松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

久しぶりの上野動物園

2012年03月20日 | 身辺雑記
孫と共に動物園に行く事になりました。

パンダが久し振りに上野に戻ってきたせいか平日にも係わらず
大勢の人出でちょっとビックリ!!
考えてみれば、学生は春休みでした。どうりでカップル率が高い!!

パンダ舎は予想にたがわす超豪華宿舎で、二頭のパンダに二部屋二庭付きの(運動場?)
かなり広いワンルームです。

子供と大人の列が上下に別れて並んでみるのですが、
子供連れの我々はもちろん下の段です。(笑い)


係員の「立ち止まらないで下さ~い」という声もなんのその!
パンダ舎の前で記念撮影もしている家族連れも・・・

かく言う私も通りすがりに見事パチ!!と
パンダは後ろ向きに笹の葉を食べていました。
驚いたのは、笹の葉だけでなく幹(?)も縦に細く裂いて食べるのですね?



考えてみると上野動物園は30数年ぶりでした。
その時はチンパンジーがかんしゃくを起して見物人に
自分の糞を投げたり、ライオンがうろうろと檻を歩いていたりして
動物園の動物はなにか惨めな感じがして、幸せな気持ちになれなかったのですが、
動物の展示の仕方が30年前とは凄く違っていて、
檻の中の動物がのびのびとしているように見えました。

ライオンはサバンナのように、白熊は北極に居るようにとまではいきませんが
30年前よりずっと幸せな気持ちになれました。

電車大好きな孫が東園と西園を結ぶモノレールに乗って、自分で運転する!と言って聞きません。狭い中でおお泣きされた以外は
(彼は鉄道会館で止まっている電車を運転したらしく、自分は運転できると思っているようです)
ノンビリしたいい時間を過ごしたのでした。


あの日から一年ですね?

2012年03月05日 | 身辺雑記
昨夜はNHKで地震や津波、原発事故の記録映像を放送していました。
想像を絶するような大きな津波を幼い子供が屋根の上で見ている映像は
心が震えるような想いがしました。

どんなに恐ろしく心細い事だったでしょう。

あの日私は自分のお店で仕事をしていたのですが、
ガラス張りのお店の中でこの次ぎ大きな揺れがきて
このガラスが内側に砕けることがあれば、 
中に居ると大変な事になるかも知れないと思っていました。
たまたま、ご来店いただいたご高齢で足の悪いお客様を
どうやって店の外に連れ出そうかと外を見ますと
隣のファミリーレストランの高くて大きな看板が
信じられないような振り幅で揺れています。

泣き出しそうなお年よりの肩を抱いて、
なすすべの無い私でした。

木も家も凄い勢いで流れていく津波を只見ていることしか
できない人々にとっても忘れられない辛い出来事だったでしょう。

今朝は原発の影響で避難している人達がいわれない差別で
保育園の入園を拒否されたり、同じ公園で遊ばないで欲しいと言われたり
と言うラジオ放送を聴きながら運転してきました。

正しく放射能を理解して怖がりなさいとマスコミでは言われますが
私達は正しく理解すること事態が難しい上に、
政府が発表する情報が信じられない!と思っている人が多いと思います。

それなのに被害者である福島の人達を差別している!
これって変ですよね? 

原発は思いもかけず五代位先の人々に影響が現れてくるものなのだと
その科学者は言います。
まだ、すべてが未知数ではっきりとした事はいえないのだそうですが
海の産物は今年より来年の方が放射能が凝縮されて影響が大きくなるかも
しれないのだそうです。

そして河口近くの海で取れる魚貝類に一番大きな影響があるだろう
とのことでした。

小さな子供を育てている人、またそれを生業として生活している人達は
本当に大変です。

まだ雪の降る東北で復興に携わっていられる方達
どうぞ体を大切に頑張って欲しいと思います。

カレンダーの余白 29号 中

2012年02月07日 | 身辺雑記


家族になろうよ

あまり歌番組など見ない私ですが、たまたま見た番組で福山雅治が
「家族になろうよ」という歌を唄っていました。

「百年経っても好きでいてね」みんなの前で困らせたり、それでも隣で笑ってくれて
選んでくれてありがとう。どれほど深く信じあっても分からないこともあるでしょ。
その孤独と寄り添い生きることが愛するということかもしれないから
いつかお父さんみたいに大きな背中で、いつかお母さんみたいに静かな優しさで
どんな事もこえていける家族になろうよ

