松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

神奈川県のサービス

2011年05月31日 | 身辺雑記
今日は何だかバタバタした一日でした。
考えたら月末ですね~

最近約束をした事を忘れてしまうので、
カレンダーに大きな丸をつけておくのですが、
当日になるとすっかり忘れている事があります!

今日はお世話になっている県の職員さん達が新しいお店を見に
来て下さる事になっていたのでした。
何と我家のPCのソフトを開発して下さったOさんも
ご一緒で、23年もの間「桐」という
古い古いソフトが動いている事にビックリされていました。

これはPCを新しくする度に移し変えて戴いているのですが、
さすがに今度買うつもりのPCに「桐」というソフトが合うかどうかが
心配なのだそうです。
20数年毎日PCの前に座って仕事をしていながら
システムがどうなっているのか全く知らずにいる私は
何と暢気な存在なのでしょう。

その後何度か既存のソフトを使ってみたら?
というメーカーからのお誘いがあったのですが
この「桐」は当店の為に開発して頂いたので
とても我家の事情にあっているのです。

今や入力も出力もこれ無しには仕事が出来なくなっており
顧客管理も商品管理もこの「桐」がやってくれているのです。

今個店のこんなソフトを開発してもらったら幾らぐらい
かかるのでしょうか?

こんなソフトの開発をただでして戴いたのですから
良い時代だったのですね?

今では県の予算も少なくなりなかなか個店のお役に立つ
サービスが出来なくなっています。
とおっしゃっていましたが、
何か困った事があったらいつでも相談に乗りますよと
優しい言葉をかけていただきました。

けれども、長いこと仕事をしていると、
どんな判断も、どんな結果も自分で担うしかない事が
すっかり分かってしまった今は
自分次第が仕事なのだと思うこの頃です。

量から質の時代へ

2011年05月30日 | 身辺雑記
最近の傾向は大から小へ、量から質へと変化する時代のようです。
昔「大きい事は良い事だ!」というコマーシャルソングがありました。

猛烈な勢いで経済が発展している時ですし、人々が平均化した幸福度を得られる時代でもありました。現在は貧富の格差も大きくなるなるばかりですし、
個々の幸福感も全く異なったものになっています。

ことにこの震災以降、日本人の幸福度はそれぞれになっているのではないでしょうか?
10人のお客様に10の想いがあり、それぞれの思いに添った仕事の仕方を
しなければなりません。
事細かなフォローが必要なのだなと思います。

質の高い仕事をするためには常に世の中にアンテナを立てて
勉強を怠らないようにしなければならないのでしょう!

自分の怠け心に鞭打って頑張らないとと思う今日この頃です。

タンスの中に山盛りにあるはずの洋服をどうしたら今風に着こなす事ができるのか
また、何かをプラスすることで、今を感じさせる着こなしになるのか?

大人の女性は数では無く質です。
良いものを長く美しく着ていただけたらと思うのです。

けれども
流行というものに関係なく生きていくことはなかなか難しい時代ですし、
幾ら良質で、高かったものでも古いシルエットのものは美しく見えない
のです。


只売るだけではなく、その後のケアーもちゃんと相談できるお店でありたいと
思っています。

楽しんでする仕事

2011年05月29日 | 身辺雑記



台風が接近しているとかで朝からかなりの雨が降っています。

朝一番のお客様は明日急に九州の実家にお帰りになるとかで、
麻の長袖のジャケットと綿の三段切替のロングスカートをお求め戴きました。
明日、関東地方は早朝に台風が温帯低気圧になり、
九州は夏日になっている事でしょう。

「飛行機が飛ぶといいですね?」と言いますと、
「60歳以上のキャンセル待ちで行くの」との事
普通ですと4万円かかるところ、これで行くと1万円になるのだそうです。
「朝早く言って3万円の稼ぎをしてくる!」と今の60歳は若い!!

