私たちの活動はどのように始まったのか、以前のHPから引き継がれてきた文章で紹介します。
毎週の座り込み、毎月のデモと申し入れは、10年過ぎた今も引き継がれています。
これからもキャンプ座間が市民の手に戻るまで抗議を続けていきます。
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私たちの座り込みは2005年11月25日から始まりました。
米軍再編の中間報告に向けて、米陸軍第一軍団司令部の座間キャンプへの移設に反対してキャンプ座間を包囲する『人間の鎖』などの集会やデモに参加し、多数の組合や団体の旗、そして日本各地から多くの人達が集まってきているのを見ました。しかし、組織に属さない地元市民の私達も米軍再編問題に黙っているわけにはいかない、戦争の司令塔が座間に来るなんてとんでもない、私たちのノー!という思いを何とか伝えたい、何かしなくては、と色々考えた結果が座間キャンプ前バス停での座り込みです。デモだと毎回の申請とお金が必要だし、プラカードやのぼりを持っての示威行動はダメ、歩道に立っているのは交通法にひっかかるということで寒さを防ぐため基地はいらないとアップリケしたひざ掛けを掛けてベンチに座ることになりました。
当初、会の名前はありませんでしたが何度か新聞社の取材を受けたこと、そして私たちと同じ思いをもつ人達に出て来てもらう為にホームページを立ち上げることが決まり、そのためには会の名前が必要ということで、急遽5月10日に新聞社の取材を受けている時に会の名前が決まりました。
私達はヘリポート基地建設に反対する沖縄・辺野古の座り込みや、国会前の座り込みに参加して、色々なことを教えていただき、又、たくさんの力をいただいてきました。『何かができるはず』 これも辺野古の長い闘いから学んだことです。そして皆に共通する思いは基地はいらないです。日本にも韓国にも、新たな戦争のための基地が作られることがないよう望みます。 アメリカ以外の地で米軍基地が強化されることが無いよう望みます。憲法9条が守られ、日本が戦争のできる国にならないよう望みます。
私達はあきらめません。