元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
トクサ
大塚公園付近の道端で見掛けた「トクサ(砥草・木賊)」。トクサ科トクサ属のシダ植物で、全国の湿地に生育するが、観賞用に栽培されているものが多い。トクサの表皮にはケイ酸が含まれており、古くから木工品や金属の研磨に利用されてきた。また茎を乾燥させたものが生薬の“木賊(もくぞく)”で眼病などに薬効がある。
写真は茎頂の胞子嚢の様子で、そこに力士の顔があった。大相撲は本来であれば今月は“名古屋場所”だが、今年は“七月場所”として両国国技館で開催されている。観客は掛け声の代わりに拍手になり、横綱土俵入りの際の『ヨイショ!!』も無い。開催できているだけで良しとしなければならないだろう。
写真は茎頂の胞子嚢の様子で、そこに力士の顔があった。大相撲は本来であれば今月は“名古屋場所”だが、今年は“七月場所”として両国国技館で開催されている。観客は掛け声の代わりに拍手になり、横綱土俵入りの際の『ヨイショ!!』も無い。開催できているだけで良しとしなければならないだろう。
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イケマ
キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の「イケマ(牛皮消・生馬)」。北海道から九州まで山地の日当たりの良い林縁や草地に生育する。7~8月に葉腋から花序を出し直径3~4センチの球形の散形花序を付ける。小花の直径は1~1.5センチで、開花すると花冠は5裂し反り返る。内側にある5枚の副花冠は白い。同属のコイケマの花はほとんど開かないが、イケマは良く開く。根に毒があり、アイヌがその毒を矢に塗り狩猟を行っていたという。イケマの名前はアイヌ語で“カムイケマ(神の脚=神の根)”から来ている。また民間では生薬“牛皮消根(ごひしょうこん)”として強心・利尿などに利用し、馬の病気に薬効があったことから“生馬”の名が付いたとも言われている。これは日影沢林道のもの。
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