私の終戦記念日

８月１５日は東京へ向かう車の中で、
１２時の時報と共に黙祷の１分間が過ぎました。

上野で染付けの展覧会を見て、次のゴーギャン展は！と確認すると
なんとこれが北の丸公園の国立近代美術館でした。
「あ～また一生分の小言が・・・」と一瞬頭をよぎったのですが、
意外にも夫は「行ってもいいよ」と優しいお言葉！
「もう～　ホントにお前は詰めが甘い！！」と
又怒られる覚悟だったので拍子抜けしてしまいそうでした。

都内は車なら２０分も走ればなんとかなると思ったら、
これが大間違い！
後楽園の手前あたりからナビが１０キロの渋滞と言っています。
なんでこんな所で渋滞？と思ったら
靖国神社への国会議員の参拝があったらしく、午後４時近いのに
街宣車やら装甲車やらパトカーやら、新聞記者やら、おまわりさんは
今年４月に入ったばかりではないかという若々しいのまで
総動員という感じで、神保町あたりからごった返しています。

美術館には駐車場が無いので、毎日新聞社の地下に入れるため
ぐるぐると巡りまわって、
４０分以上もかかってしまったのでした。
ゴーギャン展を見て出てきた頃は夕闇迫る時間でした。

夜は[硫黄島からの手紙]をテレビで見たのですが、
戦死した夫の父親も子供達の成長した姿を知らず
夫もまた写真でしか父親を知りませんので、
この映画は胸に迫るものがあったようです。

靖国神社がどうあるべきかの議論は別として、
国中の人々が現在の平和に感謝して、
「国会議員が全員参拝に行くのは当たり前だ」
と言う夫の意見に珍しく素直に賛成してしまう夜でした。

新しい旅立ちに！

昨日はETCの高速代割引効果で、
どこも大渋滞だったとか？

私の友人夫婦も高知から北海道まで出かけたようです。
１７日夜中に高知を立ち、１８日中に本州最北端までは辿りつかなくては
なりません。
彼らのことですから綿密な計画を立て出かけたことでしょうが、
交代で運転して行っても疲れることでしょう・・・

我家では二人とも怠け者なのでとてもそんな事は
思いつきそうもありませんが、
ご主人の退職を待って、何も予定の無い旅なのだそうです。
帰りは高速代が大変なのでは？と尋ねると、
９月の連休まで北海道中を巡る予定だそうです。

４０年近い結婚生活ですが、人事ながらこのご夫婦は持つかしら？？
と心配させられたこともしばしばでしたので、
この長い旅行計画を聞いたときは少し意外でした。

もうすでに長いとは思えない我々の人生ですが、
二人で支えあって生きていく事にしたのだろうと、
推察して、余分なことは聞きませんでしたが、
彼らの旅の無事を祈りたい気持ちです。

ただ今閉店セール中！

　　　　ただ今閉店セール中

急に建物の建て替えが進行して（１０年来話があった！！）
この３月中には仮店舗に移動しなければならなくなりました。

２月末から半額セールの展開中です。
半額になるとこんなにお客様いらっしゃるのね～という
バタバタとした日が続きます。

お店の中は片付かず、落ち着かないという辛い日々を過ごしていたら
ついにあるとき気付くと肋間神経痛に！！
屈んでも、笑っても痛い！痛い！

それでも、これから大仕事！！！
引越しの準備やら、片付けやら考えることが山積みになっています。

古くて、汚いこのビルともお別れです。
新しい４月に向かって頑張らないと！！！

アメリカの再生はあるか？

第４４代大統領にオバマ氏が大差をつけて当選した。
と、聞いたのは旅行中のバスの中でした。

誰がなっても困難が予想される次期大統領には違いないのでしょうが、
アメリカは相当な変化を国民が熱望しているのだと感じます。
それは、黒人で初めてということやその大差の数にも現れていますね？

