松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

今年もお世話になりました。

2010年12月30日 | Weblog


今年も後わずかになりました。

まつばら商店街は例年にも増してものすごい人通りです。
当店の前の道路も、いつもの倍以上ではないかと思われる交通量です。

皆、楽しいお正月を迎えるためにお買い物に走っているようです。
普段は醒めて年中行事などには無関心のようでも、
日本人にとってお正月は特別なのだなと思います。

当店も年末の掃除が終わり、27日にはお正月の花が入りました。
写真の花は、毎年私のために千両の花を丹精して育ててくださる方からの
プレゼントです。
今年は大きな南天の枝が加わりました!
実が色付きはじめると鳥に食べられないようにカバーをして
その日まで、大切にしていてくださる気持ちが嬉しくて、
いつもいそいそと戴きに行ってしまいます。

さて、皆さんはどんな一年でしたでしょうか?
こうして無事に新しい年を迎えられる事が
どんなに大勢の方に支えられて成り立っているのかを思うと
感謝に耐えません。

こんな拙いブログに一年間お付き合いくださって有難うございます。

どうぞ皆さまも良いお年をお迎え下さい。

終り方のお手本として・・・

2010年12月20日 | 身辺雑記
先日母の時代からのお客様が亡くなられました。

82歳でした。とても美しい方でした。

肺がんとの診断を受けて、自分でどのような選択をするべきか考えられたと
伺ったことがありました。
痴呆症になった夫のこと、残された事業のこと、子供や孫やひ孫の事など・・・
その結果、治療はせずなるべく現状のまま長く細く生きていくという
結論に到ったそうです。

その間の数年はお元気で、ダンスのお稽古にも出かけ、
孫や、そのフィアンセもつれて北海道や京都やに出かけ
贅沢の限りを尽くした旅をしました。

帰りには私にも沢山のお土産を届けてくださる方でした。
2~3年そんな日々が続いたでしょうか?

毎日お見舞いに行ったご主人の所へ行けなくなっても
2日置き3日置きにしか行かれないのと言いながら
沢山のお菓子を持って一週間に一度は行くようにしていると
おしゃっていました。
きっとご主人以外の大勢の方が彼女が来る事を待っていたのではと
思わせる方でした。

ご自分の痛みが激しくなって痛み止めのパッチを貼らなくてはならなく
なってからも、孫娘にと、洋服を見に来て下さいました。
私はもうお医者さんに行くだけが仕事になってしまったからと・・
まるで、私の売上げに協力する為に来てくださるようなお買い物でした。

自分の仕事にキチンとケリをつけ、子供にその後を任せるように
事務処理をしていかれたと伺いました。

ガンという病気は最後まで意識がちゃんとしていて、見ているこちらが
辛いような病気ですが、その分亡くなって行く人に覚悟を決める
時間を与えてくれる病でもあるようです。
4年という月日の残された時間を管理して
人を喜ばせたり、自分も精いっぱい楽しんで見事な人生だったと思います。

葬儀にいらした方達一人一人が、故人に愛されたという思いを胸に
参列されていらっしゃったのではと思われました。

自分もこんな風に見事な人生の終い方が出来たらと思います。

横浜の夜景

2010年12月09日 | 身辺雑記
久振りに何も予定の無い休日でしたので、
夫とお墓参りに行こうという事になりました。

腰を痛めて一ヶ月以上テニスの出来なかった夫が
久し振りにおっかなびっくりテニスに出かけて行きましたので
その間私はチンタラと家事をこなし、帰りを待ちました。
(何と二時間のテニスに耐え、完全復帰を果たしたようです!)

同じ墓所に三箇所もある親戚中のお墓を掃除していると
日暮れの早いこの頃は3時過ぎると心細い夕暮れです。

珍しく夫が「ライトアップされた山手の洋館を見にいこう!」
などと言い出し、元町へと下りてすっかり暗くなるまでお茶にする事にしました。


元町の商店街もすっかりクリスマスバージョンです。

さて、元町商店街から急坂を登り、山手の外人墓地へ・・・
近所に点在する洋館はライトアップされてとても素敵です。

全くロマンチックとは程遠い夫となのがチョット残念ですが・・・
周りは写真を撮る人や、カップルがいっぱいです。

ゆっくりと歩いて港の見える丘公園まで

ここも写真を撮る団体さんたちがいっぱいでしたが、
遠くベイブリッジまで良く見えて綺麗です。

帰りは、「大根買って帰らないと」と現実に戻ってしまいましたが、
楽しい散歩となりました。

それにしても温かい冬です。
これじゃあコートが動かないのも無理は無いかも!