小さな頃は体が弱くてすぐに泣いて甘えていたの、いつも自分のことばかり精一杯で
親孝行なんてできないけれど、明日も私はそれほど変われないとしても
一歩ずつ与えられる人から与える人へ変わっていけたら
いつかおじいちゃんみたいに無口な強さで、いつかおばあちゃんみたいに可愛い笑顔で
あなたとなら生きていける、そんな二人になろうよ

いつかあなたの笑顔に良く似た男の子と、いつか私と同じ泣き虫な女の子と
どんな事も越えていける家族になろうよ。あなとなら生きていける。
幸せになろうよ。家族になろうよ。


こんな歌詞なのですが、今年のように大きな災害があった時には
無事の確認をしあう家族という存在がすごく有り難く思えます。

いつもは些細なことで直ぐ喧嘩をする我々夫婦も、今年はビックリするような夫の
病気を乗り越えてみると、居なくなったら寂しいかもと思えます。
退職以来、朝は私の為にコーヒーをいれてくれる夫の背中に「有難う」と声をかけると
平生そんな優しい妻でない私に慣れているので、「ビックリした、何があったの?」
でも、私はしてもらうことが当たり前だった夫が、誰かの為にしてあげられる人に
なった事が凄く嬉しいと思います。

何かの縁でむすばれたお互いを時にはいがみ合い、時には喧嘩をしても
長い年月一緒に居る事が出来たのは
それぞれの忍耐と許容かも知れませんが、それでも私と家族になってくれて
「有難う」です。

今年は直ぐ近くに当たり前にいてくれるすべての人に優しくなりたいですね。


カレンダーの余白 29号

2012年02月05日 | 身辺雑記


昨年は千年に一度と言う大きな災害で身近な方を亡くされたり
人生が変わってしまった方など、波乱の一年でした。

私の近くでも娘婿の両親が家を津波で失い
これから先の人生を新しくやり直さなければならないと言うこともありました。
夏に出合った時には元気で、活力に溢れているように見えましたのに、
最近届いた手紙では立ちあがれない悲しみを持て余しているように見えました。

これが本当の姿なのでしょう。当たり前です。
六十歳を過ぎての人生のやり直しは決して楽なものではないでしょう。
この辛さや悲しみはいつになったら癒されるのかと胸が痛みます。

この災害で、親をなくされた子供達の埋め尽くせない寂しさを
私達はいつまでも忘れてはならないと思います。

毎日の平凡な生活は平坦に流れて当たり前、同じような事の繰り返しです。
そしてそれが当たり前の日常のように思いがちですが、
こんな大きな災害があると、これは当たり前な事ではないのだと思います。
平凡で穏やかな日々が本当に愛おしく思われます。
平凡な日常にこそ輝くような幸せがあることを忘れないでいたいものです。

どんなに大きな災害があっても太陽は普通に昇り、温かな光を均等に注ぎます。
優しい風が頬をなでて、新しい季節がまた巡ってくることでしょう。
新しい命も芽生え、あの荒涼とした被災地にも
春がやって来ると信じたいと思います。

我々一人ひとりが誰かの幸せの役に立っていたら
どんなに嬉しいことでしょう。
お仕事を通して、そして個人としても
回りにいる人々の幸せの種になれたらと、最近痛切に思います。
この、平凡で愛おしい日々が一日でも長く人々と共にあるようにと
新しい年の初めに思います。

健康で穏やかなよい一年になりますよう。

決意も新たに!

