松原商店街ブティック カランドリエ((有)AKANOREN)ブログ

ブティックカランドリエ((有)AKANOREN)は「ゆたかで、美しい生活を提案する」お店です。

うぬぼれ鏡も時々は!

2010年10月29日 | 身辺雑記
仮店舗中のこの場所は、国道16号線上の信号の隣です。
大きなガラスに囲まれて丸見えですので、ボンヤリと外を見ていると
信号待ちで立っている人や、バスに乗った方と目が合ってしまいます。

勿論こちらも丸見えですが、こちらからも良く見えます。
最近気がついたのですが、意識をせずにいる顔というのは
フト、素の顔になっているものですから、
自分がどんな顔をしているか当人にはわかりません。

そんな時にも感じのいい顔と何だか憂い顔だな~と言う方
また、何か人を不快にさせる剣のある顔をしている方もいます。

人は鏡を見る時はついよそいきの顔をするものです。
そしてそれが自分の顔だと思っているのですが、
普段着の自分はどんな顔をしているのかと考えてしまいます。

ある心理学者がうぬぼれ鏡と言うのは必要な要素で
人はそれを自分と思って生きなければ生きられないのだと
言っていたのですが、時として自分の本質が何処にあるのか
考えてみる必要があるのかもしれないと思います。

私も自分が思っている以上に傲慢な顔をして立っているのではないかと
心配です。  顔って普段の想いが現れてしまう所ですものね!

いよいよ最終日!!

2010年10月17日 | 身辺雑記


最終日の午前中はローマ市内の見学です。
前回バチカン市国を訪れていた時は、マザーテレサの受賞式でしたので、
バチカンは見学できず、サン・ピエトロ美術館を見学しました。

今回は、現地の添乗員さんの見事な時間配分で、
長い行列の出来るホンのチョット前に入ることが出来て
これが、団体旅行の唯一いい所だと思いました。

写真はバチカン広場の真ん中で、中央に立つと柱が一列に並んで見えるという
場所です。
この場所を離れると石柱が隙間無く並んでいるかのように見えますが・・・
ミケランジェロのピエタに感動して、心を残しつつトレヴィの泉へ移動です。



トレヴィの泉は後ろを向いてコインを投げると再び戻れると言うことで、
前回もしたのですが、一人で来たい時はコイン一つ、二人で来たい時は
同時に二つ投げるのですよ!と言われて、一応二つ投げてきました。

さて、我が家の夫は幾つ投げたのかな?

今回はあまりの人出で、泉の中を覗き込むことも出来ませんでしたが、
凄く大量のコインが投げられていたに違いありません。
このコインは一年に数回清掃する日があるようで、
各国のコインに分けられ、それぞれのユニセフに寄付されるそうです。

という事で我々は日本の5円玉を投げて来たのでした。

午後からの自由時間はローマ市内を歩き回りながら、
次の店舗の内装に役立つものはないかと、店舗写真を撮って歩きました。

その夕方空港へ向かうバスに乗り込むと、
雨が! 我々の旅行中毎日晴天でしたのに、別れの雨です。

奇跡の青の洞窟

2010年10月11日 | 身辺雑記


ピサの斜塔を見学した後は午後からローマに向けて出発です。

さて、ここまでさすが晴れ女!!と
同行した方達に言われるほど、晴天が続いたのですが・・・・
問題は明日の天気です。

いよいよ明日はカプリです。
天気が良くても、波の状態が悪いと青の洞窟は見ることができないのですが
波の状態は現地に着くまで不明とのこと!

空はすっきり晴れていましたが、昨日までの3日間は青の洞窟へは
入れなかったとか、さてどうなりますか・・・

全員おっかなびっくり、不安な面持ちでしたが、
「今日は入れるそうです!」のガイドさんの声に大拍手!

