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ウリクサ・1~蓮生寺公園

 アスファルトの透き間など道端で普通に見られる「ウリクサ(瓜草)」。アゼナ(アゼトウガラシ)科(←オオバコ科←ゴマノハグサ科)ウリクサ属の一年草で花径はわずか7~8ミリ。果実がマクワウリのような形に見えることからの命名だが、その大きさはわずか4ミリほど。次はその果実を見てみよう。これは蓮生寺公園“門前広場”に生えているもの。
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ワレモコウ・2~長池公園

 とてもバラの仲間とは思えない「ワレモコウ(吾亦紅・吾木香)」。バラ科ワレモコウ属の多年草で、日本には古くから自生している。まだまだ残暑が厳しいがこの花が咲き始めると秋を感じる。小穂ができる花は、通常、基部のほうから咲き上がっていく“無限花序”が多いが、ワレモコウは頭頂部から咲き下っていく“有限花序”。上部の濃紅色の花は咲き終わっており、真ん中の淡紅色部分が開花中。その下は蕾になる。 
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マツカゼソウ・3~若い果実

 長沼公園“ひよどり沢”の水辺で見られる「マツカゼソウ(松風草)」。ミカン科マツカゼソウ属の多年草で夏に白い小さな花をたくさん咲かせる。写真は4分果の様子で、ひとつの果実の長さは3ミリほど。葉に臭気があるのを確認するのが宿題になっていたが、その葉を少し揉んでみると確かにクサギの葉のようなムッとした臭いがあった。
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チョウジタデ・3~休耕田

 野猿街道の下柚木交差点から野猿峠に向かう登り坂は約2キロ続く。冬なら途中で休まずに駆け登るが、残暑の中ではかなりきつい。赤信号で止まり給水して一息つく。また走り始めると、殿ヶ谷交差点付近の休耕田に黄色い花が見えたので、それを口実にもう一休み。これは「チョウジタデ(丁子蓼)」でアカバナ科チョウジタデ属の多年草。花径は7~8ミリで花弁は4~5枚。

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ケンポナシ

 野津田公園で見られる「ケンポナシ(玄圃梨)」。クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で写真は果実の様子。こげ茶色の球形のものが直径4~5ミリの核果で果肉はほとんど無い。ケンポナシの特徴はその根元の曲がりくねった黄土色の果柄で、花後に太くなり果実が熟す頃に食べることができる。それは名前の通り確かに梨の味がする。
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