それより何より私が感動したのは、共和党のマケイン氏の敗北宣言の後、
［私は党派を超えオバマ氏に全面的に協力をする！］と宣言した事でした。

世界中の何処の政治家も、自分の政治生命より重要な事は無く、
大切な法案より、自分の当選！！となってしまうのでしょうが、
日本の自民党の民主党潰し、民主党の自民党潰しと大人気ないやり取りを
見慣れた日本人にはこれぞ民主主義国家と思わされました。

もう少しましな政治家は出ないものか？と日々思っているからでしょうか
私にとっては新鮮に映ったのです。

こんなに多くの国民から希望を託された次期大統領の責任は重く、
世界中の人の注目を集めて、その重責は大変な重さだろうと推察されます。
黒人初の大統領に栄光あれ！と祈らずにはいられません。

世界同時不況のせいかね～？

毎日毎日、連日貸し金業者やらローン会社などなど、
一日に何度も、特別にご融資いたします！
などという電話がかかってきます。

繊維業界は構造不況と思われているのでしょうか？
まるでお宅はお金に困っているはずです！！みたいな電話に
頭にきてしまいます。
ちょうどお客様とのやり取りが佳境に入っている時の
電話に、〔社長さんをお願いします〕といわれ出てみると
そんな電話だったりすると（怒髪天を突く）という心境になります！

今日はそんな電話が５件もありました。

いつもはなるべく穏やかに、あちらも仕事なんだからと思うのですが、
当店はあ、い、う、え、お順ですと早いからでしょうか
同じ会社から３件あり、思わず〔もう少し頭を使って仕事しなさい！〕と
怒鳴ってしまいました。
電話帳の上から順にかけていけば当店はかなり前の方なので
何度もかかってくるのでしょうか？

電話一本で仕事が成立するなんて甘いです！！

今日は久しぶりの書き込みに、思わず愚痴ってしまいました。

ホントに許せない！！　　もすこし勉強してセールスしてください

茶事の庭

　　　　




毎日毎日、大工さん、左官屋さん、畳屋さん、経師屋さんと入れ替わり立ち替わり
職人さんが出入りしていた一週間が過ぎて、やっと和室が整いました。

今日は親しくしている庭師さんが、関守石を持って来てくださいました。
今月は私の誕生月なのを知っている奥さんが、
プレゼントです！！と言って京都から取り寄せたという庭傘と手造りの腰掛を
持って来てくださいました。

まるで、鎌倉か京都のお庭のようです！！

今回は野点をする予定ではありませんので、使用できませんが、
狭い庭がとても明るくなって素敵です。

蹲もどきの睡蓮鉢の上に載った柄杓も
竹で作ってくださいました。

今年はとても不思議な年で、亡くなった茶友を偲ぶお茶事をしようと
思い立ったら、あれよあれよという間に事がどんどん進行していきます。

昨年だったら、とてもこうは行かなかったと思います。

大工さん初め、庭師さんに到るまで大勢の方達に助けられ、
私の無知蒙昧を助けてくださって本当に感謝です。

何よりこの大事業を快く許してくれた夫に感謝！感謝！

この貸しは高く付くぞ～と言っておりますので、
クワバラ、クワバラではありますが・・・・・

ほんとにここだけの話です！

毎日暑い！
一日冷房の中で仕事をしていると、疲れて食欲も落ちますね？
昔はこんなこと無かったのに！！
（年かな～、食事の支度がつらい！）

それでも愛する夫のために
天婦羅を揚げて、素麺という献立になりました。
天婦羅って揚げているうちにますます食欲無くなりませんか？

さて、素麺を茹で上げて麵つゆを二倍に薄めます。
冷蔵庫の中から冷えたボトルのなかの水をドボドボと！
よく見たらそれは［スポーツ飲料］だったのです！

［ン？］という味ですが、もったいないから水を沢山足して
ちょっと薄めにしたら、ますます変なので、また濃い目に
直したりして、食卓にだしましたら、
夫曰く［この素麺ちょっと古いのかな～？？］といいながら
食べています。
我が家の夫は必要以上に賞味期限が気になるのですが、
［なんか変！］と言いながらも完食！

