楽しいお仕事

お客様がご主人と二人フランス旅行にいらしゃる事になりました。

海外旅行は十数年振りということですので、
ご本人は何をどうして良いか分からない！とおっしゃり、
旅行中の洋服のコーディネートをさせて頂くことになりました。

出発日を含めて最低でも１０回の着替えが必要です。
日帰り旅行でも「何その荷物！」とお友達に言われるくらい
色々用意しないと不安なタイプの方ですので、
なるべく効率良く、同じ洋服を同じに見せないよう
あれこれ工夫を凝らし、靴、バック、アクセサリー、小物に到るまで
書き出して、今年お求め戴いたもの、
新しく買って戴かなければならないものなど、
ご主人の洋服の色などもお聞きして、お二人のバランスにも気をつけ
組み合わせの提案をさせて戴きました。

パリ、オンフルール、モンサンミシェル、ルーアン、ベルサイユ宮殿
パリの二連泊で、セーヌ河のナイトクルーズと盛り沢山の予定ですが、
彼女がその場所で一番素敵に輝いて見えるよう
想像して考えるのはとても楽しい仕事です。

これも長い間の信頼関係でしょうか？
いつも私の提案を喜んでくださる大切なお客様です。

こんなお仕事をさせて戴けることに感謝して、
彼女の期待にいつでも答えられるよう
益々自分磨きをしなければ！と思います。

それにしても私も来年は何処かへ行きたいな～

我家のエース未だ登場せず！

娘の出産予定日は過ぎたというのに、
未だ何の音沙汰も無く、ママのお腹は居心地が良いようです。

初産は遅れるのが普通ですので、あまり心配はしていないのですが
ハラハラドキドキしているのは娘達ばかりではありません。

我家では夫が一番心配なのらしく、一日に一回は「未だ何とも言ってこないか？」
とうるさく聞きます。
昨日などは出掛けに電話をした為携帯を忘れ、
「もしか何かあったらどうする！」と何度も言う始末！
「貴方が生むわけじゃないので心配するな！」と言ってやりたくなるほどです。

こちらもこの夏最後の仕入れをすませ、今日中にPCの入力、値札付け、
今月の支払い等々あちこちを早めに片付けて、帳簿の整理、８月の売上げ予算等
なるべくできる事は片付けておきます。

夏休みのお知らせのハガキも書いたし、後はなにをして置いたら
パートさん達だけで売上げの達成が出来るのかを考えておかなくてはなりません。

考えたら私のお産の時も母は１２月の一番忙しい時で、
きっと大変だっただろうなと、夕べふと思いました。
マタニティーブルーで機嫌の悪い私に、手紙を書いてくれたっけなどと、
その時の母の立場を考えると、ずいぶん我儘な娘だったと思います。

人はその立場にならないと分からないもの！と言うのが母の口癖でしたが、
本当ですね？

さてさて、我家のエースはいつ登場するのでしょう？
素直で、優しく、人に愛され、人を愛することの出来る子であって欲しいと
思うのは欲張りでしょうか？

生まれて初めてするおばあさんという役割に私も自分の変化を
楽しみたいと思います。

さて、どんなのが登場するやら！
楽しみに待っています。

新しい旅立ちに！

昨日はETCの高速代割引効果で、
どこも大渋滞だったとか？

私の友人夫婦も高知から北海道まで出かけたようです。
１７日夜中に高知を立ち、１８日中に本州最北端までは辿りつかなくては
なりません。
彼らのことですから綿密な計画を立て出かけたことでしょうが、
交代で運転して行っても疲れることでしょう・・・

我家では二人とも怠け者なのでとてもそんな事は
思いつきそうもありませんが、
ご主人の退職を待って、何も予定の無い旅なのだそうです。
帰りは高速代が大変なのでは？と尋ねると、
９月の連休まで北海道中を巡る予定だそうです。

４０年近い結婚生活ですが、人事ながらこのご夫婦は持つかしら？？
と心配させられたこともしばしばでしたので、
この長い旅行計画を聞いたときは少し意外でした。

もうすでに長いとは思えない我々の人生ですが、
二人で支えあって生きていく事にしたのだろうと、
推察して、余分なことは聞きませんでしたが、
彼らの旅の無事を祈りたい気持ちです。

