RENOGYの新しいヒート機能付きCORE LTシリーズ 12.8V 300Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリー
(RENOGYの商品説明から)
Core LT(ヒート機能付き)シリーズ12.8V 300Ahリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、BCI規格の標準的なディープサイクル鉛蓄電池の代替用に設計されています。
鉛蓄電池の約半分の重さで、100%の放電深度まで安全に放電でき、2倍のエネルギーを供給します。
自動車用バッテリーセルで製造された本製品は、最高の安全基準と5000回以上のサイクル寿命が特徴です。
さらに、信頼性の高いバッテリーマネージメントシステム(BMS)がバッテリーを総合的に保護します。
圧倒的なパフォーマンス】
市場にある同等品よりも、より高いエネルギー密度、深い放電能力、高いラウンドトリップ効率、小型のサイズでより高速な充電速度を提供します。
【インテリジェントな自己発熱機能】
インテリジェントなヒート機能により、低温でのバッテリー充電を実現します。
バッテリー温度が5℃を下回ると自己発熱を開始し、バッテリー温度が10℃を上回ると自動的に動作を停止します。
【高精度BMSによる安定稼働】
高精度なバッテリー管理システムを内蔵し、過充電、過放電、高温、低温保護など複数の保護機能により、常にバッテリーのパフォーマンスを向上し、安全安定な稼働が実現できます。
【61.44KWまで容量拡張】
4直列4並列接続により、最大16個のバッテリーを利用した48V (51.2V) 1200Ah 、61.44kWhのシステム拡張が可能です。家庭用蓄電システムはもちろん、24Vの自動車やトラック、ボートのバックアップ電源としても最適です。
【軽量&持ち運び易い】
300AHの大容量も持ちながら重さわずか31.3 kg、従来の鉛バッテリーの約半分の重さです。バッテリー本体にハンドルが付いており、持ち運びも楽々です。バッテリーの設置や定期検査もより便利に行えます。
【10年寿命&5年保証】
徹底した材料の選定と工程管理によって実現した最新の車載用バッテリーセルを使用しており、5000回以上のサイクル寿命(80%のDOD)、200Aの連続充電/放電電流、広範囲の動作温度範囲を確保し、優れた耐久性を誇ります。購入日から5年間の安心品質保証も提供致します。
今回、2階の部屋に持込んだのは久し振りに重いバッテリー。
RENOGYのヒート機能付き CORE LTシリーズ 12.8V 300Ah リン酸鉄リチウムバッテリー
リン酸鉄リチウムバッテリーは鉛バッテリーに比べるとかなり軽いが、容量が300Ahともなるとやはり重い。
それでも鉛バッテリーの100Ahを3つを交換したときの事を思えば重さは1/3だ。
以前にRENOGYの100Ahのヒート機能が付いたリン酸鉄リチウムバッテリーをここに紹介した。
2年近くたって今度は300Ahの大容量にヒート機能付が登場した。
リン酸鉄リチウムバッテリーも最近はかなり使われるようになったが、まだ一般的とまでは言えない。
当初は200~300Ahを積むのが主流だったが、最近は夏場のエアコン対策でもう少し容量を増やしたいという要望も多い。
限られたスペースで大容量を実現するのは、生セルを使って組むとある程度は小スペースで出来るがデメリットもある。
メーカー製のパッケージ化された大容量バッテリーで安価と言うのが理想的だが、今回の物はそれにかなり近づいた感じがする。
31kgは重いが、300Ahで31kgはかなり軽い。
このバッテリーの寸法は(LxWxH): 522 x 240 x 219 mm
ちょっと内部拝見。
上ぶたのビスを12本緩めるとフタが外れる。
緩衝材(断熱材)でバッテリーセルは覆われている。
カプトンテープで簡単な絶縁処理された電極。
バッテリーセルは100Ahを3並列したものを4直列して12Vに組んだもの。
内臓するヒート機能は、バッテリー温度が5℃を下回ると自己発熱を開始し、温度が10℃を上回ると自動的に動作を停止する。
気温がマイナスになるような地域で冬場に使うのであれば、このヒート機能付きを購入した方がいい。
このバッテリー30kgの固まりが一旦冷えたら、ケースの外側から温めても急には温度は上がらない。
多少、高くてもヒート機能付きを選んだ方がバッテリーの管理は楽である。
このバッテリーは大きすぎて冷蔵庫でヒート機能のテストが出来ないが、ヒート機能付き100Ahのテスト結果はコチラ
