まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

10月15日 本好き 本嫌い

2011-10-15 17:25:15 | 日記
今日も涼しかったと言えば 涼しかったですが
10月の気温って いつもこんなに高かったですかね?
明日の最高気温 28℃って・・・初夏?
どうなっちゃているんでしょう。

スギやら サクラやらが 間違って花咲かせちゃう気持ちも分かります。
おっと うとうとしてたら寝過ごしちゃった?みたいな気分ですかね?
かわいそうに・・・

さて 私は 本好きで 文章を書くのが大好きだったので
国語が好きでした。

だから 親もその能力を伸ばしてやろうということで
よく 本を買ってくれました。

駅の近くの本屋さんで 本を買ってもらうのが
ものすごく 楽しみでした。

でも 遊園地とか買い物とかに出かけた時は
なぜか 買ってもらえないというルールでした。

今 考えると 児童書は決して安くないし
お金を使って帰ってきて さらに本を買うのはダメってことだったんだと思います。

でも子供のころはそんなこと分からないし 
この楽しい気分を  新しい本を買うという さらに楽しい気分で終わらせたいのになあ
と いつも思っていました。

だから 自分の子供が本がほしいと言ったら 
絶対 いつも買ってあげたいと思っていました。

し・か・し 娘は『本』を読みません。
小さい頃は 本屋が開けるほど 絵本を買ってやっていましたが
それが いけなかったのか???
読み聞かせもしたのに・・・

本嫌いになった理由は 分かりませんが
私が 娘に
「本をもっと読もうよ!」
と 勧めると 夫と舅が二人がかりで
「俺たちも 本嫌いだから仕方ないよ」
と 助け舟?を出していたせいかも?

だから 娘が読んでくれる『本』めいたものは
携帯小説やマンガくらいで 
本好きの母としては こんな本やあんな本も読んでほしいのに~
と 悲しい気持ちでいっぱいです。

私はマンガ肯定派ですが それでも
マンガ『しか』読まないと
マンガ『も』読むでは
雲泥の差があると思っています。

ちょっとは 名作も読もうよと思って
娘に 携帯小説も買ってあげるから~と 無理やり買ってやった
「人間失格」
は 
「言葉が理解できない!」
という
「あなた 本当に日本人なわけ???」
という理由で打ち捨てられています。

太宰・・・
若かりし頃 あの独特の雰囲気に
のめりこんで読みまくったけどなあ。

日本語で書かれているのに 読めない。
どうしてですか?

語彙に乏しいんでしょうかね?
そんなに 難しい言葉でつづられていたかなあ???

本好きな私には 本を読まないという人生自体が 信じられないのですが
本嫌いな方って 結構いらっしゃるんですよね。

私から見れば 
「それって 人生半分捨ててるじゃないの?」
という気分なのですが
本を読まない人にとっては 本のない人生が日常なのであって 
まったく 苦痛でも何でもないわけです。
むしろ 本を読めと言われることが苦痛だったわけです。

学校の図書館も よく借りに来てくれる子は ほんの一部です。
もちろん 図書館に来ないからといって 本を読まない子というわけではないと思います。

今の学校には 『朝読書』という時間があって 毎朝20分くらい読書をします。
学校で本が読めるなんて 夢のような話ですが
本嫌いな子には 苦痛の時間なんだろうなあと思います。

本好き 本嫌い 一体それを分けるものはなんなのか。
司書の科目の中には 『児童サービス論』なるものがあります。

公共図書館の大きな目的の一つにも 『児童へのサービス』があります。

児童(中学生くらいまでか)時代に 本が好きになるかどうかが
重要であるというようなことも学びます。

だから その入り口である学校図書館の役割は大きい。
娘で失敗している私に それが務まるのか?
自問自答の毎日です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする