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ヒゲケマルバスミレ

 高尾山“2号路”で見つけた白いスミレ。丸い葉で葉や花柄に細かい毛があるのでケマルバスミレだと思ったが、ケマルバスミレの側弁は通常は無毛であり、有毛のものを「ヒゲケマルバスミレ(髭毛丸葉菫)」と呼ぶようだ。側弁の基部を良く見てみると“ヒゲ”が見える。
 さて昭和、平成、令和時代のお茶の間に笑いを届け続けてきた天才喜劇王の志村けんさんが、29日、享年70歳で逝去された。新型コロナウイルス陽性の発表があってからわずか1週間足らずで、まさかこんなことになるとはご本人が一番信じられなかったのではないだろうか。私は『8時だョ!全員集合』世代で、“東村山音頭”や“ヒゲダンス”などお腹を抱えて笑っていたものだ。映画『鉄道員(ぽっぽや)』で高倉健さんと共演し、今年12月公開予定の『キネマの神様』(山田洋次監督)に主演予定だった。現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』では、作曲家の山田耕筰氏がモデルの役で撮影が進んでおり、NHKは既に収録した分は放映するという。連続テレビ小説は出勤後なので見ていないが、志村けんさんの出演分は録画して見ることにしよう。私が通っていた横浜市立中学校の校歌は山田耕筰氏が作曲していた。志村けんさんのご冥福を心よりお祈りしたい。
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スミレ・5~門前

 我が家の門前に棲みついている「スミレ(菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、拙庭にも何株か侵入している。時々、庭の芝刈りや雑草除去をしているがスミレだけは見逃して花を楽しんでいる。春にはこうして開花してくれるので嬉しいが、秋には閉鎖花から果実をたくさん作って勢力を拡げるので、いくつかは除去せざるを得ない。
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アブラチャン・3~雌花序

 クスノキ科クロモジ属の「アブラチャン(油瀝青)」。写真は雌花序で高尾山頂付近で見つけたもの。花径は6~7ミリで雄蕊は退化し雌蕊の子房が膨らんでいる。下の花序では短い花柄が見える。アブラチャンの果実をまだ見たことが無いので、この株の結実を期待しよう。
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アブラチャン・2~雄花序

 裏高尾町旧甲州街道の小仏川沿いに生育している「アブラチャン(油瀝青)」。クスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。写真は雄花序で花径は5~6ミリ。雄花が8個程度見え雄蕊が9本確認できる。ダンコウバイに良く似ているが、左端の花のようにアブラチャンには短い花柄があるので区別できる。
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マユミ・2~芽吹き

 ニシキギ科ニシキギ属の「マユミ(真弓)」。小山内裏公園“戦車道路”で春の陽を浴びて輝いていた。芽吹きの様子を色々観察しているが、どれも生命力が感じられて美しい。マユミは初夏にニシキギ科らしい目立たない花を咲かせ、秋に赤い果実を稔らせる。
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