昨日お茶のお稽古に出かけました。
二月の朝のお茶室はお釜が掛かり、炉には火があか赤と燃えていても、
身震いのする程の寒さです。
最初に目に飛び込んできたのは、床に掛かった「紅炉一重雪」というお軸でした。
花は椿に柳の芽立ち、福寿草の香合という取り合わせです。
「紅炉一重雪」という軸はどんな意味なのでしょう?
赤あかと燃える炉に雪が一ヒラ舞ってさっと融けていく様子を
表わしたのでしょうが、まるで情景が色となって飛び込んでくるような
鮮やかな一文です。
先生はこれは禅語ですが、無心の内にふと悟りが開ける様子を表わしたものかと
思います。というお話でした。
薄暗いお茶室に、ほのかな椿の蕾の赤しか色が無いような情景に
お軸の意味で、茶室に一瞬の明かりがさしたような見事な取り合わせでした。
お菓子は平盆に梅の形の和三盆と小さな枡に入った豆でした。
毎月のお稽古に工夫を凝らした床やお菓子をご用意下さる先生に感謝です。
季節を感じに伺うことの有り難さをしみじみ感じて、
さあ、冬物を売り切って春になるぞ~と張り切って仕事に向かいました。
ちなみに茶杓の銘は「東風」とさせて戴きました。
二月の朝のお茶室はお釜が掛かり、炉には火があか赤と燃えていても、
身震いのする程の寒さです。
最初に目に飛び込んできたのは、床に掛かった「紅炉一重雪」というお軸でした。
花は椿に柳の芽立ち、福寿草の香合という取り合わせです。
「紅炉一重雪」という軸はどんな意味なのでしょう?
赤あかと燃える炉に雪が一ヒラ舞ってさっと融けていく様子を
表わしたのでしょうが、まるで情景が色となって飛び込んでくるような
鮮やかな一文です。
先生はこれは禅語ですが、無心の内にふと悟りが開ける様子を表わしたものかと
思います。というお話でした。
薄暗いお茶室に、ほのかな椿の蕾の赤しか色が無いような情景に
お軸の意味で、茶室に一瞬の明かりがさしたような見事な取り合わせでした。
お菓子は平盆に梅の形の和三盆と小さな枡に入った豆でした。
毎月のお稽古に工夫を凝らした床やお菓子をご用意下さる先生に感謝です。
季節を感じに伺うことの有り難さをしみじみ感じて、
さあ、冬物を売り切って春になるぞ~と張り切って仕事に向かいました。
ちなみに茶杓の銘は「東風」とさせて戴きました。