですねー
ジン「立候補するよ」

 「オレが会長の遺志を継ぐ」

他の十二支ん10名 どっちにも
 入れたくねェ~~~~~~!!
発言したと思ったら嫌われすぎワロタ


パリストン「ジンさん息子さん」
 「大変らしいですね?」
ジン「らしいな」
マジ育児放棄やわぁ


他人のパリストンすらお見舞いを言い出してるのに・・・・・・
パリストン「やっぱりやめときましょうか?」
 「行って死んでたら無駄骨ですもんね?」
ジン「行けよ」
 「ゴンは死なねェ」
実はちゃんと手を打ってるんだね?ね?


まーそれは置いといて、選挙、どうしよう?
ここでチードル(戌)が提案。
全員それぞれ投票方法を考えて紙に書き、
その中からビーンズにランダムで選んでもらおう!
チードル「公平に1/12」
 「恨みっこなしなのでは?」
カンザイ「確かに!!」
サッチョウ 違うな
 オレ達10人でパリストン(出来ればジンも)が不利になる方法を考えて書けば5/6!!
 「悪くない」
チードル 投票者が誰かわかってしまう記名式ではパリストンが絶対有利
 無記名で複数候補にポイントを振り分ける方法ならどうかしら?
 協専も恐怖と罪悪感薄く裏切れるのでは?
hmhm


みんな書いたよー
ビーンズよろしくー
ビーンズ「私が・・・!?」
 「責任重大ですね」
 ・・・・・・・・・
 これが
なんか驚きすぎなような・・・・・・?


ビーンズ「では」
 「引きます」



 「選ばれたのは・・・」
 これが
 ハンター!!
 「ジンさんです!!」
 「ルールその①」
 「ハンター全員が」
 「候補者かつ投票者である事!!」
『その①』だからまだ慌てるような時間じゃない





№320◆投票

十二支ん10名 ぐ・・・・・・!!ジンの投票方式
 こいつはパリストンとは違う意味で厄介!!
まだ全部読み上げてないのに・・・・・・
どんだけ嫌われてんのこいつ(´・ω・`)

その①が前話ので、
1位の得票が過半数に届かない場合は上位16名で再選挙、
以降1位が過半数を獲得するまで順次候補を半数に。
投票率が95%未満なら候補者はその時の状態でやり直し。
そして――
ビーンズ「ルールその④」
 「投票者は必ず名前を記入する事!!」
十二支ん10名「!!」
ビーンズ「無記名は無効とする!!」
あれっ、それって協専(ドレイ)抱えてるパリストン有利じゃね


カンザイ「何考えてんだテメーは!!」
クルック「何で記名式!?あんたバカ!?完全なバカ!?」
ジン「オメーらこそバカか?」
どういうことだ亥!?


ジン「誰が誰に入れたのかわかった方が」
 「面白いに決まってんだろ」
カンザイ、クルック ・・・・・・!!
 これだ・・・こいつは・・・
 自分が楽しむ事しか
 考えねェ!!
これまでの被害は星の数であろうことがうかがえますね!


ルールはもう1個ありましてー
ビーンズ「選挙対策委員会最高責任者は」
 「ジン=フリークスとする!!」
ミザイストム、チードル「!!
ミザイストム その手があったか!!
チードル 書かなかった・・・不覚ね→自分
サッチョウ ルールのみに目をとらわれすぎた・・・!!
ボトバイ これぞジンの真の狙い!!
 奴はこれで自由に選挙を操れる・・・!!
うわーなんというキレものなんだー


パリストン「くじ引きで決めるのは投票方法だったよね?」
 「④まではともかく」
 「責任者はまた別に決める事でしょ?」
ジン「・・・・・・」
うん、せやな?


ジン「じゃ④まででいいぜ」
カンザイ、クルック、ボトバイ、ミザイストム、チードル、サッチョウ「いいのかよ!!
みんな苦労してんだなぁ(察し)


ビーンズ おそろしい
ええっ、何が?


2日前のことでした――
ビーンズ「ジンさん!?」
 「どうしたんですか」
 「こんなに早く・・・・・・てゆーか来てくれるとは」
ジン「ああ」
 「たまたま近くにいてな」
 「動画見たぜ」
ビーンズ そんなわけないのに・・・
 「・・・・・・ありがとうございます」
いつも大事な場面でさらっと決めてるなこれは
一目置かれる嫌われ者というか、
「またかあのks野郎がぁ‵(`Д´)ノ」って感じに思われる系。


ジンは「この時点で」、
ビーンズに投票ルールの紙を渡していました。
ジン「数日後には‶十二支ん〟が全員ここに集まるだろう」
 「おそらくくじ引きになる」
ジン「もしそのルールでおめーが納得するなら」
 「3つ折りにして当日まで持っててくれ」
つまりビーンズは演技してた訳だね。
え、11人のプロハンターを欺いてるってすごくね?


ビーンズ「・・・・・・・・・」
 「私は」
 「ジンさんが会長を継いでくれるなら・・・!!」
ジン「あ~~それはねェゼロだ悪いな」
 「結果を変えたくてやる訳じゃねーんだ」
へぇー?


ビーンズ「ジンさん結果が変わらないなら」
 「何でこんな事を・・・!?」


ジン「・・・・・・・・・」
 「オメーもおかしな事聞くな?」
 「狙った通りに獲物が動けば」
 「ハンター冥利だろ?」
 「道中楽しみたい」
 「それだけさ」
言っちゃえばプロハンター「で」遊んでるっていう。


さてさて、投票日になりましたよ。
◎ハンター協会 会員数 661名
661名かー。
資格試験が1年に1回で、合格者はだいたい数名か?
(ゴンの時が7名、翌年はキルアだけ、ジンの時はジンだけ)
ハンターの平均年齢が・・・・・・念使いだからそこは問題無しか。


懐かし顔がチラホラ。
プロハンター言えるかな?
ハンゾー、サトツ、ブハラ、メンチ、リッポー、?、ゴンたちが4次試験を受ける時に船で来年の受験資格について説明してた人、4次試験での監視役及び最終試験で審判してた黒服たち、カナリアにボコられてゾルディック家の使用人になった人、ウイングさん、バショウ、ジェイトサリ、リン、クラピカの師匠(一応)、ツェズゲラ、キルアが再受験した時の試験官だった人、ベラム兄弟、葉隠、バリー、ロドリオット、ケスー、ゴレイヌ、リスト、ドゥーン、センリツ、ビスケ
?の奴マジでわからない、誰だこいつ。


そして――
ヒソカ「入れていいかな?」
お久しヒソヒソ。
さっそくコマぶち抜きという流石の待遇である。
もちろん投票自体はやる気なしの『はくしーーーー♪』
ジンに会ってみたかったらしいけど残念ながら不在でした。


カンザイ「目障りだどっか行け!!」
 「もう用は済んだだろーーが」
ギンタ 品定め
 だな
カンザイは『85点・・・♥』で、
ギンタは『90点♥』、ピヨンは『77点♦』でした。


で、他の名無しハンターたちはというと――
ヒソカ 10点
 20点
 45点
 10点
 2点
 50点
 30点
 ・・・・・・プロのハンターと言っても所詮こんなもんか♦
 やっぱり次闘うなら‶十二支ん〟か・・・♠
プロハンターにとって戦闘力は必要になることが多いだからね。
戦いが目的のヒソヒソからすると物足りないんでしょう。
2点の人もケスー(本名はドッブル?)のレーダーみたいな、
直接戦闘以外で便利な能力があるんだよほんとうだよ


ガッカリしていたところに――
ヒソカ 95点・・・!!
むむっ!!


