日本人の顔立ち

我家にテレビが始めてやって来た頃、
ヨーロッパの若い人の美しさに驚嘆した事がありました。

美しい町並みと相まって、なんて若い人の顔立ちの知的で凛とした
感じなのだろうかと思ったことがありました。

それに比べて日本人ののっぺりした顔は何とも個性に乏しく、
なんと無表情なのだろうかと思ったのです。

ところが、最近の日本人の顔は本当に美しくなりましたね？
特別のスターやタレントでなくても、町ですれ違う人の美しいこと！
電車の中で出会う人も、自分の意思をキチンと持って、
ちゃんと人に伝える事が出来るようになったからでしょうか？

先日、踏み切りで通過待ちをしている人の顔を見てそんな事を考えました。
それに引き換え、中高年の方で凛とした方はなかなか居ないものですね？

５０を過ぎたら自分の顔に責任を持て！と良く言われますが、
男性は５０歳を過ぎた方でも、良いお顔立ちでどんな人生だったのかしら？と
思わされる方に時々お目にかかりますが、
女性はなかなか難しい？
自分の人生を自主的に生きている方が少ないからでしょうか？

いつまでも輝いて年を重ねていく事は大変難しいことですが、
どんな事態に出会っても時々に立ち止まって、どんな人間でありたいと
思っているのかを確認しながら生きなくてはと
思ったことでした。



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音楽会のファッション

６月末から私的に忙しい日が続き、
いつもとは違う毎日が過ぎていきました。

落語を聴きに行ったり、葉山まで食事に出かけたり、
その上風邪気味の長女が里帰りしていたりして、
孫に追われる日々でしたが、
７月２日は以前からの約束でしたので、
夫と二人、オペラのアリアを聴く音楽会に出かけて行きました。

「俺は途中から寝てる！」と言っていた夫でしたが、
コロラチューラソプラノのあまりの美しさに
寝ることも無く楽しんでいたようです。

日本橋三越劇場の会場だったのですが、
珍しく盛装をした方を多く見かけました。

今年はレース流行りの年のせいか、若い方が極シンプルなシルエットの
白いレースのワンピースを着て真珠のネックレスをしていらしたのが印象に残りました。
涼しそうでいてエレガントでした。

また７０を過ぎていらしゃるだろうと言う方で
白のジャガードのジャケットに赤いインナーブラウス、白いパンツを
颯爽と着ていらしたのがとても素敵でした。

最近はどんな場所でもカジュアルで、大人のオシャレをしている方が
少ないのですが、銀座という場所柄でしょうか？
また、比較的年齢層が高いからでしょうか？
カイトウ綿のような上質の綿のスーツを着ている方が多い感じでした。

服装がカジュアルになるのは良い傾向なのかも知れませんが、
時にはドレスアップして出かけるのも大人の楽しみだと思います。

夏もオシャレを忘れないでいたいものですね？