4月末に、行きつけの病院に健康診断に行った。
血液検査、CT検査、その他はスムースに受診出来たが、胃カメラの検査だけは、患者が多くて受診できず。
6月も終わりに近づき、7月には長旅に出たいので、胃カメラ健診を受けようと思い立った。
朝は、6時前に起床。
起きてすぐにコーヒーを飲むのが習慣になっているが、今朝は控えた。
診察は8時半からだが、受付は7時半には開いてるのを聞いていたので、カミさんに朝食を断って7時半過ぎには家を出た。
車で10分そこそこで病院へ到着。
受付は時間が早いせいか、女性が一人しかいない。しかし待合室にはもうすでに4人いる。
胃カメラを受診する人がいないようにと祈りつつ、受付へ。
早く来た甲斐があって、胃カメラの最初の受診者だ。
最初の受診でも、検査まではまだ時間があるので、看護師のお姉さんを捕まえて色々教えてもらった。
★喉の麻酔は上を向いて、口を開けてたほうがいい。
★一回の検査で、口の中、食堂、胃、十二指腸まで見る。
★一年に1回受けていれば、仮にガンが見つかったとしても何とかなるらしい。
★ガンの初期は、何の症状もない。胃の調子が悪いのは他の原因がほとんど。
★鼻からと口からの検査があるが、口から検査するほうがよりよく見ることが出来る。 性能のいいカメラは胴体が太いらしい。
気になる事があったので尋ねた。
胃カメラと大腸のカメラは同じ?
すると、そのお姉さんは言った。
「大丈夫ですよ。違います。大腸カメラは太いですよ。」
僕はそれを聞いて安心した。
言われた通りに、喉の麻酔は上を向いて、口を開けてた。カメラが喉を通る時にあまり意識しなくて済んだ。
これまで、何度も胃カメラを飲んでいるが、今日はいい勉強になった。
検査が終わって、診断結果は異常なしとの事だったが、最後にカルテを見ながら医者は言った。
「大腸検査をしばらく受けてませんねぇ。2年に一度受けた方がいい。」
少し間をおいて・・・ 「何時にしますか?」
ドキッ。大腸検査はつらいので、中々その気になれない。
僕は「検査には覚悟がいるので、後日連絡させてほしい。」とその場を逃れた。