少しマニアックな記事をひとつ。
わが家には、無線の鉄塔が2基あるが、どちらの鉄塔にも上部に風速計を備えている。
ところが最近、自立の30m弱の高さの鉄塔の風速計の指示がおかしく、どうも内部で接触不良しているようだ。
H4年に設置したのでかれこれ25年使用した事になる。予備機もあるので、そろそろ暇をやろうという事で風速計を取替えた。
故障している風速計。大きさは、高さが80cm弱で重量は12kg程度と結構大きくて重い。
自立の鉄塔上の新しい風速計。
新品は70万円くらいするが、これはリースアップ品を安く仕入れた。
自分の部屋に置いたレコーダーと指示器。風速と風向をプロットする。下の赤い数値が風速。
見やすい場所に置いた風速計の指示器
そもそも風速計を備えたのは、H3年に日本列島に甚大な被害を与えた台風19号の襲来。アンテナ設備はほとんど被害は無かったが電柱が倒れたり、多くの家の瓦が飛ばされた。
地表面と高さが30m上では風速は全く異なる。
地上でそよ風程度の風が30m上では7~8m/secはざらで、台風等はもっと顕著になる。
風速が数字で出るので、日々の風の変化におのずと興味が湧いて来る。台風が通過するときに、どれくらいの風が吹いているのかを知るのは大変有用であり、次回の備えも出来るので僕にとっては必要な設備だ。
ハム無線関係はこちらにもあります。