元気で素敵なお客様でした。

こうして毎日色々なお客様に出会うと
沢山の気付きを戴くことがあります。
雨の一日ですので、じっくりとお客様のお話相手をして
その方の生き方に触れたりすると
なんて楽しい仕事をさせて戴いているのかと
感謝したくなります。

仕事を楽しんですること!
勿論事業として成り立たないのは困りますが
売りたい姿勢が前面に出ない、お客様の気持ちに添える仕事が出来た時
本当に幸せな仕事をさせて戴いていると思います。

雨の一日

2011年05月28日 | 身辺雑記
今日の横浜は一日雨でした!
まつばら商店街は名物の魚屋さんが月末売り出しのため
雨にもかかわらず凄い人出です。

売り込みに来たメーカーさんが、雨でこの人出は凄いですね~と
しきりに感心していました。
こんな商店街は何処にもありませんよ~と絶賛でしたので
多分商店街そのものに力があるのだろうと思います。

雨になると当店のようなお店はとても暇になるので、
朝から憂鬱な気分ですが、たまたま見ていたテレビで
今日の運勢は落ち込むと運気が下がりますとの事!

根が単純なので、落ち込まない!落ち込まない!と
呪文をかけておりましたら、暇な時にしかできない
色々な事が捗り、カナダに留学中のお客様の娘さんにホットメールなど
する事ができて、嬉しい雨となりました。(いつでも、新しい事が出来るように
なるのは嬉しいことです)

夕方には益々雨足が激しくなりましたので今日は早くかえれるな!
と思っていたら思いがけないお客様で、しっかり本日の売上げを作る事が
できました。
めげない!めげないは大当たりだったようです。

明日も雨の予報!明日はどうなる事やら!

ツイッター始めました。

2011年05月27日 | ここだけの話です!
商店街の青年部がツイッターを始めるので・・・とお誘いを戴きましたので、
当店の営業には影響は無いかなと思いながらも、一人でも参加者が
多い方が商店街の為になるかと思い、勉強会に出席してみました。

時々町中や電車で若い人達が今こんな場所に居るよと書き込もうかなどと話していることがありますが、人との繋がりがこんな風に変化しているかと 
年寄りの私は驚くばかりです。

商業の形態は紀元前から人と人を繋ぐ対面販売だったのでしょうが、
通販というツールを考え出した以来の大変化の時代を
我々は生きているのですね?

インターネットの世界では一番難しいかと思われる洋服が一番売れているという事ですし、ネットで買い物をする事はまず無いかと思っていた私が、
リアルの店舗より手軽だし、
検討が移動しないで出来る事に感動して思わず買ってしまったりと
買い物の仕方はとてつもなく大きく変化しているのかも知れません。

リアルの店舗で検討して、ネットで香水を買ったという方も居るそうですし、
我々のような商売の仕方は変化せざるを得ない時代なのかもと考えさせられます。

一方で私がブログを読んでいつも感心させられるコンサルタントは
現在は物を売る時代ではなく経験を売る時代だと言っています。
世の中に物は溢れ、そこで買い物をする理由は何なのかと問われているとしたら、
既存のお客様を死ぬほど大事にする時代だと言います。

新規客を得る事は大変な努力とコストがかかりますが、
既存客を大切にすることで、その方の口コミによる広がりも考えられますし
大切に扱われていると思っていただく事で強い人間関係を築くことも出来ます。

扱っている商品にもよるのでしょうが、
私はいままでずっと濃密な人間関係を築く仕事の仕方をしてきたつもりです。
そういう事が通じない時代になったとは思えませんが
人が濃密な人間関係を望んでいるのか?とも考えます。

それでも、人は素敵だなと思うことが沢山あるから今の仕事を
しているのかもしれません。

着いていけない時代になって行きそうです。

魔法の時間の作り方

2011年05月21日 | Weblog


先日BSテレビでターシャ・チューダの番組を見ました。
7時から11時までの3分に分かれた長い番組でしたので、
ご覧になった方もいらしゃるかも知れませんね?

私はずっと以前から彼女のファンだったのですが、
それは絵本作家としてよりも、世界中の園芸家を魅了する庭の持ち主だったからでした。                東京ドームが何個分という広い庭を35年かけて造ったという彼女の庭は
さも園芸家が造ったというような庭でなく、
自然の感じを残した優しい景色の庭です。

そんな彼女はボストンの裕福な家庭で育ち、
社交界デビューを断って両親をがっかりさせたようですが、
彼女は自然と共に暮らす事を望む少女でした。

離婚後三人の子供を女手一人で育てながら
子供達に魔法の時間をつくりだす、魔法使いでもあったようです。
彼女の描く絵本はまさに彼女の生活そのものです。
子供達と人形遊びをし、それを手づくりして想像の世界をつくりだす。

