まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

3月30日 あさのあつこ「木練柿」

2012-03-30 19:27:48 | 読書のすすめ
今日も暖かでしたね。
なんだか最近夕方無性にお腹が空きます。
今日も SUBWAAYに行って サンドイッチ食べちゃいました。
うーーーー。10キロ増もやむなしか?TT

さて あさのあつこの「木練柿」を読みました。

木練柿(こねりがき)
あさの あつこ
光文社


時代推理小説シリーズの一つです。
「弥勒の月」「夜叉桜」「木練柿」と最新刊の「東雲の途」と4冊出ているようです。
同シリーズの「夜叉桜」を読んだ覚えがあります。
いつものごとく鶏頭で こまかいストーリー忘れていますが。

読み始めた時 ああ あのシリーズなのねと思ったからまだましか。

北町定廻り同心の木暮信次郎と、岡っ引きの伊佐治、小間物問屋 遠野屋清之介の3人がメインの登場人物です。
「木練柿」は この3人にかかわる人たちの短編集。

今回は 「梅」「椿」「夕顔」「柿」。
推理物としての ストーリーも面白いのですが 
あさのあつこが描く時代小説は なんだか 不思議な雰囲気があります。

色や香り 景色 人々の息遣い。
自分も江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。

暗い過去があるけど妙に人好きのする遠野屋や 好々爺の伊佐治よりも
自己破滅型に見える信次郎に 惹かれます。

人間って 自分と間逆なものに惹かれるんですかね?
信次郎は 頭は切れるけれど 心のどこかで いつ誰かと刺し違えてもいいと 思っているような危険な男です。
実生活でこんな人がいたら 絶対遠巻きにして近づかないと思います。
なのに 小説の登場人物だと 不思議と惹かれてしまう。

それだけ あさのあつこの人物描写が 魅力的ってことなんでしょうか。

さすがです。

今 悩んでいるのは 最新刊の「東雲の途」はまだなのはともかく このシリーズのもう1作「弥勒の月」を読んだのかどうか 全く思い出せないことです。
あさのあつこの新刊は 一通りチェック入れていると思うし しかも題名に見覚えがある。
それなのに 思い出せない。

鶏頭 極まれり・・・

思い出せないくらいだから もう一度読んでもいいか。^^;
図書館に両方リクエストしました。
「東雲の途」は11人待ちとのこと。
貸出期間は2週間で 所蔵が3冊だから 2カ月待ちくらいかな。


いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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