まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2197 『まほろば』2025年も走る

2025-01-14 09:26:51 | 鉄道
よろしくお願いします。














2019年より走り始めた大阪と奈良を結ぶ臨時特急『まほろば』、一時コロナ感染症の影響で運転されなかったこともありましたが、観光シーズンになると1日1往復だけですが特急空白地帯の奈良県を駆け抜けてくれています。『まほろば』とはいかにも奈良らしい愛称、以前奈良シルクロード博があった頃に臨時特急が運行されたことがあったのですが、奈良の観光の一端を担うことで再び運行されることとなりました。新大阪駅を発車した列車はおおさか東線経由で大和路線へと入り奈良までノンストップ、その後秋の観光シーズンには法隆寺駅に停車、更に2023年には大阪駅うめきた新駅が完成したことにより始発駅も大阪駅の地下ホームからとなりました。




















列車は朝に奈良行き、夕方が大阪行きと1往復だけ、特急『くろしお』で使用されていた車両が3両編成で運転されている。1往復だけ、3両だけと言うのは何とも寂しい気もするが、実際あまり乗っている人は少なく外国人の利用が多いと言うこと、奈良~大阪間はやはり通勤路線のイメージが強いので、まあこれで十分なのでしょう。一部法隆寺駅停車はあるものの新大阪~奈良間ノンストップは観光目的に徹していると言うことでしょう、県内一の鉄道ターミナルの王寺駅を通過するのはなかなかな決断だったと思います。観光と通勤を完全に区別して誕生した列車ですからね、普段我物顔で路線を高速で駆け抜けていく8両編成の大和路快速と違って、ちょっと居場所が違うという感じでこじんまりと3両で走り抜けて行く特急列車ですが、それでもその姿はなかなかなものです。1番目、2番目のゾーンではそんな奈良県内を走り抜ける特急の姿を並べました、長らく特急が走らない県と言われまくった奈良県ですが、この列車と更に昨年から走り始めた『らくラクやまと』で一気に空白が埋まった気分になりました。















さて、ここまで期間の週末だけの臨時運転で走っていた『まほろば』、今年も運転されることは前から発表されていましたが更にニュースが、今年の3月のダイヤ改正で週末のみですが定期運転されることとなりました。運行は1往復のみですが列車は2編成、それぞれ奈良をイメージした新しいデザインの列車となるとのことで、いよいよJRも奈良観光に本腰を入れてくれるようになったかと言ったところです。まあそうなると欲は張りたくなるもので、それなら京都~奈良間も特急走らせてくれないかな~、みやこじ快速は結構混んでてしかも乗客は外国人ばかり、少しでも特急に流れてくれたら・・・と、まあここはその流れを待つこととしましょう。とりあえず『まほろば』は2025年も走ります、また写真撮りに行こうかね、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2196 香川日帰りの旅(1)・・・4年ぶりの四国上陸

2025-01-13 19:43:58 | 旅行記
よろしくお願いします。











滋賀、明石に続いてこちらも今回から始まりの旅の記録、行先は香川県、相棒君利用で走って来ました。四国本島となると前回に行ったのが2022年のGW、その時はしまなみ海道の旅で今治に宿泊したのですが2023年は四国に行けずじまい、積極的に出ようと意気込んでいた2024年でしたが秋までは行く機会がありませんでした。11月になって宿泊で行くのは難しくなったけど、お金に多少余裕ができたので突貫日帰り旅で香川に行くことにしました、相棒君を使わない旅も考えたのですがやはり久しぶりの四国、短い時間でも走ることとしました。
岡山駅まではいつもの時間繰り、ここからは瀬戸大橋線に乗り換えるが隣のホームには吉備線、津山線のディーゼルカーが停まっていてやはりそちらにカメラが向いてしまう。一方の山陽本線ホームには黄色の単一色の車両、両側のホームに昭和の雰囲気を漂わせている車両が停車しているところに挟まれて快速『マリンライナー』が入って来た。相棒君の置き場所も座席も確保ができた、瀬戸大橋を渡るのは前回が2020年の年末の旅だったから足掛け4年ぶりか、もうそんなに長く足が遠のいていたんやなあ~。




















快速『マリンライナー』は児島駅を出てその先のトンネルを出ると瀬戸大橋を渡る、これも2020年以来、もう何度も渡っているけどやっぱり渡る度に気分は上がって来ますね。車窓から見えるのは陽光が跳ね返る瀬戸内海、遠くには小さな島が見え真下には橋桁が立つ島の風景もうかがえる、途中に駅を造ってくれたらこの島にも行くのになあ・・・。橋は緩やかにカーブしていて先の方には四国本島、左手側には番の洲のコンビナート、右手側にが瀬戸大橋タワーが見えてくる。宇多津駅の三角形の分岐点を通り過ぎると間もなく坂出駅、2020年の旅以来の下車、その時はここから走り始めたが今回は反対ホームに渡り次の宇多津駅まで、もちろん乗り継ぎの電車が来るまではやって来た電車を撮りまくります。


















