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まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

奉仕の価値

2013-06-30 20:07:37 | 図書館のこと
今日は涼しかったですね。
しかし ラジオで言ってたんですが
「今週の後半 熊谷や群馬の一部では 35度になるでしょう。」

おいおいおい。いま さらっと言っちゃったね?
どうせ 熊谷や群馬の気温なんて 自分達には関係ないって思ってるでしょう?
6月中は 33℃にすらならなかったのに いきなり35℃ですか。
夏が来ますね~

さて 最近夫と話をしていて うーーーんと思ってしまうことがあります。
夫は
「あなたたちの仕事(図書館司書)は 金銭的には何も生み出していない。」
と 馬鹿にした口調で言うのです。

非常に頭に来ますが たしかに本を貸したり 質問に答えたりしても
利益はお金と言う形では現れません。

く・・・くやしい。

そして 図書館のことに興味のある方はご存知かと思いますが
少し前に 一部公共図書館が TUTAYAに業務委託をしたことが話題となりました。

図書館=貸本屋

貸本屋(レンタルショップ)の最終形態は ほぼ24時間 休日返上で開いていること。

夫は 貸本屋としての図書館は認めるがそれ以上の価値はないと言い切るのです。

うわ~ むかつく。

私は 別にTUTAYAに業務委託をすることを全否定しているわけではありません。
コンビニが 当たり前のように24時間開いていて スーパーでさえそれに準じるようになってきている今 ひとつの試みだと思います。

でもね・・・・
確かに 忙しいのに 図書館で館本を借りたいと思ってくださる方は ありがたいと思うんですよ。
ただね 昨今 司書の賃金がどんどん下がり 
その上 土日 夜 働けるパートのみ歓迎として扱われ
しかも全く安定してないことに疑問を感じるんですよ。
そんな世の中じゃあ いい司書に成長できない。

TUTAYAへの業務委託は そういう現状を反映した結果だと思うんです。
TUTAYAが 優秀な司書には ちゃんとした給料と安定した仕事を提供できるならいいです。
でも 利益を追求する以上 単に安く使えていつでも切れるという意味での便利なパートのみを求めるんじゃないでしょうか。

夫は 「人生に図書館がなくても全く困らない」と断言する本を読まない理系人間なので
本に囲まれているだけで幸せを感じる私とは 水と油です。

夫に図書館の必要性を論じても 馬の耳に念仏。

しかし 利益を生み出さないものは果たして価値がないのか?

じゃあ 主婦や主夫は 利益生み出してないから価値ないんですか?
警察や消防の方たちは お金もうけしてないから 価値ないんですか?
って話です。

夫! 今 全国の奉仕する皆様を敵に回したぞ!

じゃあ 自分の仕事のやりがいって何?って考えたとき
もやもやしながらいらした利用者の皆さまが求める資料を見つけ出し
「ああ これが読みたかったのよ。(あるいは知りたかったのよ。)ありがとう!」
と 嬉しそうにおっしゃったときです。

確かに1円の利益も生み出していないかもしれないが
価値がないとは言わせない。

ああ どなたか この件に関しては 極めて短絡的で
奉仕のなんたるかを全く理解できない夫に説教してください。

いがぐりおは 図書館好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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