と、誰かと思えばイルミでした。
ヒソカ「アリ?」
イルミ「やっぱり」
 「ヒソカがクロロとオニごっこしてる間にいろんなニュースがあったのさ」
 「それをちょっと並べ変えてちょっと考えるとキミがアリか会長と戦えたかも知れないのに」
ヒソヒソの不戦勝ですお( ^ω^)


イルミ「ゴンとキルアもアリ狩りに参加してね」
 「ゴンは今死にかけてて」
 「キルアは親父に直談判」
ヒソカ「・・・・・・・・・」
 「何だって?」
イルミ「このままだと」
 「二人とも死ぬ」
ヒソカ「二人共・・・!?」
おい意味わからんぞ


イルミ「ゾルディック家には
 「もう一人弟がいる
 「こいつを
 「始末したい
ゴンが重傷でキルアが直談判してるから
弟を1人『始末したい』って何言ってんだこいつ


1回目の投票は投票率が95%未満でしたー。
じゃーやり直しっすねー。
ジン単なる好奇心だって言ってんだろーが
ビーンズ「ダメです最高責任者に選ばれた以上開票は全て私が一人でやります!!」
 「誰にも投票用紙は開示いたしません!!」
ジン意味ねーじゃん!!
 ケチ!!
 ハゲ!!
チードル アホ
サイユウ アホ
クルック アホ
まだまだ続くよ選挙篇。




HUNTER×HUNTER 30返答 冨樫義博 2012年4月9日 集英社

2017-04-16 08:10:27 | HUNTER×HUNTER
われた王の記憶を巡り、進められる王とプフの勝負。王は“円”に反応したウェルフィンの下へ。そして追い詰められたウェルフィンの一言が、王の記憶を呼び覚ます。一方パームが語る、王に使った爆弾の正体とは!?
裏表紙より。
<ネタバレ>
蟻篇が終わるよ




№311◆期限

パーム「王への忠誠と護衛軍の分裂は必ずしも矛盾しないって事」
 「「王が大事にしている人間がいる」「だからその人を守る」「だからその人を殺す」はどちらも成り立つのよ」
意見が割れるってまさに人間だなぁ・・・・・・。


で、前巻の最後の『大丈夫』ってどういうことだってばよ
イカルゴ「ナックルとメレオロンを見殺しにして交渉しねーって事かよ!?」
パーム「まさか」
 「交渉はもちろんするわよ ただし出来る限り時間を稼ぐの」
援軍のアテでもあるのか・・・・・・?


どれくらい稼げばいいのん?
パーム「王が死ぬまで」


イカルゴ こいつ・・・一体
 何を言ってるんだ!?
寿命待ちて、何年時間を稼げってんだよ(´・ω・`)


パーム「王は死ぬわ」
 「そんなに先の事じゃない」
 数時間の内に
 王は死ぬ
断言。


パームとイカルゴは、コムギを倉庫の奥に隠しました。
イカルゴ「・・・・・・・・・」
パーム「わかってる」
 「あたし達は」
 「残酷よ」
 蟻と何一つ
 変わらない
 いえ
 それ以上に
以下4ページに渡りわかりやすい説明(無音)。
メルエムがネテロに話した、人間社会の問題点は現実のもの。


薔薇には毒があった
(´・∀・`)ヘー


要するに
 この上無く
 非人道的な
 悪魔兵器だったのである
つまりメルエムやユピーの鼻血やプフの吐血は・・・・・・!





№312◆覚悟

ウェルフィン!!
 な・・・・・・
メルエム「ユピーを仕留めたのは貴様か?」
メルエム、ウェルフィンを発見。


殺っちゃんたんです?
ウェルフィン「私めと話をしている最中に突然吐血し苦しみ出し果てたのでございます」
 「誓って!!嘘ではございません!!」
「卵男」を撃つとこまではやったけど、
死んだのは「卵男」の効果ではなくそういうことらしい。


嘘じゃなければメルエム様は許してくれるよ(楽観)
シャウアプフ ウェルフィンはまずい!! 実に!!この場で何を言い出すかわからない!!
 彼奴は・・・口止めではぬるい!! 出来れば今すぐにでも始末するべき!!
 強引に叛意有りと断罪し処分する!!最悪でも王から引き離さねば・・・!!
さっきコムギの件に関わらせたからピリピリしとるね。


ウェルフィンは助かるかしら
メルエム「‶円〟で触れた者の感情を読み取れる様になった」
 「此奴の余へ向けられたただならぬ敵意もな」
プフの能力も吸収済みか・・・・・・!


つまりウェルフィン\(^o^)/
ウェルフィン「貴様の余への憎悪・・・!その根源に少々興味がある」
 「申して見よ」
 「偽りは許さぬ」
実はお前らのせいで殺された挙句このザマなんです士ねー
なんて言えるかこれぇ!


やっぱりウェルフィン\(^o^)/?
シャウアプフ「手順違いにございます」
メルエム「・・・・・・」
シャウアプフ「その者は私の秘密に深く関わる者」
 「しかし それを自覚せぬ者」
ウェルフィン「!?」
 「!?」
ウェルフィンに話をさせると、
先程のコムギを助けたフリが話題になる可能性もなくはない。


シャウアプフ 王の能力を前にして嘘は無力・・・!!
 ならば真実で!!

 「私との勝負継続をお望みならば」
 「その者との質疑何卒 後回しにされます様・・・!!」
 真実のみで誤魔化してみせる!!!
嘘ではない。
でも、メルエムに『誤魔化し』が通用するかね・・・・・・?


ウェルフィン こいつは一体何言ってやがる!?
 秘密!?何の事だ!?いや それよりもこの場をどうする!?
ウェルフィンは こんらんしている!


