前々からここを通るたびに撮っておきたいと思い
この日は授業が夕方からだったので撮影へ
京都駅から塩小路通と河原町通りの交差点の方向へ
だいたい徒歩10分ほどで着くフェンス街
行くと感じると思うがかなり異様な光景である
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
この日はモノクロが前提になるであろうと思い
M42レンズで撮影
京都タワーを微妙に写したので
すぐにこの場所が京都であることがわかります
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
この京都のフェンス街が出来たわけは
いろいろと理由があるらしい
京都駅から歩いて10分にあるこの閑静な場所
賑わっているところから来ると恐怖感が出るほど静かだ
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
後からネットで調べてみると
この一帯は崇仁地区と呼ばれていて
関西有数の被差別であるらしい
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
路地裏の自転車の置き具合
道路に飛び出している植木など
雰囲気は少しだけ昔の時代だ
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
振り返るとこんな感じである
このフェンスで囲まれている場所は空き地になっている
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
誰かがタバコを吸うスペースなのだろう
崇仁地区には高瀬川が流れており
一部は川沿いにフェンスが立っている
その微妙な隙間にあった空間
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
フェンスで囲まれている中は
こんな感じで荒れ放題になっていたり
ここには綺麗な車椅子があって
いろいろと想像してしまいゾッとしてしまう
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
おそらくここには誰も住んでいないのでしょう
建物も崩れ気味で
これが京都駅から徒歩15分ほどの場所にあると思うと
とても不思議な空間だなぁと・・・
しかしながら、歴史を辿るとなんとなく理解ができそうだ
SONY α7II + SMC TAKUMAR 50mm F1.4
少しレンズを変えて撮影
これを撮影している間にすれ違ったの人は
指で収まる程度であった
そして、どこか不気味な雰囲気も漂っている
SONY α7II + SMC TAKUMAR 50mm F1.4
ここには人が住んでいるのでしょう
でも、建物はかなり古く本当に住んでいるのか疑うレベル
私が訪れるより前の写真と比較すると
ゴミが増えている印象でした
SONY α7II + SMC TAKUMAR 50mm F1.4
少し時間が経過していたがいつの間にか洗濯物が消えていた・・・
ここは両サイドフェンスになっていて
少しだけ明るい場所になっていた
日当たりが良いので、ここにこんなものを置いているのだろう
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
少し河原町通側に戻って撮影
ベンチがありフェンスがあり背景にはマンション
最近、この一帯にマンションが建ち始めたようです
被差別の近くに建つマンションのことを
改善住宅と言われ、背景にあるマンションもそれのようです
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
この電線の無くスッキリしている感じが
京都感をなくしていますね・・・
写真のこの場所はフェンスが空いている土地を
どこかの大学が買い取っているようでいずれ無くなるかと
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
この場所に来たことある人であれば
私が何周も何周も同じところを回っているのがわかるだろう
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
高瀬川より西の空き地は
一つ前の写真と違ってコンクリートで埋めらておらず
草が伸びきって荒れ放題という印象
SONY α7II + SMC TAKUMAR 50mm F1.4
高瀬川からはこんな感じだ
モノクロにしていたのはネットで上がっていた
画像がモザイク処理されていたり低解像度の画像が多かったからだ
少しだけ前に載せた画像に
脳内で着色して想像してほしい
SONY α7II + SMC TAKUMAR 50mm F1.4
今日タワーが見える未開発の場所
徒歩10分程度の場所である
私が生きている間に激変するのであろう
SONY α7II + KOMURA 28mm F3.5
この日は少しだけ京都の裏側を見たような気がした。