宇多津駅前で相棒君を立ち上げてやっとスタート、と思ったらすぐにコンビニがあったのでまずは朝食、やはり腹が減っては戦は何とやらですからね、まあ走りは戦ではないけど。宇多津町を出ると丸亀市、この町は何度か走ったことがあり前回に来た2018年には宿泊したこともありました。この日はサラッと通り過ぎるだけ、と決めていたのですが地図サイトを見るとJR丸亀駅付近には登録有形文化財の印がいっぱい、やっぱりこれは見逃すわけには行かないと言うことで立ち寄ってしまいました。そんなわけで始まりました香川の旅、先にも書きましたが電車旅にしようとも考えていました、結局は自転車旅としたのですがその目的のひとつが文化財巡り、もちろん鉄チャンぶりも発揮してしまいましたが。次に訪れるのは多度津町、多度津駅には巡っておきたい文化財もあるので先を急ぎたいところ、ただその文化財についてはこの時に行っておいて良かったと言うことになりました、その話については次回にて、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2195 地球を感じる町、明石

2025-01-10 09:31:31 | 鉄道
よろしくお願いします。









この日の旅は雨模様なので相棒君はお休み、と言っても元から電車利用で行こうと思っていました、行先は兵庫県明石市、まあ自分(一人称)で言うのも何なのですがホント明石は好きな町です。海が近くにあって明るい雰囲気、旧街道に古い町並、漁港もあり以前は普通の町並の中を縫うように走って万葉歌碑巡りもしました。そして子午線が通る町でもお馴染み、日本中の時間がこの地を基本として定められている、大げさに言えば地球を感じる町でもあるのですが今回はそれが目的、久しぶりに明石天文科学館に行ってみようとこの旅を計画しました。

























そうは言いながらJR大阪駅から電車に乗って下りたのは三田駅、明石市とは逆方向の町へとやって来ました。電車で行くならちょっと遠回りもいいだろうと思ってきたのですが三田はこれまで一度も来たことがない町、自転車で走ったこともない所です。次の電車まで時間があったので駅前周辺をぐるり一回りしてコンビニで朝食、ただ町にはあまり見所はないように感じました。関西の天気予報ではよく気温の低いことで取り上げられることがある所ですが、今日が初めてだったこともあってまだどんな町なのかは分からないところでした。三田駅からは神戸鉄道に乗車して途中の鈴蘭台駅で下車、神鉄では一番乗客数が多い駅で神戸からやって来た電車が三田方面と三木方面への2つの路線が分岐する一大ジャンクション、いろいろな電車がやって来るのでホームで撮り鉄させてもらいました。神鉄の車両と言うとちょっと古い感じの電車が3両、4両編成でエンジンをギュ~ンと響かせながら六甲の山を登っていくイメージがあるが、最近は新型様式の車両も登場してイメージも変わってきました。でも先頭が2つの窓の古い様式の車両を見るとやっぱり神鉄やな~と感じますね、いろいろとネガティブなニュースもよく聞く路線ですが頑張って生き残ってほしいところです。















鈴蘭台駅からは急な山を一気に平地まで下りて更に地下に潜ってやがて終点の新開地駅へと到着する、自転車旅で三木方面へ行く時には必ずここで乗り換えることになるが、櫛形になった行き止まり形式のホームはいつ来ても少し暗い感じがしてならない、だから元気がない鉄道だとは思いたくないけど・・・。ここからは階段を下りて山陽電鉄線に乗り換える、ここからやっと今回のお目当ての明石へと向かうことになるが、次の目的地となる駅は人丸駅、普通しか停まらない駅だがあれあれ?ここから直接人丸駅まで行く電車がない、これは特急に乗って途中で普通に乗り継ぐパターンか。とりあえずやって来た特急に乗車してスマホで時刻表を検索すると、山陽須磨駅で普通に乗り継ぐことができる。地上に出て須磨駅に到着、電車を下りると雨が降っていた、さっきのコンビニで傘を買っておいたので特に慌てることはない、雨の明石もまたいいんではないか・・・と言うことで次回へと続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2194 滋賀の旅10月編、北近江で三角点巡り(1)