ウェルフィン 最初の・・・
 始めの一言が勝負だ!!生死を分かつ一世一代の一言!!
 間違えたらその瞬間全部終わるかもしれねェ・・・!!
クールにクールでクールな『一言』が必要である。


メルエムは機嫌を損ねたようであります。
メルエム「プフ」
 「その秘密」
 「そやつが余に向ける憎悪とわずかでも」
 「関わりがあると申すか?」
シャウアプフ ・・・・・・・・・!!
 ・・・・・・これは・・・
ウェルフィン これが
 王・・・!!!
激おこ


プフの絶対的心腹を知りつつなお凶々しく明瞭に発せられる殺意に塗れたオーラは
 是非に関わらずその答えが王の意にそぐわぬ場合
 死を以て償う他無い事を示していた
 忠義も敵意も王の前では皆平等に無価値
もうやめてウェルフィンのライフは0よ


それを見ても、それでもなお――
シャウアプフ 殉じよう
 「何も」
 「申し上げる訳にはまいりません」
 己の信念に


 ただ
 それだけの事
 「勝負の途中ゆえ」
『信念』(忠義)だよ。
スゴいもキモいも通り越してアッパレである。


プフの『狂気』によってメルエムの激おこはストップ。
メルエム「・・・・・・・・・」
 「腹が減ったな」
しかし
 ウェルフィンは
 即座に理解した
・メルエムは空腹である
・メルエムはこちらに振り向きつつある
以上の2点から予想されるメルエムの次の行動を答えよ(5点)





№313◆一言

ウェルフィン オレは・・・

 オレは喰われて死ぬ
 およそ1秒先
あっといっち秒っ、あっといっち秒っ


ウェルフィン 死ぬ!
自身の未来を知ったウェルフィンの風貌は
ウェルフィン 生きたい
一瞬にして百余年が過ぎたかのごとく変わり果てた
おらまだしにたくねぇだよ


ウェルフィン 一言
 最初の
 最期の
生への執着と
 不可避の死との境界で
 かつてなくめまぐるしく働いた脳細胞が導き出したのは
 通常であれば選択し得ないものだった
(;゚д゚)ゴクリ…


ウェルフィン「・・・・・・」
 「コムギ・・・?」


こーゆーのも起死回生と言えるのかしら


シャウアプフ ・・・・・・これほどとは・・・・・・・・・!!

 これほどまでに
 彼女を・・・・・・
プフ、異体同心となったことで完全敗北を悟る。


メルエムはウェルフィンの役割についても既に理解。
残党がどこで待っているかを聞き出してウェルフィンは見逃し。
よかったねウェルフィン死なずにすんだよ
ウェルフィンオレの王はジャイロ唯一人!!
 貴様はッ!!貴様等は!!
 敵だ!!
 オレ達の!!!
メルエム「・・・・・・」
 「左様か」
おいバカせっかく生き延びたのに死んだなこれ


メルエム「逢えるといいな」
 「その者と」
 「そして可能なら」
 「人間として生きるが良い」


蟻は・・・もう
もう生物統一なんて興味ナッシング





№314◆説得

メルエム「コムギの明け渡しに条件があるならば聞こう」
 「ここには1名しかおらぬ様だが」
 「あえてお主達と言っておく」
パーム 完全に把握されている
 小細工は無駄・・・!?
メルエム、パームの下へ。
パームは隠れていたけれど、
パワーアップした「円」であっさり発見した模様。


メルエム「お主達の勝利だ」
 「戦いは終わった」
敗北宣言・・・・・・だと・・・・・・?


メルエム「お主の念に触れて」
 「余の現状と「この先」も理解した」
 「それを知った上で尚」
 「今 余が望むのは」
 「残された時間を」
 「コムギと過ごしたい」
 「それだけだ」
たったひとつの、『真実』でした。


メルエム「余に出来るのは」
 「只管 頼む事だけだ」

パーム駄目ッッ!!!!


 「あたしも・・・もう一部は蟻・・・」
 「貴方が種にとってどれ程の存在か・・・嫌だけどわかってる!!」
 そこまで・・・
 それ程まで・・・
『真実』の願いを、誰が無下に拒めると言うのでしょう。


パーム「一つ条件がある」
 「あたしの能力で貴方を」
 「貴方達を見届けていい?」

メルエム「それでコムギに会えるなら」
 「是否も無いこと」

パーム ゴメンねキルア・・・
 約束・・・破っちゃったよ



コムギ「んが」
 「4―7―1帥・・・・・・」
メルエム「・・・・・・・・・」

 「起きろコムギ!」
 「打つぞ!!」
軍儀の時間だ!!





№315◆帰郷

ウェルフィン「本当にいいんだな?」
ブロヴーダ「ああ」
 「オレはNGLで生きてくよ」
 「ジャイロって名前にはピンとこねーけどNGLは懐かしいんだ」
 「オレは多分ジャイロの部下じゃなくNGLの住民だったって事だろうな」
ああ、ザリガニも東ゴルトーを脱出したのね。
で、NGLで別れると。


NGL行きを選んだのは、ブロヴーダの他にもう1人――
ブロヴーダ「ヒナはアイツを「ろくすっぽ話さねー」って言ってたけど」
 「おそらく「話さねー」んじゃなくて「話せねー」んだと思うぜ」
ウェルフィン「?」
ブロヴーダ「ありゃ多分子供だ」
ヒナが連れてたシドレもNGL行きを希望した模様。
ちなみにブロヴーダ曰く、
シドレは前世を『覚えてる方』らしい・・・・・・?


そんな訳で、ブロヴーダ、シドレとはお別れです。
ウェルフィン「おめーも死ぬまで死ぬなよ」
ブロヴーダ「何だそりゃ?」
ウェルフィン「ジャイロのあいさつだ・・・オレの一番好きな言葉さ」
ジャイロ篇はこの台詞で締めくくられると予想。
何年後?火の鳥化しなければそれでええねん。


ウェルフィンと同行するのはヒナとビゼフ。
ヒナさぁーー本格的にジャイロ様を捜すわよー!!
ウェルフィン「ったく無節操なオンナだぜ 少し前までハギャ様レオル様言ってたくせによォ」
ヒナ「誰だったかしらそれ?」
 「死んじゃったモンは仕方無いじゃない?」
 「前を向かなきゃ前進!! 前進!!」
レギャ様、泣いてもいいのよ


ビゼフ「・・・ふう」
 「これでオレも流星街の住民か・・・」
 「落ちたもんだな・・・」
一国の事実上のトップだったのにねー。
でも蟻と関わって生き延びたフツーの人間てビゼフだけか。
これはあれだ、ハガレンのヨキさん的な立ち位置な、
戦闘能力一切無いけどちょっとした活躍をするフラグ。
政務の能力はあるだろうし。

3人は流星街へ向かいましたとさ。
・・・・・・流星街、蟻には拒否反応ありそうだけどどうだろ。
ウェルフィン側が侵略行為をしなければ大丈夫か?


