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カニクサ・5~中山地区

 中山地区の野道で多く見られる「カニクサ(蟹草)」。カニクサ科(←フサシダ科)カニクサ属の夏緑性のシダ植物で冬には地上部は枯れて無くなる。シダ類では珍しくつる性だが、このつるは茎ではなく葉の主軸。地上部のつるに付いている羽片を全て合わせて1枚の葉になる。その名前はこのつるでカニを釣ったことに由来している。
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イヌガンソク・3~神明谷戸

 神明谷戸の野道で見つけた「イヌガンソク(犬雁足)」の胞子葉。コウヤワラビ科(←イワデンタ科・オシダ科)の夏緑性シダ植物でこの姿を”雁の足”に見立てての命名だが、山菜のコゴミ(クサソテツ)に“雁足”の名前を先に取られてしまったので“犬”を付けられてしまった。春に忘れずにイヌガンソクの栄養葉を観察しよう。
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ゲジゲジシダ・2~紅葉

 中山地区の農道で見られる「ゲジゲジシダ(蚰蜒羊歯)」。ヒメシダ科ヒメシダ属の夏緑性シダ植物で、北海道~九州の山野に普通に生えている。写真は裏面のソーラスの様子で右側は表面。中軸に三角形の羽片がジグザクにあるのをゲジゲジに見立てている。
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ホラシノブ・2~奈良ばい谷戸

 奈良ばい谷戸の野道で綺麗に色付いていた「ホラシノブ(洞忍)」。ホングウシダ科ホラシノブ属のシダ植物で本州以南の山野に生育している。常緑性だが冬には紅葉するものもある。当地では大塚なかおね公園の林内で1株だけあるのを確認していたが、ここには10株以上ある。今まで何回も通っていた野道だが、この紅葉のお陰で気付くことができた。
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ヒメワラビ

 ヒメシダ科ヒメシダ属の「ヒメワラビ(姫蕨)」。野山や低山の林縁に生育する夏緑性シダで葉柄は50~60センチになる。ワラビに似ているが葉が薄く弱々しく見えるということで名付けられているが、シダ初心者としてはその薄さの程度がまだ良くわからない。

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