松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

春の装い

2012年02月24日 | ファッションの話
ここ数日に急に光が春になってきました。
光の春というのは確かな言葉ですね?

お店の中もすっかり春らしくなり、明るい春色が目立ちます。
今まで重たい色が多かった店内がピンクや白いシャツや黄色や若草色の
春のコートなどで見違えるようになっています。



お客さまも冬のコートを着ながら、春のインナーを探していらしゃいます。
今日は白いシャツをお買い上げいただくお客様が数人いらしゃいました。

今年は白いシャツをインナーにラグラン袖のセーターや、経ち出し袖のベストを重ねて
着る方法をお勧めしています。

今すぐ春を演出したい方は春らしいストールが効果的です。
ダウンのコートを着ても明るい花柄のストールを重ねると
冬から脱却した雰囲気になります。

春色のバックもいいかも知れませんね?
若草色のメッシュのバックが一目を引くらしく
通りからそっとご覧になるお客様がいらしゃいます。

重たい色にどこか春色が加わるだけで気持ちが浮きたちます。

本格的な春の気温になり薄着ななるにはまだまだ時間がかかりそうですが
気持ちはすっかり春になったようです。

雪の日に、春夏物の展示会!

2012年01月20日 | ファッションの話
横浜は今年初の雪の朝です。

我家の庭は雪化粧・・・



昨日から展示会に行く予定だったのですが決心が鈍る寒さです。

でも、行かないと!予定の枚数の春夏物が揃いません。

展示会の会場は花が咲いたように、黄色やオレンジが一杯!
さすがに春夏ものです。

綿や麻の素材のブラウスはきれいな色から注文が付いているそうです。

ここのところ長めのチュニックやブラウス、カットソーなどが多かったのですが
出てきました!
短いジャケットや、ブラウスなど・・・

まだまだ長めのものも健在ですが、そろそろ飽きが来ているようです。

春が来るのが楽しみです。

久振りで東京体育館の隣のレストランで、雪の東京をたのしみました。


早く春にならないかな~

結納の服装について

2011年10月24日 | ファッションの話
さて、昨日に続いて
今日はお結納の時の服装です。

少し前までは結納に付き添われる
お仲人さんもご両親も着物が常識な時代がありました。
お嫁さんになられる方は勿論振袖で・・・

いつの頃からでしょうか、お嫁さんになられる方は着物でも
付き添われる方は洋服で・・・と変化しているようです。
今は出席される方は全員洋服が当たり前の上
結納は無し!と言う方も多くなっているようです。

先日岐阜に住むお客様で、横浜にいらしゃるお姉さまのところに見えると
必ず当店を覗いてくださるお客様から電話があり、
「結納の変わりに食事会をするのだけれど、洋服を求めたのだけど・・・」と言葉を濁されます。
よくよくお聞きすると、店員さんに事情をお話して選んでもらったのだけど、
果たしてこれで良いのか心配になったそうです。

グレーのチュニックなのだそうですが、中に豹柄のインナーが入っているとの事!
正直言うと「ちょ・ちょっと!!」と思います。

ちゃんとしたジャケットとまで言わなくても、チュニックはね~
「私はこう考えますが・・・」とお答えしますと
「何枚か見繕って送って!!」おしゃって戴きました。
翌日お電話があり、気に入りましたとのお返事を戴きました。

結婚式や結納などは日常とは違います。
日常にも着られる服がいいわとおしゃられる方もいらしゃいますが、
こちらも極力努力をしてお勧めいたしますが、
特別な日の服は日常には着られないものと考えた方が無難だと思います。

めったに着ない服に高額のお金を出すのはもったいないようですが、
極プレーンな黒のワンピースを一枚持っていらしゃると、
季節に合わせて上着を変えて、幾通りかに着こなせます。
又は、少し裾幅の広い黒いパンツ、エレガントな黒いスカートは
何回かはお召しいただけると思います。

結納や、結婚式でなく、ご両家の初顔合わせなどもきちんとしていて
失礼な事はありません。ご両家のバランスもあるでしょうが、
ご主人がスーツを着ていかれるような場合には、それなりのお二人の調和を
考えて戴けたらと思います。


法事の服装、結納の服装

2011年10月22日 | ファッションの話
最近続けて、お客様から法事の服装についてと
結納の服装についてのお尋ねがありましたので、
案外こんな事で悩んでいらしゃるのかと思いました。

世の中がとてもカジュアルになって
いわゆる余所行き着(よそゆきぎと読みます)を
着ることが無くなったので、こんな事が判らなくなっているのでしょうね。

結婚式、お葬式となれば、それぞれイメージがあるのでしょうが
七回忌、十三回忌、となってくると、さて何を着ていくの?と
迷われる事が多いようです。

私は基本的に「男性が背広を着ていくときはそれに準じた服装を」と
お勧めしています。

と言っても女性はキャリアでもない限りスーツを着ることが少なくなりました。
そこで、少し砕けて換え上着でも良いのでは?と思います。

ご法事は回忌が遠くなれば少し砕けた格好でも許されます。
私も10月の初めに母の17回忌をしたのですが、
まだ暑い日でしたので、布のアンサンブルを着て行きました。

法事に出席されるメンバーにもよるのでしょうが、
黒を着なくてはならない事はないかと思います。

但し常識の範囲内で、光るもの、ベルベットなどは避けた方が無難かと思います。

昔読んだ本の中にお母さんが大好きだったからと赤い服を着て
お葬式に出たという物語があったのですが、自分を貫き通せる
自信のある方以外は辞めた方がよさそうですね?(日本では!)