ブロヴーダとシドレはとある村へ。
NGLも一般市民はまだ無事な人たちがいたのね。
でも怪物被害の情報は流石に広まっている訳で・・・・・・
2人の姿を見た住民は皆家に隠れてしまいました。
ブロヴーダ「おーーいNGLの人ーーー」
 「教本通りに友好的で話のわかる人ーーーーー?」
 「助けてくれー!!」
これで出て来るおばちゃん他住民、勇気あるな。


シドレはとあるお宅を覗きこみました。
やつれた女性がお供えしとる・・・・・・何だか仏壇的な雰囲気。




????「イナ?」
 「レイナ!?」


シドレ「何で」
 「わかるの・・・?」
えっ


????「レイナ!!」
 「レイナァアア!!」
レイナ「何でわかるの?」
????「わかるよォ!!」
 「お母さんだもん!!」
 「レイナのお母さんだもん!!」
 「おかえり!!よく帰って来たね!!」
全読者が泣いた(´;ω;`)ブワッ


さーて、用が済んだブロヴ―ダはお暇するぜ
レイナ「いっしょにごはん食べよ?」
ブロヴ―ダ!?
 「あれ?」
 「何だコレ?」
 「何だよ・・・・・・?」
 「何なんだよコレ・・・?」
レイナ ブロヴ―ダ 故郷へ戻る
めでたしめでたし


アナウンサー「衝撃的なニュースが入ってまいりました!!」
 「東ゴルトー共和国の全国民を集結させた大人民大会の真の目的は総帥自身による大虐殺でした!!」
世間にはそういう話として公表した模様。


???? さあ
 乾杯しやう
※『菊池正央「人といふもの」(民明書房)おり一部抜すい』だそうです。
実は現実のあの国の人もこうゆう無いなァうわだれ


同日
 ネテロがハンター協会の会長職を辞する旨と
 後任人事についてのメッセージが記録された動画が電脳サイトで配信され話題となったが
 政治家主導の巨大なニュースにかき消され
 それが遺言であると理解した者はごくごくわずかであった
最後のコマの人込みの中の誰か、
重要人物なのかな?(すっとぼけ)




以下次回コピペ用
№316◆本名
№317◆返答
№318◆遺言
№319◆抽選
№320◆投票

HUNTER×HUNTER 29記憶 冨樫義博 2011年8月9日 集英社(2回目)

2017-04-15 09:02:42 | HUNTER×HUNTER
55→1回目




№306◆安堵

ゴン「来いよ」
 「建物は壊したくない」
 「こっちだ」
 「ついて来い」
なん・・・・・・だと・・・・・・?


ピトーにゃんはゴンの現状について考察。
ネフェルピトー 方法はわからないが
 強制的に成長したんだ・・・・・・・・・!!
 ボクを倒せる年齢まで!!
『年齢』(レベル)だよ。
ゴン・グローインアップ!!(仮)
「今のゴンじゃどうあがいても無理だろ」って
全読者の当たり前の予想を、超単純な方法で解決。
それでいて後付け乙的な批判はさせない。天才か。


ピトーにゃんを『倒せる年齢』なので――
ネフェルピトー 殺されるのが
 ボクで良かった・・・!!
でぇじょうぶだ、どくたーぶらいすでいきk





№307◆喪失

キルア「ゴン・・・なのか・・・?」
キルア、惨劇の場に到着。


キルア どれほどの代償を払えば
 これだけのオーラを・・・!!
クラピカの制約と誓約が軽く見えるほどである。


まーあの、ほら、勝ったから、いいじゃ



えっ


ピトーの‶黒子舞想〟が






 王の為
 死後さらに強大となった念を纏い
 ゴンの抹殺だけが目的の骸人形となり
 追撃を加えんと跳躍する構えを見せた
これもまた「そう来るか!!」だよなぁ・・・・・・
設定に無駄が無さすぎて怖い


ゴン、あぶなーい
瞬きすら許されない薄く細い時間の切れ目に
 キルアは確かに聞いた
ゴン 大丈夫

 痛くないよ
 強がりじゃない
心滴拳聴きたわぁ
このゴン・・・・・・ネットでの通称・ゴンさんは、
ネテロ会長の領域に届いていたのである。


キルアゴンッ
 駄目だ!!そんな!!もうこれ以上そんな力!!
 一体!!この先!!どれほどの・・・!!



矢は放たれた





№308◆閃光

メルエム そうだ・・・!!余は
 ピトーに何か頼んだ・・・!!
メルエム、いまだコムギの件は思い出せず。


ピトーを探しつつ『余興』に残党狩りをしよう
シャウアプフ「しかし我々も側におりませんし」
 「どんな敵がいるかもわからな・・・」
んだんだ、念の戦闘に絶対はな


それは
メルエム「余が」
 「万が一にも」
 「賊におくれをとる恐れがあると申すか?」
「念能力者同士の闘いは オーラの多寡のみでは決まらない」という
 ユピーとプフの経験則をはるか凌駕し黙らせるに十分過ぎる程の
 絶対的ともいえる圧威を湛えていた
よし、逃げるか


ナックル「もうあれは・・・・・・・・・もうどうにもならねェって!!」
あのナックルが完全に戦意喪失である。
メレオロンがまだ折れてないのは、
勇気というより無知の方かな。戦闘経験の差。


よーし逃げるぞー
正に閃光と等しい速度で
 メルエムの‶円〟が宮殿の周囲を照らした
その結果、ナックルとメレオロンは捕まりました\(^o^)/


メルエム「余の‶円〟にオーラでもって過敏な反応を示した能力者は」
 「あと二人・・・・・・・・・!」
パーム、イカルゴ、にげてー


シャウアプフ その二人のどちらかが気絶したコムギを背負っているはず・・・!!
 どうする・・・?どうする!?
プフはこの窮地を切り抜けられるのか!?





№309◆勝負

シャウアプフ「我々と」 
 「勝負をいたしませんか?」
プフとユピーがピトーを探すのが先か、
メルエムがあと2人の残党を捕まえるのが先か。


『ハンデ』として、メルエムには一時待機をお願い。
メルエム「その勝負受けよう」
シャウアプフ「ありがとうございます」
 やった・・・・・・!!この時間を使い
 完璧に娘を抹殺する・・・!!
ラストチャンス、ゲット!


ここで、メルエムからも提案が。
メルエム「其の方らが勝てば」
 「それぞれ望み 一つ叶えよう」
わー王様太っ腹だねー


メルエム「余が勝った場合」
 「お主達が余に隠している事」
 「話してもらおう」
モントゥトゥユピー、シャウアプフ!!
バレテタ\(^o^)/


『異体同心』だもんね、『後ろ暗い感情』もバレるよね。
メルエム「同時に・・・より強く発する余への忠心」
 「それが無ければとうに首を刎ねておるわ」
認めるべきは認めるのが王の器量


さぁ勝負を始めよう
シャウアプフ 勝たねば・・・・・・いや
 勝つのは当然!!
 問題はピトーと娘の処遇・・・!!
プフには何か考えがあるらしい?


メルエムの円を見たパームとイカルゴは、
宮殿外への逃走を諦め宮殿地下へ退避。
ウェルフィン「メッセンジャー?」
イカルゴ「地下倉庫の奥に娘が匿われているって事だけ王か護衛軍に伝えてくれればいい」
 「オレ達が交渉したいって言ってるってな」
 「その後は自由だ」
hmhm


ウェルフィンがちゃんと『メッセンジャー』やるー?
あ、やっぱり王の怒りを怖れて逃げる気満々やで
イカルゴ「これが終わったら自由なんだ」
 「ジャイロに会いに行けよ」


ウェルフィン「調子に乗んなよ・・・」 
 「ぶち殺すぞコラ!!」

 気安くアイツの名前呼ぶんじゃねェ
 てめェに何がわかるああ!?
おいおいイカルゴ、
人間の頃の話に触れるのはやめといた方が


イカルゴ「わかるよ」
 「ザイカハル」

ウェルフィン ・・・・・・・・・
 な・・・・・・ん
 「何で・・・」
 「オレの・・・前の・・・」
 誰にも
 言ってないはず!!
あ・・・・・・?