メーカー製の特徴はセルの電極を溶接していること。
自分で組んだらネジ止めになる。
ネジ止めのデメリットは生セルで組んだことのある人はよくご存じ。
RENOGYの特徴はこの大きなヒートシンクが付いたBMS。
バランス機能も強力でセルバランスが崩れにくい。
このバッテリーでもう一つ大きな特徴は、61.44KWまで容量拡張できること。
4直列4並列接続により、最大16個のバッテリーを利用した48V (51.2V) 1200Ah 、61.44kWhのシステム拡張が可能。
家庭用蓄電システムはもちろん、24Vの自動車やトラック、ボートのバックアップ電源として使える。
仕 様
概 要
定格容量(0.5C、25℃): 300Ah 公称電圧:12.8V
電圧範囲 : 10.0V ~ 14.4V
サイクル寿命(0.5C、25°C): 5000サイクル(80%DOD)
接続方法 : 直列と並列接続 (4S4P)
寸法(LxWxH): 522 x 240 x 219 mm
重量 : 31.3 kg
端子ボルトサイズ : M8 x 1.25 x 15 mm
推奨端子トルク : 10 N·m to 12 N·m 保護等級 : IP65
パラメーター
充電電圧 : 14.4V 最大連続充電電流 : 200A
最大連続放電電流 : 200A
ピーク放電電流 : 390A@5s
充電温度 : 0℃ ~ 55℃ 放電温度 : -20℃ ~ 60℃
保管温度 :-25℃ ~ 65℃ 湿度 : 10% ~ 95%
推奨充電電流 :150A
保証期間 5年
こういうのが出てくると嬉しくなる。
キャンピングカーに組み込むのが楽しみだ。
過去記事
RENOGY製品レビュー
RENOGYのブラックフライデーセールが開催中なので、買うなら今がおススメ。
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以下のクーポンコードをRENOGY公式サイトで使用すると、ご注文金額の合計より5%OFFとなります。
・クーポンコード
rng5ziluna
クーポンコードの注意点は以下の通りです。
・お一人様一回限り使用可能
・他のクーポンとの併用不可
・有効期限はありません
おはようございます。
相変わらず、早朝4時からの修行僧です。
マウスとシャープペンしか持たない「頭脳労働」。
>今回、2階の部屋に持込んだのは久し振りに重いバッテリー。
31.3kgもある重量物をどうやって上げるの ?
これが、毎回気になっていました。
位置のポテンシャルエネルギーに逆らうのに「筋肉痛」かな。簡易リフトでもあるのかな。1階にお部屋があるなら重量物も水平移動も楽な台車ですね。
色々と教えて頂き感謝しています。10kg程度のソーラーパネルの搭載方法でも少しだけの傾斜角で重力スライドです。滑動の摩擦係数を減らす方法にステンレス製の伸縮物干し竿で更に省力化します。
傾斜角を上げると励起滑動阻止で「ブレーキ」も。
僕はできれば200Ahぐらいがちょうどいいんですが・・・多分(笑)
LiTimeでも自己加熱機能の12V200Ahが出てる?
北海道の冬対策には万全な機能ですが、僕の場合は車の断熱加工をしてないので夏の暑さ対策も考えなきゃいけません。
でもとりあえずは先立つものが全然ないのでまだまだ先の話です(笑)
バッテリーは重いですが、体積が小さいのでまだいいですよ。
大きくて重いものが大変です。
2階の私の部屋には200kgくらいあるアンプもありますが、分解して降ろさないといけません。(笑)
ソーラーパネルの設置は風がない日に脚立を立ててやれば簡単ですよ。
あまり難しく考えない方がいいですよ。
難しいことを考えなくてもバッテリー内部のBMSが勝手にやってくれます。
リチウムバッテリーもだんだん安くなってますが、長旅をするようになってからでもいいと思います。
以前は150AH 45キロを2個を積んだけど重かった(-_-;
現在はアンペアタイムの200AHをつけてます。
冬の長野で外気温-15℃の時に車内は5℃、FFヒーターを5時に着火すると6時にはバッテリー付近が15℃になってます。
レノジーの走行充電器温度は10℃位、バッテリー内温度がわからない・・・
組電池でBMSから温度が知ることができるようになると良いですね!
これからはそんな重いバッテリーは必要ないでしょう。
メーカー製のリチウムバッテリーはBMSの詳細情報を開示してないケースがほとんどです。
自分で生セルから組む場合は、BMSデータで温度もわかります。