私の考え方は少し古いかもしれませんが、
結婚式、葬儀に続くホーマルな場所として捉えておかれると良いかと思います。

結納のお話はまた明日!という事で!!



半額セール中です。

2011年08月19日 | ファッションの話
今日の関東地方はお昼過ぎから大雨!!
そしてまた、2時過ぎに地震が・・・
なんとも不穏な一日です。

楽しみにしていた長い夏休みも何という事も無く終わり
(あまりの暑さに何処へも出かけず、ジッとしているだけのお休みでした!)
予定の行動は全く出来ず、アッという間の5日間でした。


さて、18日からのお休み明から当店では半額セールが始まりました。
と言っても表の棚は残り少なくなっていますし、
カットソーなどは一皮並びになってしまっています。
けれどもこのまま秋まで着ていただけそうな長袖の ブラウスなど
価値のあるものが残っています。

これらの商品は少々お値段が張りますので
半額ならばお買い得かと思います。

長袖は今までの暑さでは見向きもされなかったのですが、
明日から涼しくなるという予報ですので
早いもの勝ちになる事でしょう。

是非ご覧になりにお出かけ下さい。

そうそう全くの予談ですが、
一日だけ娘の所へ泊まりに行ったのですが、
一晩楽しいお酒を飲んだ折
大人4人で一升ビンが空きました。
私って結構いける口かもと、新しい発見がありました。

この夏一番の私のトピックスです。

夏物の洗濯

2011年06月18日 | ファッションの話
夏の洋服は毎日洗濯をする事が多いので洗濯機で洗っても良いですか?と
良く聞かれます。

糸よりの細い上質な綿は洗濯機で洗うよりも
汗を流すようなつもりでささっと洗うと生地が傷みません。

私は娘にお風呂に入るときに上質なものは一緒に手で洗いなさいと
言います。

どうしても洗濯機で洗いたいときはネットにキチンと畳んで洗う事をお勧めします。
先日お客様が「これで洗うとアイロンが要らないの!」と
長い洗濯ネットの二重になったものに洋服を挟み、くるくると巻いて
筒状のネットに入れて使うものを買ってきてくださいました。
これは本当に優れもので、全く皺が出来ません。

東急ハンズで求めたようですが、デリケートなものはこれに入れて
洗うと痛みが全くありません。

洗濯は脱水で痛みますので、手洗いした後、脱水を2~3秒以上はかけない事です。
また濡れた洗濯物は長い時間放置しておくと、縮み、皺や色移りの原因に
なりますので、手早く干すことをお勧めします。

紺や黒、濃い緑などは直射日光に干しますと色変わりの原因になりますので
半日陰、または家の中で干す方が無難です。

最近の洗剤には漂白剤が入っていることが多いのですが、
ずっと以前に白いトレーナーを洗ったら
ところどころ色が抜けて白が二色あるようになってしまいました
という苦情がありました。
きちんとしたメーカーでしたので検査の依頼をしましたら
洗剤を上から降りかけて使われた為という結果が出ました。

洗剤はキチンと水に溶いてからお使いになる方が良いようです。

今は梅雨ですっきりと洗濯物が乾きませんが
青い空に洗濯物が満艦飾に並ぶ様子はとても幸せな光景だと
思います。

一日も早い夏空が待たれますね。

夏の素材

2011年06月12日 | ファッションの話
今年は例年並みの暑さと言われていますが、
何だか猛烈に蒸し暑い!と思うのは私だけ???

今日も節電協力しなくてはと扇風機で我慢していたのですが
午後からは我慢しきれずついにクーラーを入れてしまった。

歩いていらしゃるお客様に試着をお勧めするにも
この暑さでは申し訳ないので・・・・
と言うのは言い訳か?と思うほど私自身がこの暑さに耐えられない。

さて、こんな夏は天然繊維が一番であることは間違いありませんね。
糸の細い綿は少し高いのですが、勿論涼しいことは間違いありません。
綿100%であっても糸が太いものですと、暑く感じます。
細い糸のカットソーは洗っても型崩れがしにくく、
洗濯の際に皺を伸ばしてほせばアイロンが要りません。

最近は科学繊維でも細いシボ織りになっていたりして
肌にくっつかない工夫がされていたりして、涼しいものもありますが、
やはり天然繊維にはかないません。

今年は絹と綿の混紡素材を多く見かけます。
これは着心地の点は満点なのですが
必ずクリーニングの必要がありますので、
盛大に汗をかく外出着には向かないかもしれません。
けれど、見た目も凄く涼やかですし
エレガントなお出かけの際にはお勧めです。
この素材は
着たら必ずクリーニングに出すというのではなく
風通しの良い窓辺に陰干しをして
汗を乾かすことをお勧めします。

高額な衣料はお求めの際は躊躇するものですが、
着心地には必ず満足して戴けますし、
自分でも大切に扱いますので
結局長くお召し戴けると思います。

夏物だから安くて良いという考え方もありますが、
大人は良い素材のものを気持ち良く着て戴くのが良いのではと
私は思います。

春は必ずやってくると信じて!