イカルゴ「オレは多分もう昔の名前思い出せないけど」
 「仲間さ」
 「前のな」

 「蟻は敵だろ?」
 「オレ達NGLの」
 「違うか?」
ウェルフィン「・・・・・・・・・・・・」

 畜生・・・!!
 チクショオォォオ!!
ウェルフィンは役目を果たすのか・・・・・・?





№310◆始動

過去イカルゴ「オレ達でさえ「生きてる」んだぜ?」
 「「あいつ」がただ「消化」されるわけないだろ?」
ジャイロ編が10巻分くらいにはなるからまだ終わらんよ


ウェルフィンはユピーに交渉の件を伝えました。
どうやらプフはソレを読んだ上で勝負を提案した模様。
あとはユピーがこの件をプフに伝えて、
メルエムに知られる前にプフが地下を襲えば解決だね!
ウェルフィン 蟻は敵・・・!!
 ジャイロの・・・オレ達の・・・
お?


ウェルフィン、何をするつもり
ウェルフィン「オレを攻撃すれば反撃する」
 「いくつか質問する」
 「5秒以内に答えろ」
モントゥトゥユピー「調子乗ってんじゃねーぞ」
 「クソが・・・!!」
ウェルフィン、ユピーに宣戦布告。
その態度にユピーは鼻血が出るほどのブチギレである。


メルエム、待機中に室内をウロウロしていると――


キーアイテムを発見。


メルエム ・・・・・・そうだ
 余は

 誰かと戦っていた・・・!!
 そして 余は
 まだ
 勝っていない
 その者に
 一度も・・・!!

だいぶ思い出した衝撃で鼻血?


民衆に鱗粉を撒き終わったプフ。
はやくピトーをさがさな



シャウアプフ「ユピー・・・?」

 「そ・・・・・・ん」
 「な」
えっ・・・・・・
ウェルフィンが殺っちゃった・・・・・・?


誰が殺ったにせよ、今この場に留まるのは危険・・・・・・!
シャウアプフ「状況が変わりました!!ここは危険です!!
 勝負は・・・・・・
メルエム「やめると申すか?」

 「ならば余の勝利」
 「洗いざらい話してもらうぞ」
シャウアプフ「・・・・・・・・・
メルエム「それでいいのか?」
シャウアプフ・・・・・・・・・・・・
ほぼ思い出してるじゃないですかやだー


ゲーム☆スタート!
シャウアプフ ピトー!!ピトー!!
 一体とこです!?
いわゆるあの世ってやつでしてね・・・・・・(´・ω・`)


イカルゴ「もう」
 「大丈夫・・・?」
 「どういう意味だ?」
 「パーム!!」
はいぃ?で次巻へ。



<次巻ネタバレ>
蟻篇がおわるよ

HUNTER×HUNTER 29記憶 冨樫義博 2011年8月9日 集英社

2017-04-09 08:16:42 | HUNTER×HUNTER
ピーとプフの力により、王が復活。だが王は一時的に記憶が混濁していた。このチャンスに邪魔なコムギ抹殺を狙うプフ。それを守るハンター達!! 一方カイトの下へ向かったゴンは、ピトーの告白に衝撃を受け・・・。
裏表紙より。
蟻篇最大の衝撃が待っているぞよ。




№301◆記憶

モントゥトゥユピー 明らかに・・・!!力が増している!!以前の王より
 明らかに!!
シャウアプフ 我々の肉体が御役に立ったのだ・・・!!
 そして王の一部に・・・!!何という光栄!!何という至福!!
復ッ
活ッ
王復活ッッ
王復活ッッ
王復活ッッ


ところが、王に異変が・・・・・・?
メルエム「なぜ・・・余がここにいるのか」
 「思い出せぬ・・・・・・・・・!!」
記憶喪失きたわぁ


これは困ったですぞー
とりあえず宮殿に戻れば思い出すかもしれぬ。
シャウアプフ(分身) 千載一遇の
 好機!!!
はいぃ?


シャウアプフ コムギを始末する!!
 今ならば王に娘の記憶は無い!!今ならば娘の存在を消してしまえば
 思い出す機会も無くなる理屈!!
おまえ・・・・・・(´・ω・`)


シャウアプフ(分身) 護衛軍として!!
 女王の遺志を継ぐ者として!!
 消去する!!!
 下賤な人間の娘など!!!
『女王の意志を継ぐ者』という点では、
裏切り者はもちろん女王を慕っていた師団長連中より
護衛軍3人が忠実なんだよね。
それがメルエムの人格を尊重しているかは別問題だけど。


プフの分身が一足先に宮殿へ到着。
ユピーのように翼を生やした王が来るまで猶予は数分、
なんとしてもコムギをぶちころなんか殴られたー?
ナックル 天上不知唯我独損!!!



パーム「あんたは既にこの目で見ている・・・まゆになる前に・・・!」
 「どこにいても私には手に取る様に「視える」・・・!!」
パームがプフの動きを事前に察知していたことで、
ナックル&メレオロンの不意打ちが成功!


成功はいいけど――
キルア、イカルゴ、パーム、ナックル、メレオロン 王は・・・生きていた!!
それな\(^o^)/





№302◆標的

ナックル おそらく会長は・・・・・・負けた・・・!!
 残るオレ達で何が出来る!?
逃げよう(提案)


プフの分身に「天上不知唯我独損」を当てたところ、
プフの本体の方にポットクリンが出現。
メルエム「離れずついて来る」
 「目障りだな」
モントゥトゥユピー「あれは敵の能力」
 「敵本体にダメージを与えなければ おそらく消えませぬ!!」
メルエム「ほう」
 「面白い」
 「試すか」
なにをー?



シャアプフ、モントゥトゥユピー「おお・・・っ」
モントゥトゥユピー まさにあれはオレの・・・

メルエムはユピー激おこバスター(仮)を発射!!
翼もそうだけど、「食べるほど強くなる」が適用された模様。


なんて凄まじい威力なんだ

メルエム「成程」
ポットクリン、ガチで「無害故に無敵」でワロタ


ユピーの言う通りな能力なのを理解した王。
1つ疑問が発生しました。
メルエム「お主はどうやって敵の能力を解除したのだ?」
 「答えよ」
敵の能力を知っている(=一時は自分が受けていた)のに、
なんでまだその敵が生きているのかな?


ユピーは敵を見逃したことを正直に話しました。
モントゥトゥユピー「たとえ敵とはいえその場で約束を破棄にする事は敗北に感じたのです」
シャウアプフ「馬鹿なっ・・・!!そんなあやふやな個人的感情が理由で」
 「王に牙むく者共をむざむざ見過ごしたというのですか!?」
モントゥトゥユピー「どんな処罰でも甘んじて・・・」
 「返す言葉はございませぬ」
メルエムの判決はー


メルエム「余は偽るなと命じただけ」
 「それに対し真実で答えた者に咎のあろうはずもない」
器が大きい!
流石は王!