眠れぬ夜は・・・

ここ数日夜中に大雨が降ったり、台風級の風が吹き荒れたり、夜中の騒々しい日が続きます。

昨夜はやっと静まったと思ったら、ものすごい蒸し暑さで、
夜中に何度も目が覚めます。

我家は少し高台にありますので、遠く港の汽笛が聞こえます。
冬の夜は良く聞くのですが、こんな季節は珍しい！
きっと湾の外に出る船が霧が濃いために鳴らしていくのでしょうか？

取りとめも無くそんな事を考えていると益々眠れなくなり、
スタンドの明かりをつけて本を読み始めてしまいます。

昨夜は「私の百人一首」を読んだのですが、
（今私の中で、白州正子がブームです。）

子供の頃我家では度々百人一首をしたものでした。
母が読み手で、兄の得意な歌、私の好きな歌、一枚札を手元に置き
誰にも取られまいと弟達も交えて、大騒ぎの夜になります。

子供達が小学生だった頃にも、学校で百人一首を覚えてくる宿題などが
あったりして、私の友人の家族と対抗戦で良く遊んだものでした。
こんな事を思い出すのは年を取ったからでしょうか？

子供たちはそれぞれが自分の世界を持ち始め、
再び振り出しの二人きりの生活に戻った我家は凄く静かです。

今月の末には初孫が誕生の予定！
やがてまた賑やかな日々が戻ってくるのでしょう。

そして夜が白々と明け始め、私の忙しい一日が始まります。

私の足長おじさん

昔、まだ私が小学生だった頃、
（昔、昔でしょ！なんていうのは誰ですか？）
私は今で言うかぎっ子でした。

学校から借りてきた本をランドセルをしょったまま
暗くなるまで読みふけり、母に呆れられるような子供でした。
お話の中の主人公になら直ぐにでもなれる！
「小公子」や「小公女」「足長おじさん」はいつかお金持ちになって・・・
などと夢に見たものです。

そんな現実離れした出来事がその後何十年も経って、
私の身に起るなんてさすがの私も思ってみませんでした！
（もちろん、莫大な遺産を残されたわけではありません！）

このブログを通じてお知り合いになった方が
突然人の顔ほどもあろうかというほど大きなメロンを
しかも、５つも送ってくださったのです。

もちろんお目にかかったことも無く
２～３度メールのやり取りをしただけなのですが・・・

何か農業に係わるお仕事をしていられるようですが、
自分の毎日と余りにもかけ離れた生活を
憧れを持って読ませて戴いていました。
（色んな人生があるものだな～と思って）

文章は人柄を表しますので、不審には思いませんでしたが、
まったく逢ったことも無い他人にそんな事をして頂いてよいものか
迷いました。でも生来好奇心の強い人間ですので、住所を書いて送りました。
（ずうずうしくも・・・）そしたらこんな奇跡みたいな事が起きたのです。

世の中信じられないような事件が起きたり、自分の事しかない世の中に
こんな人がいるなんて！！

人間って素敵！！　とても感動した出来事だったのです。

それにしてもこの方はどんな方なのでしょう？？

見て！見て！見て！

ここ数日なぜか夜中に目が覚めて、どうした訳けか眠れません。
新聞屋さんのバイクの音がして、空が段々明るくなってきてしまう夜が
続きます。何にも悩みは無いのですが・・・

昨日などは普段の１０倍も歩いたのでグッスリ眠れるはず！だったのですが！

そんな朝に庭に面した窓を開けたら、
ぽっかりと一輪の蓮が咲いていました。
〔見て！見て！見て！来て！来て！〕と思わず夫に声をかけてしまいました。

蓮の花は仏さまの台座になる位ですから、
雨の庭がパット明るくなり、辺りの憂鬱な空気を払いのけるようです。

凛とした雰囲気が廻りを静寂な雰囲気にするような気さえします。

私の寝ぼけ頭もすっきりとして、今日も一日頑張ろうと思わせてくれます。
梅雨空に嬉しい朝でした。