2011年04月01日 | ファッションの話
今年は寒さが長くて、4月だというのに夕方の寒さに驚きます。
それでも公園の桜が小さな蕾を膨らませ
寒さに震えながら今朝はやっと一輪の花を開かせました。

こんなに寒いのに!東北の被災地でも倒れた大木の桜の蕾がピンクになって
いるようです。
こんな時に咲く桜はどんなに大勢の人を勇気づけてくれる事でしょう。
毎日何気なく過ぎて居た日々は普通の事では無かったのだと
気づかされたこの震災でした。

自然は残酷でもあり、優しいものでもありますね?

顔は知らないけれどブログでは良く知っているつもりになっている
旅館の女将さんが、津波に遭い、家を流されながらも
ブログで今回の震災の様子を書いています。
朝日館女将のてんてこ舞い日記
津波のすざましい様子や、大切な人を失った悲しみが伝わって
泣きながら読ませて戴きました。

福島や茨城は原発の風評被害もあってもとの場所での営業再開は
無理かもしれない人々の悲しみはどんなものだろうと
胸が痛みます。

各地で義援金やボランティアの動きも始まっています。
その立場立場で、自分のできることで応援をしたいと思っています。



先日のお客さま

2011年02月08日 | ファッションの話


ただ今当店は冬物全品半額セール中です。

半額セール中はお馴染みのお客様だけでなく、いつもは覗いていただくことも
無いお客様がお見えになる事があります。

お馴染みのお客様は気心も解っていますので、
「半額じゃ申し訳ないわね~」と言いながらも
「でも、嬉しい!」と言ってくださいますが、
人によっては「半額の端数はまけて~」と
言われる方もいらしゃいます。

勿論まけませんが!!

そんなある日カットソーをお求めになられたお客様に
裾がバルーンになったロングコートをお勧めしたところ
とても良く似合われました。
コートを買われる予定は無かったのでしょうが、
(きっとこの方に似合われるだろうと思ったのでお勧めしてみたのですが・・・)
「12時に予約が入れてあるので」と帰られてしまいました。
しかし!お帰りに寄って戴き、「今お金を持っていないのでカードでも良いですか?」
勿論カードでは困りますなんて言いませんが!
その方は「半額で、カード払いじゃ悪いわね、チョット銀行へ来ます」と言ってくださいました。
日曜日でしたので、お客様の方が手数料を取られますが!
と申したのですが、「だって儲けが無くなったちゃうでしょ!」と私を案じてくださるのでした。

パートさんと二人で「あの方はきっと何かお仕事をしているのね」
と話していましたら、案の定ご主人が輸入の高級服地を販売しているとの事でした。

関西人のようでしたが、凄く感じの良い方で
「お互い商売は大変な時代だけど頑張りましょうね」と言って
帰っていらっしゃいました。

こんな世知辛い世の中に相手の儲けを心配して下さる方に
出合うなんて!
何だか嬉しい出来事でした。

電話    (045)331-3951

日本のニット製造

2011年01月31日 | ファッションの話
先日、いつも見せていただいている
両国の老舗ニット会社社長のブログ
を読んでいましたら、ちょっと嬉しいニュースがありました。

日本で売られているニットの98%は中国産だと言われています。
いまは大きい会社であればほとんど、生産は中国に出しています。
言わずもがなですが、労働コストが安いことがその要因ですが、
最近の中国のコスト急騰により
少し国内の生産に変化が出てきているようです。

日本のニットの生産地は新潟県五泉市という地域を中心に、
山形、福島、なども生産地ですが、東京の下町両国も昔からの生産地です。

この会社の社長さんはブログを読んでいますと
とても勉強熱心な方で、私は色々なことに気付かせていただくことがあります。
それはまた何時かということにしますが、
今回社長さんは大雪のなかニットの製造工場を数十社尋ねたところ、
中国に押される一方だった生産がほんの少し戻っているような
気がするとの手ごたえを感じたそうです。

世界一の製造技術を持つ日本への
回帰が始まっているようなのです。

けれどもこれは決して楽観視できる事でもなく
日本の技術で中国値段
求められているのだそうですが、
大変な状況は変わらなくても
少し光明が見えてきているようだとありました。

当店も外には無い拘った商品を扱いたいと常に思っています。
生産現場が元気になったら、私たち小売も消費者もとても嬉しいことですね。

元気になれそうな嬉しいニュースでした。