20年以上も前に衝動買いした古い大きな羅針盤。
はじめてこれを見たときに部屋に飾りたいと思って購入したが、
ただの飾り物として、自分の部屋に置くのは大きすぎる。
しだいに邪魔になるようになったので、他の部屋の飾り物にして十数年。
ホコリを被って、カミさんからも邪魔者扱いされて隅のほうに追いやられていた。
今日は一発奮起してこの羅針盤を使ってテーブルを製作した。
これは大きな船に付いていた羅針盤。
コンパスと言うよりやはり羅針盤と言う方がぴったり。
船が傾いても羅針盤は水平を維持する。
かなり古くて、直径が40cm くらいで15kg以上ありそう。
先日、キャンカーのテレビ台を切り出した廃物利用の残材が残っている。
実は、この残材の置き場所に困って、羅針盤のテーブル造りを思い立った。
初めは、円形のテーブルにしようと思って板取りをやったが、幅が少し狭ま過ぎる。
ジグソーで円形に切ったが、羅針盤にうまく入らない。
何度か削り直してようやくピッタリはまった。
テーブルを広くするために、円形ではなく正方形の板の角を丸く落とした。
形状は今一だが、これなら少しは広く使えそう。
キャンカーのテーブルと同じワトコオイルを塗って・・・
布で拭き上げたらとてもいい感じ。
羅針盤に組み込んで出来上がり。
テーブルの色もちょっとアンティックな感じがして
ぴったりはまってボクの部屋のテーブルに中々いい感じ。
船の羅針盤だから夜間には電気が点くぞ。
効率の悪いフィラメント電球をLEDに取替えた。
夜中にここでウィスキーを飲めば、気分は客船の船長だ。
今日の作業は2時間くらいで出来上がると思ったら、うまくはまらなかったりで結局半日仕事になった。
でも、市販品にはないとても楽しいテーブルが出来上がった。
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