ホンとのことを言ったら、馬鹿、アホ、間抜け！と
馬鹿にされそうですが、これはまったくの秘密！
ここだけの話です。（あ～　年のせいかな～）

プロのお仕事

先日仕事が終わらず家までも持ち込みで、テレビを見ている夫の隣で、
私はコンピューターに向かっていました。

彼はＮＨＫの［プロフェッショナル］という番組を見ていました。、
特別に興味のある話題でもなかったのですが、
昨年ＷＢＣで優勝した時のキャプテンを務めた、
ヤクルトの宮本選手が出ていました。　
星野監督が絶賛した選手だということぐらいは、
野球オンチの私も知っていましたが、
どんな人かは良くは知りませんでした。

ご覧になった方も多いのではないかと思いますが、
耳だけでなく手を休めて、テレビに釘づけになってしまいました。
一流の選手というのは、人知れず努力をしているのだろうと
いうことは、だれでも想像がつきますが、
宮本選手は［プロならだれでも努力はする、普通の努力では駄目なのだ］と
言います。
若手の選手を育てるのにも、理論的な野球を！と自分で考える野球を
求めます。
［どれだけ長い時間野球に関わっているか］が問題なのだ！と
激励します。

私も、仮にも仕事をしているプロとしてどれだけ長い時間
自分の仕事に関わって生きているだろうかと
思わず反省してしまいました。

一流の仕事人というのは厳しく自分を見ているものですね？

ハンサム・ウーマン

最近のファッション雑誌を見ていましたら、男前美人という見出しがありました。
ほんの少し前は、ハンサム・ウーマンという言葉が、〔アンアン〕や〔クロワッサン〕などという時代を代表する雑誌に飛び交っていました。

１９８０年代の後半からでしょうか？女性が経済力を持ち、高額な商品を自分の
判断で買えるようになったからかもしれません。
最近は結婚しないで、自分の為のマンションを買って一人を楽しむ生き方も
認められるようになっています。
〔いつか王子さまが・・・〕などと言うディズニー映画のようなことを考える女性は少なくなっていることは確かだと思います。

テレビコマーシャルなどに出てくる女性も、凛とした背筋の伸びた女性が
最近は多いような気がします。
確実に日本の女性は変わってくるのでしょう。

それにしても、男性の望む女性像がいつまでも変わらないのが気になります。
〔楚々とした、慎ましやかな女性！〕などというのが今の日本にいるのかしら？と
思うのですが・・・
皆さんはこのギャップをどう考えていらしゃるのでしょうか？

お休みの一日

昨日は6月に入って初めてではないかと思う雨のなか休みの一日でした。

6月4日水曜日は定休日でしたので、お友達と二人で歌舞伎を見に行って来ました。

戴いたチケットでしたので、出し物については文句も言えないのですが、
なんだかとても難しくて、幕間でお弁当を戴いた後では、せりふがまどろこしくって居眠りが出てしまうほどでした。

前後にいらした外人さんたちにはお話の筋立てが分かったかしらと心配なほどです。　〔難しすぎるお話でしたね？〕と話しかけましたら、
〔ホントに！〕と笑っていらしゃいました。
良くあの長いお話を最後まで見ていらしたと感心しました。
日本人の私にも長くて、難しいお話でしたのに・・・

さて、その後入院中のお友達のお見舞いに伺い、思ったより元気を確かめて、
ズット以前から一度行って見たいと思っていた占い師のところに行くことになりました。
めったに通らない駅に降り立ちましたのでついでに・・・という事になったのですが、これが抱腹絶倒の面白さ！でした。
彼女は四柱推命で占うのですが、この占いは統計学とのことで、まず最初にわたしの生年月日を言っただけで、本当に良く当たるのです。
自分が普段は意識していない事まで当てられて、ハハ～とひれ伏したくなるような
雰囲気です。
〔貴女の仕事はとても良く貴女に合っている〕と言われて、ひとまず安心！！
〔でも、サービス業なんだから、嫌いな人は来なくてもいいわよ！というオーラは出さない方がいいと思うけど！〕と言われたのには、のけぞって笑ってしまいました。だってホントにそうなんですもの！！
これってお客様にいう事ではありませんよね？