なぜユピーの言葉を『真実』と確信できるかといえば、
献身(物理)の結果な訳ですね。
メルエム「我らは肉体も精神もつながってしまった」
 「3名の間でもはや隠し事はかなわぬぞ!!」
つまり、プフの企みも本当は気づいて・・・・・・?


シャウアプフ(分身) それでも!!!
 たとえっっ
 死罪と
 なろうとも!!!
 王の為!!
 生物統一の為!!!
 娘は邪魔!!
 それが王の為!!!
ブレない。


メルエムはユピーが裏切り者の透明化能力者まで
見逃していたことも『不問』扱い。
メルエム「人間は我々が更なる次元へ昇るための贄・・・!!最高のな」
 「究極進化の過渡と心得れば 我らに残る人間の「我」の残滓など瑣末な不確定要素に過ぎぬ・・・!!」
王の意見が爆発の前後で180度違うのも
 衝撃によるものか
 否
 どちらも王
ネテロの危惧は当たっていた訳だね。
つまり人類\(^o^)/


プフの分身はコムギを捜索。
シャウアプフ 突然現れたリーゼントは明らかに囮・・・!!
 私達がカメレオンを裏切り者と認識した事はあちらも承知でしょう
 つまり私がカメレオンを処分するため戻って来たと奴等は考える!!
実際ナックルは自身がスルーされたことでそう考えて焦り気味。


追い詰められれば荷物となるコムギは放置するはず――
そう読んだプフでしたが、
キルアたちにとってコムギはピトーに対する人質なんでね?
つまりどっちも大事なんだなこれが
シャウアプフ 裏切り者か娘かの二択!?
 私の標的がどちらなのか判断するのが狙いか!!
あえて二手に別れるとは大した奴らだ


シャウアプフ(分身) 時間が無い!!
 狙うは娘!!
 キルア 目的は
 コムギか!!
プフ(1/7の分身)対キルア(コムギおんぶ)、ファイッ!!





№303◆痛み

シャウアプフ(分身) こいつ・・・
 とんでもなく・・・
 疾い・・・!!!
キルア「娘が本命か?」
 「鬼ごっこならつきあうぜ」
 疾風迅雷
 「一晩中でもな」
キルア、イケメン!
回避に徹すれば、分身相手ならどうにかなりそう!


しかし、プフには『悪魔の策』が!
小さく分裂し、宮殿から離れるように追い立てつつ――
シャウアプフ(ミニ)「王も我々も対話による歩み寄りを望んでいます!!」
 「今すぐ彼女を解放しなさい!!」
キルア「野郎 好き勝手ほざきやがって何考えてんだ」
コムギ「放すて」
キルア「え!?」
コムギワダスを降ろすて下さい!!あなた変です!!
 何かビリビリするす!!
ああ、コムギは(新しい)総帥と軍儀やってただけだもんな。
盲目だから相手が人外だと知らず、
連中がこの数日で何万人も殺していることも知らない。


隙ができた!?
キルア、あぶなーい
キルア・・・・・・!?
シャウアプフ(分身) チ・・・おしい
 くくくいとも簡単に毒は回った!!
 背負った娘が抵抗すれば貴方の素早さも半減!!
キルア どういう事だ・・・!?
 今・・・確かにオレじゃなく女の方を狙った
 殺すつもりで・・・!!
「人質の救出」かと思いきやだもんな、そりゃ困惑する。


シャウアプフ(分身) 逃げられて良し!!
 抵抗して餓鬼がひるんだスキに娘を殺せればなお良し!!
 「コムギさん!!賊にとって貴方は大事な人質!!決して殺される事はありません!!」
 「もっと動いて!!もっと暴れて!!すぐ助けます!!」
『すぐ助けます!!』(殺意)


この状況からキルアにわかることは、ただ1つ。
まず危ないのでコムギは気絶させておいて――
キルア「ま・・・そっちの事情は知んねーけど」
 「てめーがムカツくって事は充分わかった」

シャウアプフ(分身)「!?」
キルア「この円の中に入ったら」
 「殺す」
念の「円」じゃなくて、地面にジャッと線を引いただけ。


おいおい一体なんのつも
キルア「焼け焦げればそこは死ぬ・・・!」
シャウアプフ(分身) 電撃・・・!!
キルア「来いよ」
 「そぎ取ってはぜてやるから」
これは相性の問題すなぁ。
ただの打撃じゃ分身は倒せないもの。
あとは充電が持つかどうか。


そうこうしてる間に、メルエム、宮殿到着。
シャウアプフ「見渡す限りの人!! 人!! 人!!思い出されましたか!!」
 「全ては王のため!!全てが王の物!!これら知恵回らぬ下層愚民を総べ生物山脈の頂きに立つ事こそ」
 王本来の光あふれる宿命!!
 天務にございます!!!
そうよー
『天務』なのよー


メルエム「余は・・・・・・まだ他に何か・・・・・・」
 「これではない何かを・・・・・・」
ききききのせいやろ


普段いた部屋(の残骸)を見てみよう!
シャウアプフ 
 う・・・
 まずい・・・!!
『軍儀の盤やコマ』が置きっぱなし。
プフ(分身)はコムギの始末を諦めてそれらの回収へ。


ゴン「あそこだ」
 「行くぞ」
ゴンとピトーにゃん、アジトに到着。
つまりもうすぐカイトがふっかつするんだね





№304◆魔法

パーム「私の‶淋しい深海魚〟は右眼だけで見た者は水晶に記憶され左眼だけで「視」ればその水晶には記憶された者の現在が映る・・・」
 「水晶には今同時にゴンとピトー キルアと私 プフと王とユピーが映ってる・・・TV画面を分割して見ている感じよ」
『淋しい深海魚』(ウインクブルー)。
同時に『「視」えるのは3人まで』だけど、
ついうっかり上書きしそうな発動条件だなぁ。


パーム「え!?」
キルア「どした!?」
パーム「そんな・・・」
 「どういう事・・・・・・・・・!?」
えっ


雑音が行き交い谺する古城の内部でも
 ポケットに忍ばせたままの携帯電話の声を拾う事は
 ピトーの聴覚をもってすれば充分可能である
ウェルフィン「ピトー様ウェルフィンです」
 「とり急ぎ用件のみ述べます」
 「私とブロヴ―ダとで娘を奪い返しました」
十数メートル離れた衣擦れの音が聞こえるゴンなら、
数メートル先の携帯電話の声って気付くんじゃ・・・・・・
カイトの事で頭いっぱいだったから!


コムギ「・・・もスもス・・・?ピトー様・・・?コムギと申スます」
 「わだス無事ですんで安心ください」
おいまてコムギは気絶してパームが背負ってるはず


シャウアプフ(分身) くくく これでピトーもかかった!!
 魔法に・・・!!
 娘から解放される嘘!!
なん・・・・・・だと・・・・・・?


