最近リビアの政治情勢が変わりつつあるニュースが流れていますが、
肝心のカダフィイ大佐はまんまと地下壕を潜り抜けて逃亡に成功したようですね。
ちょうど私はこの夏に「王者のゲーム」というリビアのテロリストをテーマにした本を読んでいるところでしたので興味深くニュースを聞きました。
この本は私の本好きを知ったお客様が次から次へと本を貸してくださいます。
私は基本的に本は買わない事にしていますので
(昔、本棚が壁一面にあったのですがその重みで壁がかしいできた!)
図書館で借りたり、人が次々貸してくださる本を読むことにしています。
こうしていると、自分では絶対読まないだろうと思う翻訳本にであったりします。
ネルソン・デミルもその一人!
自分では手に取らないジャンルの本でしたが、その魅力にどっぷりとはまり、
目に付く本を片っ端から読むことになってしまいました。
ある日ラヂオを聞いていますと、かの児玉清さんもネルソン・デミルにぞっこん
という事でした。
ストーリー運びといい、主人公の魅力といい、
小説の中に生きている人達がとても魅力的なのです。
夜になって仕事から解放される時を待ちきれず、
さっさと自分の部屋に入り時を忘れて読みふける程でした。
ニューヨーク警察殺人課の刑事である主人公が、
300人の乗客と国際テロリストを乗せた飛行機を待っているのですが、
飛行機は到着予定の2時間前から交信が途絶えています。、
ジャンボジェット機は自動操縦によって無事JFK空港に到着するのですが、
何と乗客300人とすべてのクルーは死んでいたのでした。
ただ一人護送されているはずのテロリストは逃亡を図り
彼の目的を果たすべく次々と殺人を犯していきます。
さて、彼の目的は!と物語りは展開していきます。
皆さんも機会があったらネルソン・デミルはお勧めです。
翻訳本は苦手な私がこんなに嵌るのですから!