バスストップから基地ストップの会  

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2018年7月定例デモと申し入れ書

2018-07-22 | 日記
21日(土曜)はバスストップから基地ストップの会の座間キャンプへの定例デモ。ピースサイクル神奈川の方々9名と伴走車の参加で、ぐーんと盛り上がり久々に全部で24名。1時間半のコースを猛暑を吹き飛ばして、相武台前駅まで歩きとおしました。
豪雨の大災害のもとでいっそうあらわになったアベ政治の国民無視オトモダチ優遇の政策に抗議し、デモのシュプレヒコールにも力がこもります。自衛隊の訓練が大規模にエスカレートしている報告や、東海第2原発再稼働の抗議行動の話も熱く語られました。
全国の基地・原発・各自治体・国会などへと走るピースサイクルの方たちがデモ隊の前後を見守るように走ってくださり本当に心強かったです。

                                   

申し入れ書

在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団前方司令部司令官      ジェームズ・パスカレット少将 様
陸上総隊司令部日米共同部長                          野村 悟  様
座間駐屯地司令                                尼子 将之 様
 もうすぐ8月15日がやってきます。73回目の終戦の日です。日本各地で、第2次世界大戦の犠牲者を偲び追悼する式典が開催されます。私たちもあの戦争で犠牲となった方々を追悼するとともに、戦争のない平和で安全に暮らせる社会にするべく思いを新たにしているところです。
 先立つ6月23日、壮絶な地上戦を経験した沖縄では、沖縄戦でのすべての犠牲者を偲び沖縄各地で追悼の行事が開催されました。平和記念公園で行われた沖縄全戦没者追悼式で翁長沖縄知事は次のように平和宣言を行いました。
20数万人余の尊い命を奪い去った地上戦が繰り広げられてから、73年目を迎えた。私たちは、この悲惨な体験から戦争の愚かさ、命の尊さという教訓を学び、平和を希求する「沖縄のこころ」を大事に今日に生きています。しかしながら、73年を経た現在においても、沖縄に米軍専用施設面積の約70%が存在し、県民は、広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題等に苦しみ、悩まされ続けています。一方、東アジアをめぐる安全保障環境は、大きく変化しており、朝鮮半島の緊張緩和に向けた動きがはじまっています。この平和への流れの中にあっても、民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません。東アジアでの対話の進展の一方で、依然として世界では、地域紛争やテロなどにより、人権侵害、難民、飢餓、貧困などの多くの問題が山積しています。世界中の人々が、民族や宗教、そして価値観の違いを乗り越えて、強い意志で平和を求め協力して取り組んでいかなければなりません。かつて沖縄は「万国津梁(しんりょう)」の精神の下、平和的共存共栄の時代を歩んできた歴史があります。再び、日本とアジアの架橋としての役割を担うことが期待されてもいます。私たち沖縄県民は、アジア地域の発展と平和の実現に向け、沖縄が誇るソフトパワーなどの強みを発揮していくとともに、沖縄戦の悲惨な実相や教訓を正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会に貢献する役割を果たしていかなければなりません。本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての御霊(みたま)に心から哀悼の誠を捧げるとともに、恒久平和を希求する「沖縄のこころ」を世界に伝え、未来を担う子や孫が心穏やかに笑顔で暮らせる「平和で誇りある豊かな沖縄」を築くため、全力で取り組んでいく決意をここに宣言します。と締めくくっています。この平和宣言に共感し賛同すると共に、この宣言を米軍兵士、自衛隊員の皆さんへ贈ります。私たちは呼びかけます。武器で平和は作れない。暴力の連鎖に加担するのは止めよう。憲法9条を守ろう。と

2018年7月21日 バスストップから基地ストップの会、ピースサイクル神奈川とデモ参加者一同


                                 
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