2012年01月08日 | 身辺雑記
気がつくと新年も一週間が過ぎて、アッと言う間に門松が取れてしまいました。

今更ですが、新年明けましておめでとうございます。

今年は暮から孫が来ていて、賑やかなお正月を過ごしました。

もう一人新しい息子が増えて、何だか新人君はぎごちなさそうでしたが、

無事顔合わせも済んで、ホットしました。

いたずら盛りの孫が帰って、平常どうりの大人だけの日常に戻ってから

結び柳の床飾りをしてみました。



今年歳男となる夫の為に新しく辰の香合を求めたので

それを床飾りの中心にしました。

短冊は亡母の書いたへたくそな絵と、俳句です。

「この歳は 実りの歳と 暦あり」

と書かれており、打ちでの小槌と小判が描かれています。

お目出度いので!

こんな拙いものでしたがきっと母も喜んでくれている事でしょう。

リビングはお友達が龍の一字を書いてくれたので

香炉や千両と共に飾ります。



こんなゆったりとした松の内でしたが、

そろそろ、いつものペースに戻らないといけません。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。


(有)AKANOREN   カランドリエ

TEL 045-331-3951




ブレーメン通りのクリスマス。

2011年12月24日 | 身辺雑記
昨夜は少し早くに閉店をして、
夫と二人クリスマスデートをしました。
いつもこの時期は忙しいので、二人で出かけることはないのですが
ブレーメンの(と言ってもドイツでは有りません!川崎は元住吉の!)
理事長さんから熱いお誘いがあり、ホットワインを飲みに行って来ました。

ホットワインと、チーズの乗ったクラッカー、フランスパンなどが
無料で配られます。
お出かけや、会社から帰られる方達が黒山のように集って一杯のんでいかれます。
そして、商店街事務所の中では青年部の若者達がバンドを組んで歌っています。
「自分達は商店街に育てられた、いつまでもこの町に住んでいたい!」
こんな商店街ってあるだろうか?と胸が熱くなります。

そしていよいよ真打登場!!


今年は本場ブレーメンでも演奏をしてきた
ブレーメンブラスバンドがクリスマスの曲を演奏します。
(この人達は商店主、またはこの町の住人で決してプロではありません)
小さな商店街事務所はお客様で一杯で、小さな子供達が前にずら~と並びます。
この子達が大きくなったら、この町に対する思いは強いだろうな~と
自分達の町の今後はどうなるのかと思ってしまいます。


その後はお決まりの打ち上げ!
オリエンタルといういつ行っても満員の、この街一番の魚料理やさんで
お腹いっぱいになるまでお魚料理を戴きました。


帰りはさすがに閉店しているお店のシャッターも
ブレーメンの音楽隊の物語が描かれています。
そして、一番凄いのは、ブレーメンカラーに決められた青に統一された
ネオン看板です。
夜中の商店街はそれでも家路に急ぐ人どおりが多い街ですが、
色が統一されているととても美しいと思います。

商店街を愛する大勢の人々の気持ちがこもっているからなのでしょうか?

楽しい大人の一夜でした。

チャンスがありましたら、是非一度お尋ねになったら良いと思いますよ~

新橋にて

2011年11月24日 | 身辺雑記
昨日は祭日で何処も展示会は無い一日でした。


そんな日に古い学生時代の友人達からお誘いがあって、

新橋第一ホテルで今流行の女子会?がありました。

卒業から45年近い歳月が流れ、離婚の危機を乗り越えたり、

一人娘を亡くしたり、それぞれの人生に色々な紆余曲折のあった

人生でした。

やっと舅、姑、実家の両親を送ってホットするのもつかの間

退職をした夫と朝から晩まで顔を突き合わせて、

頭が変になりそう!!と夫こき下ろし大会となりました。

それでも、こんな一日を過ごさせて戴けるのは夫のお陰ね?

などと、ホテルのロビーに飾られたクリスマスツリーの前で記念撮影をして、

まるでおのぼりさんみたいねと大はしゃぎ、

実質はオバアサンと言われる年齢になっても

気持ちは二十歳のままです!!


