煽り？

煽り？
 
見出し写真を見ていただきたい。信号機がある交差点で、トラックが乗用車を後ろから押さんばかりの位置で停車している。このシーンだけ切り取るとトラックが煽り運転しているのではないかと思えるが、実はこの前に事件があった。
 
ある日のウォーキング中、歩道橋から道路を見ていたら危ない運転を目撃した。片側 2 車線の道路の信号機がある交差点直前で、第 1 走行車線を走行していた乗用車がウィンカーも出さずに急な車線変更を行って、第 2 走行車線のトラックの直前に割り込んだのだ。遠くから見ていても、あっぶねー。状況的に信号で先頭に並びたかったのかな。進行方向が赤信号なので停止したのではあるが、後方のトラックとの間隔がこんな感じになってしまった。トラックが意図的に詰めたのかはわからない。ちなみに青信号になったら、果たして乗用車は瞬く間に見えなくなった。
 
乗用車は少なくとも合図不履行違反で反則金 6,000 円と違反点数 1 点となる。進路変更禁止違反や安全運転義務違反になるかは？一方、停止中の車間距離については特に規定はない。とは言え、トラックが割り込みにカッとなって車間を詰めたのではないことを祈りたい。
 
もっぱらウォーキングは早朝行っている。そこでは昼間には絶対見かけないような危険な光景を目にする。車道、歩道を自在に行き来する新聞配達のバイク。他の車がいないと何事もなく信号無視する軽トラ。30 キロ制限の裏道を相当な速度で疾走する通勤車達。今回紹介した割り込み車も、早朝に暴走する 1 台だったのだろうか。
 
なお、早朝に危険なのは車両だけではない。車道の真ん中をウォーキングする老人。自転車専用区間を走るランナー。これはこれで、なんだかなーと思う。