さて、ナポリの港から大型クルーザーに揺られてカプリ島へ
舟の中でガイドさん達が各団体事にくじ引きを引いて順番を決めるのだそうですが、
何と我々は4番目だそうです。
「ちょうど真ん中位かな?」とのことでしたが、
その後、中型の舟に乗り変えて待つこと2時間!
晴天の海の上で舟に揺られて2時間は辛いものでしたが、
船長さんは、あっちこっち動いて皆を厭きさせないように
気を使ってくれます。

我々の前は大きな船の団体でしたので、
その方達の番が過ぎるのをじっと待っていました。
そのうち待ちくたびれた人達が諦めて帰ってしまう団体もありました。

しかし、待ったかいがありました。
その青さは世界中のここにしかない青です。

二時間待って、洞窟の中にいるのはホンの5分くらいでしょうか?
写真では青の色がしっかりとは届かないかもしれませんが、
我家の夫は写真撮影に夢中で、実物の青を良く見れなかったとか!
勿体ない!!

ボートに4人ずつ乗り込むのですが、
波の上がり下がりを見計らって、船頭さんも我々も船底にへばりつくように
洞窟を出たり入ったり、
我々の船頭さんは屈強な大男で、彼の背中が私の上にへばりついた折には
潰れるのではないかと思うほどでした。

でも、私の後ろに居た人は私の重みで潰れたかも!!

ピサの斜塔の実態は!

2010年10月09日 | Weblog

ピサの斜塔の写真は良く見かけますが、私は広い野原に斜塔が一本だけ
立っているのだとズット思っていたのですが、
実は写真にある様に、かなり広大な敷地の中に
斜塔や、ドゥオモ、洗礼堂やら大きな建物がいくつか並んで立っているのでした。

ただ斜めに建っている塔だけ見に行くのも何かな~と
あまり乗り気でもなく出かけたのですが、
それは見事な風景でした。

斜塔は一回に見学できる人数が決まっているとかで、
登る事はできませんでした。
この場所は長い間川だったため地盤がゆるく、塔が段々と傾くのを
均等に保つ為、上から何階かは反対側に少し傾いているとの事でした。

傾いた斜塔を支えているように見せるため、
ポールに登って手を出して写真を撮る人達が大勢居ました。

洗礼堂に見学に入りましたら、ちょうどここで洗礼式をする時に
良く声が通るかどうかを確認する儀式が一日に二回ある時間に当たり、

今まで入り口で切符を切っていた女性が突然歌?のようなものを
唄い始めました。
これは賛美歌でもなく、私にはコーランのようにも聞こえましたが、
素晴らしく美しい声で、洗礼堂の空気が一層荘厳に感じられました。

想像よりズット素敵な場所でした。

ここまでは確かに!!

2010年10月05日 | 身辺雑記
ここはフィレンツェ!
花の聖母寺と言われる、ドゥオモのまん前です。
その日は土曜日とあって、近くの市役所で婚姻届を済ませた
カップル達が大勢の人達に囲まれて祝福を受けている
真っ最中です。

当然シ二ヨーリア広場は観光客でごった返し、
我々のグループは、サンジョバンニ洗礼堂の前で
聖書の小節をレリーフでかたどった扉の前で、説明を受けていました。

アダムとイブの誕生から、カインとアベル、ノアの箱舟など・・・
どれどれと、じっくりレリーフに見入っていました。

写真の中央の後ろ姿は夫です。
ですから、確かに彼はそこに居たのです!!
が!!
はたと気が付くと夫がいません!

時間の規定のあるツアーは次ぎに移動しなければなりません。

イタリア語は勿論、英語も話せない夫は今夜の宿泊予定の
ホテルを知っているかどうかも疑問です。
(私は知りませんでした)

私は真っ青! 勿論添乗員さんも大慌てで探してくれますが、
どこにも夫の姿がありません・・・

「奥さんは皆さんと行動を共にして下さい、二人で別々になったら困ります」
と言われて、心を残しながら次の見学地に向かいますが
気もそぞろ、こんな所で迷子になったらどうなってしまう事でしょうか?

