まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

3月1日 「Mo+her」

2012-03-01 20:29:33 | ドラマ
昨日の雪とうって変わって 今日は暖かでしたね。

さて 今 ゴゴドラで 「Mo+her」を再放送しています。

このドラマ 放映当時から お友達の間で すごくいいとは聞いていたんですが
ストーリーを大まかに説明してもらったら とても見られなかったんです。
なにしろ ほら 悲しい話が苦手な上に しかも 子供がらみ。
一番苦手なゾーン。ストライク。

ただ 当時と違って だいぶ余裕が出てきた今日この頃。
再放送はひとつのチャンスだと思って 思いきって見ました。

鈴原奈緒(松雪泰子)は 室蘭で小学校の教師をしているが もともと渡り鳥の研究者で 
人付き合いが苦手。感情を表に出すのも 子供も苦手。

道木怜南(芦田真菜)というより鈴原つぐみといったほうがしっくりくる・・・は
7歳で 母親およびそのヒモのような交際相手に 虐待を受けている。
最初は つぐみが虐待を受けていることにすら 目をそむけていた奈緒は
ある寒い夜 家の前に ゴミ袋に入れて捨てられているつぐみを見つける。

奈緒は つぐみの母となることを決意し つぐみを連れての逃避行が始まる。

菜穂は つぐみの特徴である赤いダッフルコートを着せて 漁港で海に落ちたという偽装工作をする。
そのため 最初は つぐみが死んだと思っていた警察。

しかし・・・

今日 第8話でした。

怜奈の実母 道木仁美(尾野真千子)が つぐみが生まれた時は ごく普通の良き母であり
夫と別れたのちも 女手ひとつで つぐみを一生懸命育てていたという真実が明るみにでる。
生活の疲れが体罰から 虐待へ。 
愛情と憎しみが行きつ戻りつつしながら 
最低な男との出会いにより さらにエスカレートしていく様は
本当に見ていてつらい。

そして 必死になって繋ぎとめようとした娘に 
「私は死んだから。ママはもうママじゃない。だから好きでも嫌いでもない。」
と 逆に捨てられてしまう。

失意のまま 室蘭に帰った仁美は 警察に怜奈への虐待や死の真相について聞かれ
「あの子は 死んでいない。誘拐されたのよ!」
と 口走ってしまう。

新しい戸籍を手に入れようとしている 奈緒とつぐみのもとに警察の手が迫る。



もう 今日は 泣きっぱなし。
「逃げて! もう逃がしてあげて!」とつぶやいてしまう。

この物語には 何人ものMo+her(tは十字架なんですよ。)が登場する。
奈緒。奈緒の養母。奈緒の実母。奈緒の妹たち。仁美。
それぞれに 切ないほど子供を愛し そして護ろうとする。

仁美を真の虐待へと追いやったのは 最低な男。
あの男を 逮捕しろ!!

ああ あと9話~11話。
私が望むようなハッピーエンド
”奈緒とつぐみが親子になって幸せに暮らす・・・”
ではないことを もう知っています。

でも 最後まで 見届けたいと思います。
まだ 最後まで見ていないけど お勧めです。
思いっきり泣ける環境を用意して ご覧ください。

最初は 奈緒がどうして唐突に つぐみを連れ去る決心をしたのか
いまひとつ 共感できませんでした。
でも 回を重ね 奈緒の生い立ちが明らかになってくると
それが しっくりくとくるようになります。
回を重ねるごとに親近感がわいてくる。
ドラマとして 最高の仕上がりじゃないでしょうか。

松雪泰子と芦田真菜の演技がうますぎて 
もうドラマだか現実の世界だか分からなくなるほど 入れ混んじゃうこと間違いなしです。

芦田真菜は当時5歳。
ドラマの世界では子役は少し年長の子が演じるのが常識で 
実は オーディションを受ける資格もなかったとか。
それでも あの迫力の演技力でオーディション合格。
5歳にして 7歳の子を演じ常識を覆した子役です。
真菜ちゃん マジ すごい。尊敬します。

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