今日は 完全に夏の日差しでしたね。
夕方仕事を終えて車に乗ったら 車の中はもちろん ハンドルも熱かったです。
さて 西尾維新の「難民探偵」を読みました。
ずっと真面目な生活を送ってきたのに 就職できないまま大学卒業を迎えてしまった窓居証子。
心配した親が 見合い写真を送ってきたことに対抗して 幼いころから可愛がってもらった祖母に相談したところ 一族から腫れもの扱いされている叔父 窓居京樹のところに手紙を持っていくように言われる。
窓居京樹は いわゆる人気ミステリー作家である。
ものすごい和風の豪邸に一人で住んでいる変わりものである。
京樹は母の手紙を読むと 証子に自分のお手伝いさん兼 秘書をやりながら就職活動をすればいいという。
あくまで真面目な証子は 法外な給料を提示され その金額をさげつつ 半年間と自分で期限を決め京樹と同居することになる。
そんなある日 京樹の携帯に警察から
「根深陽義という人物を引き取りに来てほしい。」
という電話がかかってくる。
京樹は最初は面倒がっていたが 証子に代わりに行って彼を引き取ってくるように頼む。
根深陽義は ネットカフェで殺人を発見し 容疑者にされていたのである。
しかし 根深陽義は 実は『難民探偵』であった。
証子は 陽義と一緒に事件の解決に乗り出すが・・・
西尾維新は 「ライトノベルとふつうの小説の違いはなんなのか?」という問題を私たちに突きつける作家さんの一人です。
彼の代表作である『戯言シリーズ』はライトノベルとして扱われていて
多くの図書館には置かれていません。
中学校に勤務していたころ常連だった子に 「図書室に入れて!」と再三頼まれて1冊入れてみました。
ほかの子に
「こんなの学校の図書館に入れていいの?
」
と言われました。
結構人気で 自分で読むことなく終わってしまったのですが・・・
そんなわけで 図書館で同じ著者のこの本を偶然見つけて 借りて読んでみました。
これは 普通の小説として 書架に置かれています。
読みやすいけれど 別に文章が稚拙なわけでもなく 普通のミステリーですね。
独特のくせがあって それが好きか嫌いかはあるかも知れませんが
個人的には 決して嫌いではありません。
『難民探偵』なんて何者?と思いますが 陽義も証子も特に大活躍するわけでもなく
淡々と事件が解決したようなしてないような感じ。
内容は面白いので お勧めです。
ミステリー好きの方は ぜひご一読ください。
新しいタイプのミステリー世界が開けるかと思います。
今 同じ著者の「刀語」を読みはじめています。
今季 アニメを再放送していて なかなか面白いので読むことにしました。
こちらは なぜかライトノベル扱いで図書館にあります。
私自身は 漫画と普通の本の境界も引かないので
「面白くて 私が好きなら勧めちゃう。
」
と 思っちゃうタイプです。
しかし 一般の司書さんたちのライトノベルに対する嫌悪は 思っていた以上に強く
「どうして あんな本が図書館に置いてあるのかわからない。
」
的な批判をよく耳にします。
・・・で そんなに悪し様に言うなら読んだことあるのかなあ?と思って聞くと
「ライトノベルは読まない。
」
とおっしゃるんです。
確かに私も有名でも今一と思うライトノベルがないわけではありませんが
読んでみなきゃ分からないと思うんですけどね。
不思議と有川浩は司書さんの間でも市民権をえているんですよね。
図書館戦争を書いているからかなあ?
有川浩さんは もれなく面白いですけれど。
蛇足でした。
いがぐりおは ミステリー好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
夕方仕事を終えて車に乗ったら 車の中はもちろん ハンドルも熱かったです。
さて 西尾維新の「難民探偵」を読みました。
![]() | 難民探偵 (100周年書き下ろし) |
西尾 維新 | |
講談社 |
ずっと真面目な生活を送ってきたのに 就職できないまま大学卒業を迎えてしまった窓居証子。
心配した親が 見合い写真を送ってきたことに対抗して 幼いころから可愛がってもらった祖母に相談したところ 一族から腫れもの扱いされている叔父 窓居京樹のところに手紙を持っていくように言われる。
窓居京樹は いわゆる人気ミステリー作家である。
ものすごい和風の豪邸に一人で住んでいる変わりものである。
京樹は母の手紙を読むと 証子に自分のお手伝いさん兼 秘書をやりながら就職活動をすればいいという。
あくまで真面目な証子は 法外な給料を提示され その金額をさげつつ 半年間と自分で期限を決め京樹と同居することになる。
そんなある日 京樹の携帯に警察から
「根深陽義という人物を引き取りに来てほしい。」
という電話がかかってくる。
京樹は最初は面倒がっていたが 証子に代わりに行って彼を引き取ってくるように頼む。
根深陽義は ネットカフェで殺人を発見し 容疑者にされていたのである。
しかし 根深陽義は 実は『難民探偵』であった。
証子は 陽義と一緒に事件の解決に乗り出すが・・・
西尾維新は 「ライトノベルとふつうの小説の違いはなんなのか?」という問題を私たちに突きつける作家さんの一人です。
彼の代表作である『戯言シリーズ』はライトノベルとして扱われていて
多くの図書館には置かれていません。
中学校に勤務していたころ常連だった子に 「図書室に入れて!」と再三頼まれて1冊入れてみました。
ほかの子に
「こんなの学校の図書館に入れていいの?

と言われました。
結構人気で 自分で読むことなく終わってしまったのですが・・・
そんなわけで 図書館で同じ著者のこの本を偶然見つけて 借りて読んでみました。
これは 普通の小説として 書架に置かれています。
読みやすいけれど 別に文章が稚拙なわけでもなく 普通のミステリーですね。
独特のくせがあって それが好きか嫌いかはあるかも知れませんが
個人的には 決して嫌いではありません。
『難民探偵』なんて何者?と思いますが 陽義も証子も特に大活躍するわけでもなく
淡々と事件が解決したようなしてないような感じ。
内容は面白いので お勧めです。

ミステリー好きの方は ぜひご一読ください。
新しいタイプのミステリー世界が開けるかと思います。
今 同じ著者の「刀語」を読みはじめています。
今季 アニメを再放送していて なかなか面白いので読むことにしました。
こちらは なぜかライトノベル扱いで図書館にあります。
私自身は 漫画と普通の本の境界も引かないので
「面白くて 私が好きなら勧めちゃう。

と 思っちゃうタイプです。
しかし 一般の司書さんたちのライトノベルに対する嫌悪は 思っていた以上に強く
「どうして あんな本が図書館に置いてあるのかわからない。

的な批判をよく耳にします。
・・・で そんなに悪し様に言うなら読んだことあるのかなあ?と思って聞くと
「ライトノベルは読まない。

とおっしゃるんです。
確かに私も有名でも今一と思うライトノベルがないわけではありませんが
読んでみなきゃ分からないと思うんですけどね。

不思議と有川浩は司書さんの間でも市民権をえているんですよね。

図書館戦争を書いているからかなあ?
有川浩さんは もれなく面白いですけれど。

蛇足でした。
いがぐりおは ミステリー好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