生きた心地のしない時間でしたが、ヒョッコリと夫がみんなの前に現れました。
「夢中になって写真を撮っていたら、一人になっていた!」
割りに落ち着いていましたが、説明を受ける為に付けていた
イヤホンガイドの音が大きくなって行く方向に歩いてきたら
出会えたそうです。

皆さんに大変後心配をかけて申し訳ありませんでした。

ガイドさん曰く「ご主人!イタリアで世界遺産になっちゃうところでした!」
という言葉に一同大笑い!

何はともあれ無事で良かった!!

イタリアの青い空

2010年10月04日 | 身辺雑記
日本での天気予報では前半は雨、雨、雨!だったのですが

私は最強の晴れ女なので、
添乗員さんと、「大丈夫!晴れますよ~」と笑ったのですが、
添乗員さんも「私も晴れ女なので、二人揃えば無敵ね」と話したとおり
最初の夜の雹以来快晴続きです。

イタリアと言えば青い空!といつも青空を思い浮かべるのですが、
文字どおりの青空です。

写真はミケランジェロ広場から見たフィレンチェの町です。

青空に古い町並み、ドゥオモの屋根が見えます。
他の観光客が居なければ、パバロッティーの歌う
カンツォーネを唄いたくなる気持ちの良い一日でしたが・・・

その後に起こる重大事件では生きた心地がしませんでした!
そのお話はまた明日!!

ミシュラン2ツ星レストランへ

2010年10月03日 | 身辺雑記
ベネチアからフィレンツェまでの移動は
約267キロの距離なのだそうですが、
その途中の昼食は、山の中の隠れ家的レストラン、
ミシュランガイドで、2ツ星のレストランでした。

イタリアの食は概して日本人好みに出来ていますので
特別不味い!と言うものはありませんでしたが、
日本の繊細で、細かなサービスやデリケートな味に慣れている
我々には、感動的に美味しかった!と言うほどではありません。

でも、ここのレストラン「オメロ」は美味しかった!
出されたお皿のすべてが美味しかったのは、
この旅の間中ここが一番でした。

山の途中でしたので、景色もご馳走です。
サービスも、室内のしつらえも山のレストランに相応しく
野菜や果物などが美しく入り口を飾っています。

最上級の美味しさは「ボーノシモ!」と言うのだと
娘に教わって、ここでしっかり使わせてもらいました。

旅人は全員去りがたく、皆ここで記念撮影をしたのでした。

ミシュランガイドも馬鹿にしたものではありませんね~


添乗員さんのキティーちゃん

2010年10月01日 | 身辺雑記
翌日は朝早くからゴンドラに揺られ、
歩いたら2分のサンマルコ広場まで30分以上かけて
カンツォーネの歌手を乗せて出かけます。

橋を渡る人や、ホテルの窓から人、人、人の顔が覗き
気恥ずかしい事この上ありませんが、
広い大運河の上でも、素晴らしい歌声が響いて、
青い空と気持ちの良い風に吹かれて、夢心地のひと時です。

出発前に添乗員さんから電話があり、ベネチアは蚊が多いので、
蚊をよけるものを持って下さいという連絡があったのですが、
我々はすっかり忘れて出かけてしまいました。

けれども添乗員さんの胸にはしっかりと蚊をよける物が・・・
しかもキティーちゃんとは笑います。
その上夜のディナーの時はまた違って、少し大人なデザインになっています。

幸いな事に我々は蚊に刺されませんでしたが、
確かに運河の臭いはお世辞にも良い香とは言えませんでしたので、
季節によっては蚊対策は必要かもしれませんね。

その夜はベネチアにもう一泊、
恋人同士がカンテラの灯りをともしたゴンドラに揺られていきます。
アメリカの若者達が大声で、誰かの誕生日を祝う歌を唄いながら
橋の下を通りますと、橋の上の人達も歌にあわせて拍手が起こり
陽気な夜は更けていきます。