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ヒヨドリジョウゴ・9~堀之内寺沢里山公園

 ナス科ナス属「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」。日本全土の山野に普通に生えるつる性多年草で当地では道端などで時々見掛けるが、刈られることが多くなかなか定位置で見られない。ここは堀之内寺沢里山公園の田んぼ脇で見つけたもので、記録のために撮っておいた。
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ガガイモ・10~種子

 キョウチクトウ科(←ガカイモ科)ガガイモ属の「ガガイモ(羅摩)」。夏に花はあちこちの藪に繁茂しているのを見るが、結実率が低くまた刈られるような場所に生えているので、その果実にはなかなかお目に掛かれない。植物観察を始めてから16年以上になるが、これまでにガガイモの果実を見たのは5~6回しかない。それに果実を見つけてもその後刈られてしまって、種子を見たのは2年前の一度だけ。今回久し振りに種子を見ることができた。
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ノササゲ・7~堀之内地区

 由木中央小学校横から北に抜ける堀之内地区の道端で見つけた「ノササゲ(野大角豆)」。マメ科ノササゲ属のつる性多年草で花期は8~9月。豆果は長さ3~4センチで果皮は紫色になり莢が裂開しても種子は残っている。
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シモバシラ・7~高尾山もみじ台北巻き道

 真冬の風物詩は「シモバシラ(霜柱)」の氷柱。シソ科シモバシラ属の多年草で、地上部は枯れているが根が活動していて茎の維管束や導管などの毛細管現象で水分が押し上げられ、地上部で氷点下の外気に触れて凍る。シソ科植物ではシモバシラのほか、セキヤノアキチョウジサルビア・ガラニチカなどでも同じような氷柱が見られる。これは奥高尾“もみじ台北巻き道”のもの。
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ツルリンドウ・3~種子

 奥高尾“一丁平北巻き道”で見つけた「ツルリンドウ(蔓竜胆)」。リンドウ科ツルリンドウ属のつる性多年草で花期は9~10月リンドウの果実は蒴果になるがツルリンドウの果実は液果になる。写真は虫が喰ったのか穴が開いていて、中に長さ1.5~2ミリの種子が数個残っていた。
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