goo

ニガクリタケ・2~奥高尾

 奥高尾の山道で見つけたキノコ。これはモエギタケ科クリタケ属の「ニガクリタケ(苦栗茸)」だろう。先日、奈良ばい谷戸で見たところだが、ごく普通に見られる。加熱すると苦味は消えるようだが、毒性は消えないので決して口にしてはいけない。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

ニガクリタケ・1~奈良ばい谷戸

 奈良ばい谷戸の山道で枯れ木に発生していた小さなキノコ。これはモエギタケ科クリタケ属の「ニガクリタケ(苦栗茸)」の幼菌だろう。傘の直径は1~1.5センチ。成長すると2~5センチになるようだ。ごく普通に見られるキノコで、柄の基部から束になって生える“束生”も特徴のひとつ。食用されるクリタケに似ていて苦みがあることから名付けられているが、毒性が強く誤食すると激しい腹痛、嘔吐、下痢などを引き起こし、最悪の場合は死に至るので決して食べてはいけない。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

コフキサルノコシカケ

 こういうキノコを見つけると“サルノコシカケ”という名前が思い浮かぶが、正式には“サルノコシカケ”という種は無い。サルノコシカケ科という科名も見るが、これも正式な名前ではない。国際的な植物分類上、まだ決着していないようで、マンネンタケ科、タマチョレイタケ科、タコウキン科など図鑑によってまちまちになっている。最新の研究結果をご存知の方はご教示賜りたい。
 写真は平山城址公園のコナラの切り株に発生していたもので、一応「コフキサルノコシカケ(粉吹猿腰掛)」としておこう。この仲間は着生する樹によって色や模様が多様になるようだ。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

チャカイガラタケ・2~清水入緑地

 清水入緑地の倒木に発生した「チャカイガラタケ(茶貝殻茸)」。タマチョレイタケ科チャミダレアミタケ属のキノコで広葉樹の枯れ木に重なるように発生する。直径は6~7センチで茶褐色や赤紫色の環紋が美しい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ベニチャワンタケモドキ

 高尾山の渓流で見掛けた紅色のキノコ。これはおそらく「ベニチャワンタケモドキ(紅茶碗茸)」だろう。ベニチャワンタケ科ベニチャワンタケ属のキノコで外側はほとんど無毛。外側に毛が多く白っぽく見えるベニチャワンタケと区別できる。お椀の直径は2.5~3センチ。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