申し入れ書
在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ディブ・ウオーマック少将 様
陸上総隊 日米共同部長 弥頭 親善 様
座間駐屯地指令兼第4施設部長 橋口 尚徳 様
米空母ジョージワシントン・母港化抗議!原子力空母の配備撤回を求める全国集会が、10月4日横須賀ウ”ェルニー公園で行われました。800名の参加で心を一つにした集会アピールを紹介します。
『米海軍が横須賀基地に、空母ミッドウェーを配備したのは、1973年10月、当時政府から数年程度に限るといわれた”横須賀の空母の母港”は50年を超えてしまいました。2008年からは、最も危険な原子力空母となり、ロナルド・レーガンから今年は再び、ジョージ・ワシントンに交代されます。米国外で、唯一の横須賀空母母港は永続化され、巨大軍港として、世界各地の戦争での出撃基地となっています。今回原子力空母がジョージ・ワシントンに交代されることで、新たに米海軍のオスプレイが岩国に配備され、最新鋭ステルス戦闘機もやってきます。今年8月には海老名の田んぼに米軍ヘリが不時着しました。オスプレイは2016年沖縄県名護沖で墜落。昨年11月には屋久島沖で墜落。事故後、飛行停止の措置が取られ、今年3月に解除されたばかりです。このようなものが、大挙して空母と共にやってきます。憲法に基づいて、専守防衛に徹し、軍事大国にはならないとした、戦後日本の防衛政策が、根底から大きく揺らいでいます。この現状を何としても打開しなければなりません。欠陥機オスプレイの低空飛行と訓練反対、日米地位協定の不条理などに、不屈に対峙する沖縄の戦いとも共闘し、全国的に発展させなければなりません。ここで負ける訳にはいきません。改めて、米原子力空母の母港撤回、安保関連法の廃止、敵基地攻撃力などの、自衛隊強化反対を確認し、戦争のできる国づくりを阻止し、平和憲法を守るため断固、全力を挙げて闘っていきましょう』
このアピールの6日後、米軍ヘリが、茅ケ崎の海岸に不時着しました。予防着陸といえ、一歩間違えば、重大事故につながります。
爆音解消を求めてきた第五次厚木基地爆音訴訟は、11月20日に横浜地裁で判決が出されようとしています。”黙っていたら100年先も基地の町”をスローガンにしている私たちは、黙っていません。世界は見ています。被曝の実相を訴え続けてきた被団協がノーベル平和賞を授与しました。世界唯一の戦争被爆国である日本こそ、核廃絶のリーダーになるべきです。非核三原則を約束した日本に、原子力空母は違反です。ジョージ・ワシントンが準備不足のため交代が遅れている今こそ、声を大にして、原子力空母母港化に強く抗議します!!戦争の準備ではなく、平和の準備が大事です。
2024年10月19日
バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者