元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ハナミズキ・3~果実
秋葉台公園横から秋葉台小学校に登る道は「ハナミズキ(花水木)」並木。ミズキ科サンシュユ属(←ヤマボウシ属)の落葉高木で、紅葉は既に終わり赤い実がアスファルト道路に散乱している。
今年は東京では“木枯らし1号”が観測されず、これは1979年(昭和54年)以来のこととなった。一方、近畿地方では11月22日に“木枯らし1号”が吹いたようだ。東京の“木枯らし1号”の基準は、10月半ば~11月末に西高東低の冬型の気圧配置になり、観測地点の北の丸公園(千代田区)で最大風速8メートル以上の北風が吹くことなどで判断している。来週も日本列島には南から暖気が入り、暖かくなるようだ。
今年は東京では“木枯らし1号”が観測されず、これは1979年(昭和54年)以来のこととなった。一方、近畿地方では11月22日に“木枯らし1号”が吹いたようだ。東京の“木枯らし1号”の基準は、10月半ば~11月末に西高東低の冬型の気圧配置になり、観測地点の北の丸公園(千代田区)で最大風速8メートル以上の北風が吹くことなどで判断している。来週も日本列島には南から暖気が入り、暖かくなるようだ。
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エダウチスズメノトウガラシ・2~果実
堀之内寺沢里山公園の田の畦道に生えている「エダウチスズメノトウガラシ(枝蔚雀の唐辛子)」。先日終わり掛けの花を見たところだが、その果実は長さ1.5~2センチの細長い蒴果で、この姿を“唐辛子”に見立てている。中央手前に裂けた果実があるが、中の種子は長さ1ミリに満たない。
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ノササゲ・2~果実
マメ科ササゲ属の「ノササゲ(野大角豆)」。初秋に長さ2センチほどの黄色い花を咲かせていたが、葉はすっかり枯れて蔓にひとつだけ果実がぶら下がっていた。莢の長さは3センチほどで、青紫色の種子の直径は5~6ミリ。花の時は藪のあちこちで見ていたが、この美しい果実は意外と見つけにくい。これは蓮生寺公園の藪をかき分けて探した。
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ガガイモ・4~綿毛
キョウチクトウ科(←ガガイモ属)ガガイモ属の「ガガイモ(羅摩)」。袋果が弾け綿毛の付いた種子が飛び始めた。種子は扁平な楕円形で長さは3ミリほど。綿毛の長さは1.5センチ以上はある。ガガイモは結実することが少なく、また結実しても草刈りに遭うような場所に生えているため、私はこれまで果実は見ても綿毛を見たことが無かった。先日長さ10センチほどに稔った果実を見つけて熟すのを楽しみにしていたところ、2週間後に草刈りの様子は無いのにその果実だけ姿が見つからず唖然。しかし藪を良く探してみると長さ4センチほどの小さな果実がひとつ残っていてやっと念願の綿毛を見ることができた。
そもそもこれまでの私のガガイモ観察を振り返ると、いつも草刈りに遭うので、いっそのこと庭で育ててみようと思い、5年前に野道に生えていた幼株を我が家のナツツバキの根元に植えてみた。翌年はナツツバキに絡んで2メートルほどのてっぺんまで伸びたが花は咲かず、3年目に待望の花が咲いた。しかしその年もまた翌年も果実ができる様子が無く、そのかわりに親株から3~4メートル離れた数ヶ所から新芽が顔を出してきた。これは抜いても抜いても出てきてまさに“いたちごっこ”。どうやら芝庭の柔らかい地中で四方八方に根を伸ばしてしまったようだ。残念ながらそこで“果実収穫作戦”は打ち切らざるを得ず、親株を引き抜いてすべて庭からお引取りいただいた。今回のこの綿毛観察で、ようやくガガイモ観察の“呪縛”から抜け出すことができる。
そもそもこれまでの私のガガイモ観察を振り返ると、いつも草刈りに遭うので、いっそのこと庭で育ててみようと思い、5年前に野道に生えていた幼株を我が家のナツツバキの根元に植えてみた。翌年はナツツバキに絡んで2メートルほどのてっぺんまで伸びたが花は咲かず、3年目に待望の花が咲いた。しかしその年もまた翌年も果実ができる様子が無く、そのかわりに親株から3~4メートル離れた数ヶ所から新芽が顔を出してきた。これは抜いても抜いても出てきてまさに“いたちごっこ”。どうやら芝庭の柔らかい地中で四方八方に根を伸ばしてしまったようだ。残念ながらそこで“果実収穫作戦”は打ち切らざるを得ず、親株を引き抜いてすべて庭からお引取りいただいた。今回のこの綿毛観察で、ようやくガガイモ観察の“呪縛”から抜け出すことができる。
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