毎日の生活をいつも特別な一日にする天才でした。
彼女は生活の中の行事を大切にして子供達と楽しむのです。
不便な事、不自由な事を楽しみに変えて生きてきたのです。
夏は2ヶ月冬は10ヶ月とマーク・トウェーンが言ったというバージニアの冬を
「やがてやってくる春のために長い冬は必要なのよ」と彼女は言います。
耐えること、忍ぶ事が創意工夫を生み出し、やがてそれが喜びに変わることを
彼女は身を持って実践して見せたのでした。

我々の生活はすっかり便利になり、自分の手をわずらわすことなく
すべて機械が変わってくれても、なぜか私達の生活は豊かとは
いえない生活になってしまいました。
お金では買えない何かをもう一度考えてみる必要がありそうです。
2008年6月92歳で生涯を閉じた彼女は、出会った人すべてに
魔法の時間の作り方を伝授していったようです。

私もまた模倣の時間を作り出す女性でありたいと思います。



カランドリエの出発

2011年05月17日 | 身辺雑記
4月29日の開店から二週間が経ってやっとブログを書く事が出来るようになりました。 今回は改名のお知らせです。

カレンダーの余白19号でこのお知らせをしたいと思います。



      カレンダーの余白 19号

新しいビルが完成して、やっと新規開店の日がやって参りました。
この二年間、お客様をはじめメーカーさんなど大勢の方に支えられて
開店の日を迎えられる事を感謝したいと思います。

私にしては珍しく新規開店を悩み抜き、辞めて主婦業に戻ろうかと思う日もありましたが、自分自身に決着をつけてやはり再出発をしようと思いました。

閉店セールの張り紙を見たお客様が「私のお気に入りのお店が無くなっちゃう!
慌てたわ!」と駆けつけてくださった方もあり、
私の社会的な責任も存在するのか?と嬉しく思いまいした。

先日以来地震、津波、原発と世の中は激しく荒れ狂い
日常に必要の無いものは自粛ムードの日々ですが、それだからこそ 
夢を売る仕事は必要なのではないかと思うのです。

やると決めた以上、大勢の方のお役に立てるよう頑張ろうと
これを機会に店名を「カランドリエ」と改め、
お客様の毎日を楽しく彩りを添える仕事をさせて戴きたいと思っています。
「カランドリエ」はフランス語でカレンダーを意味する言葉ですが
毎日家族のために忙しく過ごす女性たちが、自分自身の楽しみを
カレンダーの余白にそっと書きとめて置く、
そんな時に思い出して戴けるお店でありたいと思っています。

どうしたら一人ひとりのお客様に輝いていただけるかを、一緒に考えさせて
いただけたら嬉しい限りです。

人の一生はけっして平坦なものではないことが先日の地震でも判るように
人は皆「今」という時を一生件名生きていかなければならないのだと思います。
私のそう長いとも思えない人生も、終わりの暇で一生懸命でありたいと
仕事を続けようと決心致しました。
      どうぞ応援を宜しくお願い致します。

一番嬉しいプレゼント

2011年05月07日 | 身辺雑記
やっと引越しが完了して、
新しい店舗が開店しました。

たった二年前にした引越しでしたのに、電話の移動をすっかり忘れて
29日の開店には電話が通じず、お客様にご心配をかけてしまいました。
その上、インターネットは今日まで繋がらず、
本日やっとブログが書けるようになった次第です。

今回本当に大勢のお客様やメーカーから山のようにお祝いを戴きました。
「あらあらこんなに私って愛されているのかしら?」と
チョット勘違いしてしまいそうな、お祝いの山でした。

その中で一番嬉しかったのは、「お庭に咲いた都忘れ」と
開店から4~5日して届いたお花でした。
その方は前回の引越しの折もクリスマスローズを沢山摘んで持って来て下さったのです。

こういう時のお祝いの気持ちって難しいものですね?
極当たり前のランの花も7鉢も届いて、勿論お店が華やいで
とても嬉しいプレゼントだったのですが、
来年までの鉢の管理を考えるとチョット心配でもあります。

疲れたでしょ!と開店の時にお赤飯を炊いて持って来て下さったお客様もあり、
お菓子やら、たけのこご飯やら心から私を思って戴いているのだと
感謝、感謝の毎日でした。


こうして勝手なことを言いながらお仕事をさせて戴き、
その上大勢の方に心使いをして戴けて幸せな人生だなと思います。

疲れるなどと贅沢を言わず、もう少しの間頑張りたいと思っています。