梅仕事

うっとうしい梅雨の季節は、［梅仕事］の季節でもあります。
私は季節ごとの細かな家庭の仕事が大好きです。
疲れているときほど、そんな季節の仕事がしたくなるから不思議です。

春は小さなイチゴを山盛り買ってきて、イチゴジャムを作ります。
部屋中が甘いイチゴの香りが満ちて、とても幸せな気分になります。

ラッキョウの季節、梅の季節、常備菜を用意したがるのは人間の本能なのかも
知れませんね？

6月のはじめには青いつやつやとした梅が出回ります。
昨年はとても上手に梅干ができて嬉しかったのですが、
あまりに沢山できてしまったので、今年は梅酒を作りました。

昔は梅をつくり始めたら毎年作らなければいけない！といわれたのですが、
最近は梅干を食べることが以前ほどありませんので、
そんなことはちょっと無視してしまいます。

梅をつけますと、水が上がって凄く良い香りがしてきます。
梅雨が上がるまでカビが生えたり、泡が立ったりしないか
とても気になります。
やがて、梅雨が上がるころ瓶から出した梅を3日３晩外に干しますが、
パラパラと雨が降ったら、サー大変！家中総出で取り込みます。
そんなあれこれを［梅仕事］というのだそうです。
美しい日本語ですね？

ハンサム・ウーマン

最近のファッション雑誌を見ていましたら、男前美人という見出しがありました。
ほんの少し前は、ハンサム・ウーマンという言葉が、〔アンアン〕や〔クロワッサン〕などという時代を代表する雑誌に飛び交っていました。

１９８０年代の後半からでしょうか？女性が経済力を持ち、高額な商品を自分の
判断で買えるようになったからかもしれません。
最近は結婚しないで、自分の為のマンションを買って一人を楽しむ生き方も
認められるようになっています。
〔いつか王子さまが・・・〕などと言うディズニー映画のようなことを考える女性は少なくなっていることは確かだと思います。

テレビコマーシャルなどに出てくる女性も、凛とした背筋の伸びた女性が
最近は多いような気がします。
確実に日本の女性は変わってくるのでしょう。

それにしても、男性の望む女性像がいつまでも変わらないのが気になります。
〔楚々とした、慎ましやかな女性！〕などというのが今の日本にいるのかしら？と
思うのですが・・・
皆さんはこのギャップをどう考えていらしゃるのでしょうか？

最近面白かった本の話

最近老眼が進んだせいか、熱中して寝ないで本を読むという事が
少なくなっています。
そんな中、面白い本に続けて出会いました。

一冊は　伊坂幸太郎作　〔オーヂュポンの祈り〕です。
帯に本屋大賞受賞とあり、それに引かれて家人の誰かが買ったのだと思われます。
カカシが人語を話し、未来を予見し、またそのカカシが自殺をするという
荒唐無稽な話なのですが、こんなとんでもないストーリーがつづれるのなら、
小説と言う世界はまだまだ未来があるなと思わされます。

さて、もう一冊は
〔ボーンコレクター〕などで有名なJ・ディーバーの〔青い虚空〕です。
コンピューターがあれば、どんな犯罪でも出来る！と中扉にあるように
コンピューター犯罪の話です。
私のように機械オンチでも物語としては凄く面白いです。（PCの用語についてはまったく無視ですが）
青い虚空と言うのは作家の造語だそうですが、コンピューターの向こう側に
我々人間の能力をも超えてしまう、限りない世界、底知れない存在を思わせて、
昨今の理由無き犯罪をつい思ってしまします。

