松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

価格価値を越えるもの!

2010年06月21日 | ファッションの話
最近のファストファッションの流行は
現在の世界経済とも相まって、より安くが合言葉のようです。

ユニクロの980円ジーンズより、もっと安く!を目指すものが出てきたりして
価格競争は留まるところ無し!という状況のようです。
でも、それって良い事なのでしょうか?

ファッションは真っ先に値段ありきの物でもないような気がするのは私だけ?
展示会に出かけますと、まず価格を見る、と言う方もいらっしゃるようですが、
私はどうしても値段は2の次ぎになってしまいます。
展示されている商品に物語を感じる・・・
そんな抽象的な言葉で読んでいる方に伝わるかどうか不安ですが、

こんなシーンでこんな方が着たら素敵!と思える物と出会えると
嬉しくなってしまいます。

価格には必ず理由があります。
この値段でしか売れない!という理由が・・・
それはメーカーのブランドネームのこともあるのですが、
ブランドネームも一朝一夕に出来るものでもありませんし、
それなりのパタンナーや縫製工場で作られているものなのです。

キチンと布目が通っているか?
ミシン目が美しいかはシルエットに必ず出ます。
もうタンスの中に入りきれない程ものが余っているのに
枚数だけ増やすような買い物をして欲しくないと
私は思います。

お客様にもこの夏の外出着は一組だけ、昨年のあれとあわせてコーディネートして
3パターンになるようにお召し下さい。と提案します。

価格の価値を越える提案が出来たら私の仕事は大成功!
「こないだの組み合わせはとても好評でした」との
ご報告を戴く時が、私にとっても儲け以上の
価格の価値を越える満足です。


横浜市 保土ヶ谷区 天王町 1-22-1     電話 045-331-3951

昨日のお客様

2010年06月14日 | 身辺雑記
昨日親子連れのお客様がお見えになりました。
当店でも親子でお買い上げ戴くお客様は数組いらしゃるのですが、
最近特に気になるのは、娘さんの反応です。

お母さまは金額など気になさらず自分の気にいったものを手に取られます。
けれども、30代になろうかという娘さんは
まず値段をご覧になってから手にされる傾向があります。
2~3枚試着されて、どれも気に入ったのだけど~と
悩んだ末に一枚買われます。(お母さんが買ってあげようかと言うのは拒否されます)

「しっかりした娘さんだな~」位に捕らえていたのですが、
昨夜のテレビで、これは世の中全般の傾向なのだと判明しました。
ご覧になった方もいらしゃる事と思いますが、
30代の娘さんたちは景気が落ち目になってから生まれ育ったので、
金額に非常に敏感だという事です。

どちらかというと外で遊ぶより家が好き!
お母さんが心配するほどです。
生まれ育った時代の経済背景とは言いながら、
最近の若者は、我々世代からすると何か変な感じがします。

これもテレビネタなのですが、大学で渡航費用、学費等を持つのでと!
交換留学の希望者を募っても、希望者ゼロの年が多いのだそうです。
未知なもの、新しいものに対する好奇心が薄いのか?

それとも現在の経済状況から先行きの就職が心配なのか?
人生の一年や二年ロスをしても何かにチャレンジしたほうが
余程実りの多い人生になるのにと、
私は思ってしまうのですが!

どんな人も経済と無縁では生きられないのでしょうが
これからの日本を背負って立つ若者はどうなってしまうのか心配ですね!
森鴎外や、夏目漱石が聞いたらどんな風に思うのかな~

横浜市 保土ヶ谷区 天王町 1-22-1    TEL 045-331-3951

イングリッシュガーデンへ

2010年06月03日 | 身辺雑記
昨日の休日は久しぶりの予定無し!!

何して遊ぼう!と朝から庭仕事に精を出している私に
「鳩山さん辞めるって!」夫が声をかけてきました。
時間の問題かなとは思っていたのですが、二人してテレビの前に座って
辞任会見を聞いているうちにお昼近くなってしまいまいした。

さあ~もったいないので午後はお散歩とばかり、
横浜にこの春できたばかりのバラクライングリッシュガーデンまで
歩いて行く事にしました。
途中お客さまに出会い「これからイングリッシュガーデンに行くの」
と言うと、「あんまり感動しないよ~」とのことでしたが
歩くのが目的なので無視して行くことにします。

平日は入場料800円とのことですが、出来たてですのでまだ木々も育たず、
花も我家の庭に咲いているものと変わらない感じです。

同じ系列の蓼科高原イングリッシュガーデンは20年も経つので、
秘密の花園のような深い趣があるのですが、
明るい都会で近くに電車が走るこの場所はチョット興ざめでした。

それでも、散歩の目的は達成しましたので、帰りに花屋さんに寄って
トマトの苗を求め、また夕方から庭仕事です。

「ホントに好きだね~」と夫に呆れられながら
暗くなるまで好きな事が出来て幸せな一日が終りました。