3月23日 小野不由美「ゴーストハント」①

今日は　午後から雨予報でしたが　10時前には雨が降っていました。
今もしとしと降っています。
こんな日は　怪談がサイコー！

ってなわけで　小野不由美「ゴーストハント」①旧校舎怪談を読みました。

	ゴーストハント1　旧校舎怪談 (幽BOOKS)
	小野 不由美
	メディアファクトリー

この作品　生徒よりリクエストがあって　入れたものの
まさか　7巻まで出ているとは知らず　図らずも図書費を使い切る原因になってしまったといういわくつき。＾＾；（しかもリライト版値段高っ！）

最初　貸し出し状況は悪かったのですが　一度生徒に
「先生　なんか新しい本ない？」
と　聞かれたので
「ゴーストハント入れたよ～」
と　言ったら　ひっきりなしに借りられました。

やっと　第一次ブームが去ったようなので　読んでみることにしました。

女子高校生・谷山麻衣の学校の取り壊しできない旧校舎には　数々の怪談があった。
その祟りなのか　取り壊しをしようとすると　事故が起こり次々と死者が出るという。
早く校舎を取り壊して　体育館を建てたい校長たちは　渋谷サイキック・リサーチに調査を依頼する。
しかし　社長の渋谷が若いことに不安を覚え　校長たちはその後つぎつぎと霊能力者たちを雇う。
麻衣は　やむなき事情でナルシスト美少年の渋谷一也（ナル）の助手として　調査を手伝うことになる。
本当に　霊はいるのか。次々と起こる事故は霊障なのか。


冒頭の麻衣と友達がしている怪談話が　昼休み前の図書室で一人で読んでいたもので　非常に怖かったです。
トイレの話とか・・・

そこで　読破済みの子に　
「怖いんだけど～」
と　訴えたら
「先生　ゴーストハントはそれほど怖くないよ～　八雲（心霊探偵八雲）のほうが怖いよ。」
と　言われてしまった。
読んでみて納得。

ナルちゃんが　心霊現象は否定していないものの　あくまで科学的に理論的に冷静に　
現象を解明していく様は　読んでいて安心できます。
『名探偵がいる』みたいな状況？

一点　ナルちゃんに関して意味不明な現象があったのですが　Wikiを読んで納得。
そういう伏線か。

テレビ東京で　アニメ化されているようですね。
なるほど　映像化すると映えると思われます。
ナルちゃんをはじめるとする霊能力者たちのキャラクターもしっかりしていて面白いし。

漫画化もされていますね。それも読んだら面白そう。


ただ怪談って　不思議と本で読むほうが怖かったりする。
どうしてでしょうね・・・
人間の想像力のほうが　映像に勝つんでしょうか。
それとも自分の怖いところは　自分が一番よく知っているから？

ところで　ナルちゃん　性格が悪いと分かっている麻衣も認めざるを得ない美少年ってことになっています。
しかし　生まれてから　これまで　見とれるほどの美少年って　会ったことがない。
（当たり前？）
・・で　頭の中で映像化できずに　ナルちゃんの顔だけ　もやもやしています。＾＾；

2巻も早く読もうっと・・・＾＾
その感想は　またの機会に。


このいがぐりおは幽霊じゃないよ。
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