PCがあることが当たり前として育っていくこれからの子供達！
どんな世の中が待っているのでしょうか？

今どきの５０代は！

今日６月２１日の土曜日は朝から雨！！
の予定でしたのに、何とか夕方まで泣きべそ顔のまま空が我慢をしてくれて、
５時過ぎに雨が降り出しました。

雨が降り始めると、さっとお客様が引いて、静かな店内でちょっとコーヒーを
飲みながらブログを書くのもいいものです。

さて、今日はお子さんが独立したの！とおっしゃっていますので、
多分５０代と思われるお客さまが夏のお出かけ着をお求めでした。

カットソーに合わせて、ボトムは？と伺うと〔何か目新しいものを〕という事ですので、７分丈のクロプトではなく、短い５分丈のショートパンツをお勧めしてみました。若い方はその丈のパンツにハイソックス、ハイヒールなどと組み合わせて、
昨年からチラホラと見かけましたが、今年は５０代でもこんな装いが
出来る年のようです。
ホントに若い方と遜色が無い時代なのだな～と、売っている私が感動してしまいました。　　
でも、若い方とまったく同じにではなく、５０代は５０代なりの素材や
デザイン、着こなしであって欲しいですね？

哀れなサラダ菜

６月２０日の夕方です。
予報どおり雨が降ってきました。商店街を傘をさして行く方が見え始めます。

つばめが低く飛ぶ日は雨！といいますが、そう言えば軒下に餌を運ぶ親ツバメが
空を低く飛んで行くのを、今朝見かけました。

初夏になりましたね？

我家の庭にも、モンシロチョウが沢山飛び回っていましたが、
毎朝庭から摘んでサラダにするサラダ菜が、ある朝気づいたら写真のように
丸坊主になり、葉脈だけが残っている状態になっていました。
細かなアリが鉢の廻りにいっぱいいますので、良く目を凝らして見たら、
小さな生まれたての青虫がいっぱいです！！
その青虫をアリが集中攻撃をして巣に運ぼうとしています。

我家の朝のサラダ菜は哀れな状態ですが、こうして青虫が食べ、アリが食べ、
循環しているのですね～

父の日のプレゼント

　　　　　　　水切り穴付き十草柄茶碗

今更の話題なのですが、先日の父の日はお父さんへのプレゼントと言って
当店でお茶碗を買っていかれた方が何人かいらしゃいました。
母の日は結構高額なプレゼントをお求めの方もいらしたのに、お父さんは違うのですね？
男性へのプレゼントは確かに難しいですし、高額なプレゼントをして気に入っていただけないかもしれません。そんな理由かどうかは分かりませんが、
１０００円～２０００円の予算に合ったのでしょうか？お茶碗を求められた方が
数人いらしゃいました。
当店は女性用品を扱っていますので、普段は男性用のお茶碗は数が少ないのですが、たまたま今回は大きな茶碗が揃っていました。
お嬢さんと、お母さまと、お孫さんの３人であれやこれやと悩まれる様子は
ほほえましい光景でした。

さて、我家は子供達３人と私からWiiのプレゼントにしました。
我家の夫はテニス狂いなのですが、夜中までWiiでテニスをしていますので、最近は肩が痛いとこぼしています。
そんなに真面目にしなくてもいいのにね～と子供達は呆れ顔！！
何処までも本来の性格は直らないもののようです。

クラス会の装い！

昨日の父の日は商店街はごった返す人ごみでした。
それと言うのも、氏神さまである橘神社のお祭りと重なったからなのかも知れませんが・・・

ここ松原商店街は浅間神社と、橘神社の狭間になりますので、先週は浅間神社、
今週は橘神社と続きます。

梅雨の晴れ間ですので、大概は土日のうちどちらかは雨！と決まっていたのですが、今年はどちらの神社も晴れて、珍しい年となりました。

そんな気候の定まらない６月は、結婚式やクラス会などがなぜか多い月のようです。
先日も，１５日がクラス会とおっしゃるお客様のコーディネートをさせていただきました。
久し振りに逢うお友達に若く美しく思われたいのは人の常ですので、
まずその方の美しさを引き出してさしあげたいと考えます。