ゴンとピトーにゃん、カイトの下に到着。
ネフェルピトー「キミ名前」
 「何て言ったっけ・・・・・・・・・?」
ゴン「ゴン」
 「ゴン=フリークスだ」
改まってなんだい


ネフェルピトー「ゴン・・・」
 「キミはボクのお願いを聞いてくれた」
 「だからせめてボクもキミに」
 「正直でいようと思う」
生まれた時から好きでしたー的な愛の告白が


ネフェルピトー「彼は」
 「もう死んでいる」
あれっ、愛の告白じゃないの


ネフェルピトー「彼の魂はもうここにはない」
 「もう・・・・・・元には戻せないんだ」
 「ゴメンね」
謝罪と賠償を要求するにゃー




ゴン オレが
回想カイト1「馬鹿野郎!!」
 「こんな時期にヘビブナの群生地に入るヤツがあるか!!!」
回想カイト2「ジンさんはオレの師匠だ」
ゴン 殺した
回想カイト3「お前に託す」
ゴン オレが
でぇじょうぶだどらごんぼーるをぐげんかして





№305◆残念

ゴン あれ・・・・・・?
 何で自分の腕治してるの?
 カイトを元に戻してよ
 お願いだよ・・・?
 その後でいいからちゃんと・・・・・・
カ・イ・ト!カ・イ・ト!


パーム実況水晶にはゴンの様子が・・・・・・。
パーム「ピトーが治してるのはカイトじゃなくて自分自身!!」
 「その側でゴンがへたり込んでるの!!」
キルア な・・・・・・
 まさか・・・!!
緊急事態・・・・・・!


動揺する2人の前に分身のミニプフ登場。
シャウアプフ(ミニ)「ピトーと止められるのは」
 「この私だけです」

 「その娘を渡せば」
 「ピトーを止めましょう」


 くっ・・・
キルア「消えろ」
 「クズ野郎が」
『クズ野郎』の脅しに屈するわけねーだろクズ


パーム「この娘は任せて」
 「この眼に誓って」
 「決して蟻には渡さない」
キルア「ああ」
 「頼む・・・!」
 電光石火!!
 ゴン!!
 オレが行くまで
 待ってろよ!!!
行ったところでっていうか間に合わないだろこれ


ピトーにゃん、腕の治療終了でーす。
ネフェルピトー「残念だけど」
 「キミを殺さなきゃいけない」
 「王の為・・・」
なんでもするって言ったじゃん!
絶対言った!絶対言ってたし!
『殺さなきゃ』じゃねーよ脱げよ!(クズ)


ゴン ・・・・・・・・・オレを殺す・・・?
 治してくれないの・・・・・・・・・・・・?
 やっぱりカイトを
 治してくれないの?
どうやらそうらしいよ


ゴン「嘘つき・・・」








ネフェルピトー 何だ
 何だ
 これは
なーにがおこるーかおーたのしみー


ゴン もう
 これで
 終わってもいい
 だから

 ありったけを
ネフェルピトー 黒子無想!!
 やはりボクは
 正しかった・・・・・・・・・・・・!!
ゴン 貴様を殺す!!
 ピトー
今すぐ脱げば許してもらえるかも脱げ





以下次回コピペ用
№306◆安堵
№307◆喪失
№308◆閃光
№309◆勝負
№310◆始動

HUNTER×HUNTER 28再生 冨樫義博 2011年7月9日 集英社(2回目)

2017-03-19 09:24:45 | HUNTER×HUNTER
日曜日はハンターみたいになってますなぁ→1回目




№296◆告白

ウェルフィン「痛えええああ」
 「何でオレは撃つ!?」
 「くそォォ殺す!!」
イカルゴの せんせいこうげき!
命懸けで突入した奴に「動けば殺す」ってバカだよねー


しかしウェルフィンも反撃の『卵男』!
うわー直撃だー
イカルゴ 死・・・・・・んでない・・・?
 ダメージも・・・?何だこの攻撃
飛び道具の具現化だからポンコツなんじゃね?


ウェルフィン くそったれがこんなザコくせー奴に弱点をつかれるとはァァ・・・・・・・・・!!
 駆け引きが必要なオレの‶卵男〟は問答無用で攻撃されると後手に回るしかねェ
対象者と攻撃開始の条件を宣言して、
その条件を満たさないと弾を発射できない。
イカルゴに頭を撃たれていたら終わっていたということ。
使い勝手悪いスなぁ。


しかもいざ発射して当たっても何も効果がな
イカルゴ 体内に生き物を・・・
 植えつけられた・・・!!?
なんですとー?


これこそウェルフィンの切り札『黒百足』!
ウェルフィン「オレの命令に背いたり!!オレに危害を与えようとすれば!!」
 「てめーに最悪の激痛を与えながら最後は体を突き破り命を奪う!!」
なんて恐ろしい能力なんだァァァァァァ


これじゃーイカルゴはもうウェルフィンに従うしかな
イカルゴ 何て
 楽・・・!!
 自分の命と引き換えのつもりなら・・・
 何て楽に引き金を引ける事か・・・!!
逆効果でしたm9(^Д^)
「殺意」があったら『黒百足』が急成長したかもだけど、
足止めだけ狙ったイカルゴ、ナイス判断。


ウェルフィンの脚を穴だらけにしてやろうぜ
ウェルフィン「~~~~
 「やめろォォわかった!!もうわかった!!
 「動かねぇよォォ!!降参だ!!頼む!! 撃つなァアアア!!
とてもわかりやすい白旗!!


ウェルフィン けどよォォォまさかこんなに脆いとは・・・こんなに怖ぇとはよォォォ!!
 自分の命を全く省みず突っ込んでくる奴がよォォォ
覚悟が違う、これがな


『黒百足』はウェルフィンが『本音』を話すと消えるらしい?
人間の頃の話を聞き出してみたところ――
ウェルフィン「もう一度・・・」
 「会いてぇな・・・・・・・・・」

 「・・・そうだ・・・ジャイロに会えりゃ・・・それでいい・・・」
 「蟻とか・・・人とか・・・金とか国とか・・・面倒くせェや・・・」
『黒百足』と一緒に野心的なモノも消えました。
欲深な人って、本当に欲しいモノは別にあるのかもしれません。


ウェルフィン「・・・っくっく」
 「ふふふははは」
イカルゴ「・・・・・・何がおかしい?」

ウェルフィン「正直に話すって・・・」
 「楽だな~~って思ってよ・・・」
人間、正直なんが一番やで
師団長を2人無力化したイカルゴ。できるタコである。


王とネテロの激戦が続いていまし
「貴様はよくやった」
 「人間としてはな・・・」
あっ





№297◆最後

王 コムギとの対局が
 予知のごとき先見を可能にした・・・・・・!!
コムギがいなければサンドバッグだったということ。
キルアの悪い予感が的中しちゃったんだよね。


しかし、ネテロに撤退の道は無い。
ネテロ これが・・・・・・

そこからの攻防は
 時間にして一分に満たなかったが
ネテロ 生涯最後
その覚悟で放ったネテロの百式は
 互いの力量精神の高揚と相まって
 千を超える拳の遣り取りとなって
 両者の間に無数の火花を生んだ
せんのこーぶしーになぁてー


そして
 その瞬間は
 訪れた
\(^o^)


これでもう百式観音の発動すらできないね・・・・・・
ネテロ 祈りとは
 心の
 所作
見せてやろう・・・・・・『零の掌』を!!