新橋のガード下に3月の地震の日にオープンしたという

なかなか美味しいイタリアンで食事をして、

夜中までおしゃべりをするという楽しい夜となりました。


それぞれの上を流れて行った時間は重みのあるものだったと思いますが

次回逢える時まで、それぞれの時間が輝くものであってほしいと思ったのでした。

経世済民ということ

2011年11月19日 | 身辺雑記


何だか暑い秋でホット・フラッシュ?かしらと言って
入っていらっしゃる方が多かったくらいでしたのに、
ストン!と冬になってしまったかと思うと、
また異常に暑い日が戻ったりして
何を着たら良いのか判らないようです。

それでも、確実に季節は動いて紅葉が見事になりましたね?

さて、今日はいつも見ているコンサルのブログに
こんな言葉がありましたので、ご紹介したいと思います。

「経済」の語源は「経世済民」という4字熟語から来ているそうなのですが
これは世を経め民を済うという意味なのだそうです。
最近は経済効率などという事が大切で、簡単に社員のリストラがあったり、
正社員でない働き手を求めていたりして、働き方そのものが以前とは違っています。
自殺率が上がっていたりするのもこんな理由からなのかも知れませんね?

仕事と言うのは勿論利益が上がらなければやっていけませんから
利益を上げる事は必要なことですが、でもそれだけでは無いと
最近切に思います。私が仕事を通してお客様に喜んでいただける事!
それが仕事をしている喜びの一番だと思うのです。
「貴女がいてくれて嬉しい! 有難う!」言って戴ける仕事が
したいと思います。

服装と言うのは着る人の気持ちを大きく変化させます。
自信を持って輝いていただけるようなお手伝いが出来たら
それが私の最大の喜びです。

私には民を済うことも、世の中を経めることも出来ませんが
せめてご来店戴けるお客様に最適なアドバイスができるよう
努力していかなくてはと思います。

嵐のような一日です。
気をつけてお過ごし下さい。

(有)AKANOREN  
    カランドリエ  045-331-3951

今年もクリスマスが!

2011年11月12日 | 身辺雑記
今年も残り少なくなってまいりましたね?

数年前ほどではありませんが街にイルミネーションが灯りはじめ
そろそろ年賀状の注文は?などと聞かれるようになりました。

当店も4月の開店以来雑貨や食器が無いのは淋しい~という
声に押されてウインドウがクリスマスになりました。


日本の国は忙しくて、12月25日を過ぎるとクリスマスの飾りつけは
一挙に取り外さなければなりません。
年末の数日はお正月一辺倒になります。

そのため当店では26日の朝は正月モードにするため、
とても忙しい朝になります。

毎年の事なので慣れたものですが、何だかガラッと変わるウインドウに
急に残り少なくなった日が思われて忙しい気持ちになります。

実際にこの日を境に街はお正月の買出しにいらしゃる人で
ごった返すようになります。

そして有名なお魚屋さんに早くも行列が並び始めるのです。

この街は一昔前のような町並みなので
暮の雰囲気を味わいたい方には是非お出かけ下さいと
お勧めします。

冬の紫陽花

2011年11月01日 | 身辺雑記
先日思いがけず時間が空いて箱根に行ってきました。
生憎の曇り空でしたが、
ゆっくりとした時間が流れて、とても気持ちの良い一日でした。

成川美術館の反対側に最近出来た(と言っても、4~5年は経つのかな?)     玉村豊男さんのギャラリーに車を止めて
お昼にしようと思ったら、裏庭に美しい色のまま冬枯れを待つ、
紫陽花の花を見つけました。



見事に美しい色を残して、気品を感じさせる老婦人のようだなと思います。
こんな風に年を取れたらなんて素敵でしょう!

私もいよいよ老人と言われる年齢に突入です。
気持ちは少しも年を取らず、好奇心も人並み以上でまだまだと思えるのですが
体が着いてきていないこの頃です。

先日お茶のお友達が公平 良三著「定年までに考えておくこと」という本を
貸して下さいました。

自営業に定年は無いのですが、今日で終わりと自分で決めた日まで
考えて生きていかねばなりません。
楽しみなような、怖いような!

来年も再来年の旅行までお友達やお客様と約束してしまって
元気で頑張らないとという今日この頃です。

今年も後残すところ二ヶ月になってしまいました。
ホントに一年は早いです。