場所や、時間帯なども大きな要素となるのですが、今年は都内の居酒屋という事でしたので、昨年お求めになられた白いブラウスを基調にして、
さわやかさを演出したいと思いました。

まず、白いブラウスに合うライトブルーのストレッチパンツを！

小柄な方なので、できるだけパンツと関連させるインナーをと思うのですが
思いどうりのものが見つかりません！
無地ではまったく面白くないので、白地にパンツと同じ色の柄の入ったTシャツを
選び、袖を外してわざわざタンクトップに直しました。
袖がもたつかず大変すっきりとまとまり、お客様も私も納得の装いとなりました。
お客様にとって楽しい一夜となりますように！と願ってお送りしました。

元姫マージャン大会

仲良しのご夫婦からもとひめマージャン大会をしますと言うお誘いがありました。

昨日１１日は定休日ですので、色々な予定を全て無視して出かけました。

それにしても〔もとひめ〕と言うのは何だろうと、電話でのお誘いの折に
思っていましたら、〔元、お姫さま〕の略だったのです！！
もちろんお集まりの面々は元お姫様にふさわしいご高齢でしたが、それはそれは
エレガントな方達で、一昔前のマージャンをする方達のイメージとは違います。

皆さんは時間がタップリある方達なので、マージャン教室に通われて、
しっかり勉強をしている方ばかりです。
私のようにただ並べられるだけの人とはレベルが違うのですが、
誘って戴ける時は喜んで出かけていきます。
まーねぎをしょったカモの状態です！！

それでも、このマージャン大会をして下さるご夫妻がとても魅力的なご夫妻なのです。　　会費はたったの１０００円ですが、お昼つきおやつのクリーム餡みつ付き
コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、お水と考え付く限りの飲み物に、それぞれの方
がお菓子や、おかずを持ち寄ってそれはそれは賑やかです。

元姫たちがマージャンをしている間、ご主人が飲み物のサービスや、上がり牌が正しいかどうかを見極める役をして下さいます。

自分達だけの老後を楽しむ方法は幾らでもありますが、こうして人の輪を大切にされ、大勢を巻き込んで人を楽しませるこのご夫妻には本当に感謝と、尊敬の念を禁じえません！！
楽しい一日でした！　　ちなみに私の成績は１２人中６位でした。（凄い！！）

今年の収穫？

昨年はベランダにゴーやを植えたのですが、３～４個しか生らず沢山できたら分けてあげるね～などと豪語していたのですが、実は屋根から張り渡したネット代のほうが高かったという笑い話になってしまいました。

今年は絶対誰にでも出来るというミニトマトを２本植えてみました。
にわかお百姓さんですので、脇芽を摘む！と聞いて毎朝摘んでいましたら、
どうも本芽も摘んでしまっていたようです。
ちっとも花が咲かず、たった一個の実がポツンと一個赤くなりました。

隣に植えた黄色のトマトは次々花が咲いて小さな実が鈴生りなのですが、
赤い方はどんどん葉が横に広がっていくばかりです。
でも、可愛くて愛しくてなかなかこれが摘めません！

夫は家のトマトは観賞用？と言って笑います。
今に見ておれ！！　と言ってはみたものの、今年の家庭菜園はまたまた大失敗
のようです。

梅雨の花

長雨の晴れ間に庭に下りてみますと、この春植えておいたどくだみに
花が咲いていました。

昔、私が子供の頃にすんでいた家の裏手にこの花が沢山生えていました。
どちらかと言うと、あまり良い香りではありませんし、何かの薬になるのだと
聞いてはいても、特別感心も無く好きな花でもありませんでした。
いつの頃でしょう・・・
この花の可憐さに気づいたのは、余りに沢山咲いていると怖いような花ですのに
こうして一輪だけ咲く花は可愛いと思うようになったのは！

きっと人間も同じなのでしょうね？
大嫌いと思っている人にも何処か良いところがあって、私がそれに気づかずにいる
だけなのかもしれません。
大人にならないとね～