無慈悲の
 咆哮である
凸(゚ ゚


哀れ消し炭
「素晴らしい一撃であった」
ネテロ 零でさえも・・・・・・・・・・・・・・・
\(^o^)


ネテロの強さに感動した王は、『人類の永住を許可』。
わーい人類は生存権をてにいれたよー
「貴様の孤独な闘いは」
 「無駄ではなかったのだ」
 「もう決して二度言うことはないぞ」
 「余の名を言え・・・!」
最後通牒だよ


ネテロの返答は――
ネテロ「俺は」
 「一人じゃねェ・・・」
 人間を舐めるなよ
 「メルエム・・・!!
虫ごときが霊長なめんなよ?





№298◆薔薇

ネテロ「蟻の王メルエム」
 「お前さんは何にもわかっちゃいねぇよ・・・」
 人間の 底すら無い
 悪意を・・・・・・!!
『悪意』のルビは『進化』だよ。


メルエム 貴様は・・・!!
 そう・・・・・・貴様は・・・
 詰んでいたのだ
 初めから
えっ


貧者の薔薇と呼ばれ
 独裁小国家に好まれた
『貧者の薔薇』(ミニチュアローズ)。
何で読んだか、「殺すために殺す」のは人間だけらしいよ


プフとユピーが事態に気づいた時、
ナックルと対峙していたプフの分身体もそれを知り――
ナックルは
 決して越える事の出来ない壁を
 プフの表情に見た
無☆理


プフとユピー、現場に到着。
王を捜すんだ!!

・・・・・・





№299◆再生

モントゥトゥユピー「間に合わねぇ!!とても!!」
 「ピトーまでは王がもたねぇよ!!」
生きてはいたけど、王\(^o^)/


もうだめだー
シャウアプフ「私を召し上がっていただく」
 「それだけの事・・・!!」
王への献身(物理)


メルエム「えもいえぬ美味・・・」
 「楽園の・・・空気を吸うがごとく・・・」
 「力が・・・」
 「みるみる満ちてくるのがわかる・・・」
 「まさに妖精の霧・・・」
とてもおいしいらしい


メルエム「たまらぬ・・・」
 「この味で知ってしま・・・っては」
 「もう・・・・・・他の物は喰えぬ・・・・・・ではない・・・か」

シャウアプフ ああ・・・・・・!!
 王・・・・・・!! 王!! 王!! 王!!
 もうこれ以上私を!!歓びの天空へといざなうのはおやめ下さい!! もう!! おっおっおおおおおおおお
かwwwwおwwwwげwwwwwいwwwwww


ユピーもただ見ているだけではありません。
モントゥトゥユピー「王・・・・・・!!それでは」
 「こちらも御賞味下さい!!」
王への献身(物理)


メルエム「何と力強く濃厚な・・・・・・」
 「天界から降り落ちたとしか思えぬ・・・」
 「まさに・・・天使の雫・・・!!」
とてもおいしいらしい


メルエム「優劣つける事かなわぬ由・・・」
 「共に極上の一品と断ずるに迷いの余地は皆無・・・」
 「足りぬ・・・もっとだ・・・!」
 「両方・・・とも」
 「ありったけ・・・持って参れ・・・・・・」
王はお代わりを御所望であらせあそばせませございますです


モントゥトゥユピー、シャウアプフ この上ない至高!!
 「ハイッ」
 「喜んで!!」
 「我が王ォッ!!!」
 極上の歓び!!
シャウアプフ これは何だ・・・!?
モントゥトゥユピー この気持ちは・・・!?
なにもわからない


メルエム「これから・・・・・・は余を」
 「メルエム・・・と呼ぶがいい」
シャウアプフ、モントゥトゥユピー !!
メルエム それこそ母より賜りし
 余の名前・・・・・・・・・!!
シャウアプフ、モントゥトゥユピー !!!
2匹は、辿り着きました。


シャウアプフ、モントゥトゥユピー これこそが
 無償の
 愛・・・!!!
 種の頂点女王の域
フォントサイズが足りないでござる





№300◆保険

イカルゴ たった30分ですでに廃墟じゃねーか・・・!!
『30分』なんだよ(愕然)


地上に出たイカルゴはキルア、パームと合流。
キルア「要するにオレ達に出来る事は」
 「あいつの邪魔をしない事」
王、プフ、ユピーはこの場にいないので、
今のところゴンとピトーにゃん待ち。


イカルゴ 仮にゴンが現時点で持てる能力の全てを出しても到底ピトーに勝つ事はかなわない・・・・・・・・・!!
 それどころか自分達が加わったとしてもピトーには及ばない事を全て承知で・・・!!
 残るっていう事は
 共に死ぬという事・・・!!
(´・ω・`)
修業はしたけど「足止めならできそう」止まりなんだよね。


3人はナックル、メレオロンとも合流。
ノヴに言われた通り、全員「任務」は終わっています。
ナックル「終えるか」
 「続けるか」
答えは、全員、後者。


ゴン「終わったな」
コムギの治療終了でーす


『手術箇所は見えない』はずのゴンが、
治療の終了を察知したことにピトーにゃんは戦慄。
ネフェルピトー 終了した瞬間のわずかな弛緩がどこかに現れしれに気付かれたなら
 先刻の殺気も・・・
バレてるね(断言)


さて、じゃあ、いこうか。
ネフェルピトー「出来れば彼女を・・・」
ゴン「ピトー」
 「次ゴタゴタ言ったら」
 「そいつを殺す」
※彼は主人公です。


キルアたちが来たよー
ナックル「ゴン・・・そいつ」
 「‶天上不知唯我独損〟で撃っとくか?」
 「万が一奴が逃亡しても場所がわかっし」
 「反撃して来たらオレのポットクリンが盾になれるぜ」
ポットクリンは「無害故に無敵」だったんじゃ?
狙って盾として活用(操作?)できるものなの?


でもゴンはお断り。
ゴン「オレはピトーを信じるよ」
敵であっても信じるなんてやっぱり主人公やさし


ゴン「だからナックルは」
 「オレとピトーがカイトに会うまであのコを頼む」
ネフェルピトー「!!





 こいつ・・・コムギを
ナックル 保険に使う気か・・・!!
『保険』のルビは、わかるね?
※彼は主人公です。


仲間たちと別れて、ゴンはピトーと共にカイトの下へ。
・・・・・・キルアまで置いてくなんてちょっと冷たくねー?
キルア「危険なのはいっしょに行く事でオレが逆にピトーに捕まる事」
 「つまりピトーが人質交換を思いつく方が怖い」
ナックル「!!
 ・・・・・・・・・・・・こいつら・・・
 どんな修羅場をくぐればそんな発想が出来るんだ!?
闇の世界の住人たち


コムギ 何が何やらワダすの頭ではさっぱり・・・・・・
 総帥様は・・・一体どこ・・・・・・?この人達は何・・・!?
とりあえず、誰かポケットティッシュ渡してあげて




王は復活するっぽいけど宮殿に残ったキルアたちやばくね?
誰もが心配な続きは次巻だよ