2025-01-08 08:05:36 | みち
よろしくお願いします。





【多賀 標高=122.46 m 四等三角点】


【高宮 標高=111.46 m 四等三角点】

滋賀の旅は10月編に入るのですがその前に前回までお伝えしていた9月編で立ち寄った三角点を2カ所、ここでお送りしておきます。この日は鉄道旅だったので歩きでの巡りとなってしまい、駅の近くと歩きの途中にある2カ所だけとなったのですがまずは多賀大社前駅から歩いて大社から少しだけ外れた所にありました。幼稚園の入り口前の植え込みの中、草むらとなっていた場所に三角形の小さな看板が、これは分かりやすくてありがたい、看板には「大切にしましょう」とあるが悪さをする奴がいるのでしょうか、国から罰せられるから絶対にやめましょう。もう1カ所は高宮駅までの歩きの途中の踏切がある場所、こちらは印が付いている地点を特定できただけで標石や標柱は見つけられませんでした。







【西馬場立 標高=87.43 m 四等三角点】



【南浜 標高=91.13 m 四等三角点】





【八木浜 標高=88.32 m 四等三角点】


【新川橋 標高=87.56 m 四等三角点】


【益田 標高=86.01 m 三等三角点】






【早崎 標高=92.77 m 四等三角点】

さて、10月編は北近江と言うことで長浜市での初めての三角点巡り、マップを見るとこのエリアには印がたくさんついているのでたくさん巡ることができそう、意気込んで行くこととしましょう・・・、と思ったのですがまずはJR長浜駅近く、2ヶ所続けて空振りとなってしまった。幸先悪いスタートだが巡りはまだ始まったばかり、次の場所では金網と草むらに覆われた中に標柱を見つけることができてまずはひとつ目が開きました。しかしここから先は長浜市内の田園風景を左へ行き、右へ行き、北へ西へと地図の印を頼りに進んで行ったのですが、場所は特定できても標柱さえ見つけることができず。そうなるとちょっと気持ちも沈んでしまいそうになるのですが、写真を見ても分かるようにこの日は絶好の走り日和、それに久しぶりの北近江と言うこともあってテンションはかなり上がっています。標柱標石は見つけられなくてもこれまで走ったことがない道や町を巡ったりでなかなか楽しい、奈良からはかなり遠いところでこの日も1年ぶりでしたからね、まだまだ時間もあることだしそのうちいい流れもやって来ることでしょう。










【延勝寺 標高=87.92 m 四等三角点】




【今西 標高=86.08 m 四等三角点】

写真上から4枚目、ソバの花が畑いっぱいに広がっている、以前『こころ旅』で火野正平氏が滋賀を走っている時にこの花が咲いている光景を見て「これソバの花だな」と言っていたのが印象に残っている、この風景はこの後も至る所で目にすることになります。さて、三角点巡りはここまで成果があったのは最初の1カ所だけ、長浜駅からは結構離れた所に来たがここも長浜市、滋賀県内でもかなり広い市なので今の自分(一人称)は観音様の手のひらの中で転がされる孫悟空と言った感じ。湖北町へと入り海苔屋さんみたいな名前の山本山が真正面に見える道から素朴な集落を通り抜けて琵琶湖岸へと出る、その手前にひとつ印が付いている場所がある。そこでやっとこの日2つ目の標柱を見つけた、4つの石に囲まれて頭に+が刻まれた標石もあった、これを機に流れが変わればいいのですがこの先の巡りは次回に続くと言うことで。この巡りの記録は今回を入れて3回に分けてのお送りを予定しています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち


No.2193 バッテリーズよ、これが世界遺産だ

2025-01-06 08:32:19 | 文化財
よろしくお願いします。


「大阪に大仙公園て有名な公園があんねん」「公園!ええやん」
「横にめっちゃでっかい鍵穴みたいなんがあって」「鍵穴!」
「お墓やわ」「もうええって、もう誰も死なんといてえ~」↓↓↓







昨年の話になりますがM1は令和ロマンが2年連続のグランプリ、もちろん史上初ですが緻密に計算された戦略があったのでしょう、見事な防衛となりました。そんなチャンピオンが奈良テレビでしか見られないローカルCMに出てるんですねえ、それも奈良出身の元NMB48といっしょにです、やあ、よく出てくれたと思いますわ~。以前はNMB48だけで粛々とやっていたCM、元巨人の桑田真澄氏が出たこともあったが、アインシュタインや見取り図クラスで十分だったのがまさかのM1チャンピオン登場です、ホンマ奈良のために働いてもらってありがたいことです。





























そんな令和ロマンを最後の最後まで追い詰めたのがバッテリーズ、海原ともこが言っていた「しょ~もないもん」と言うのはまさにこれや、と言った感じで何も考えないで面白かったら笑える漫才で令和ロマンの得点を上回って来ました。自分(一人称)はこのコンビのことは全然知らなかったので・・・、あ、またまた余談ですがジョックロックも知らなかった、智辯和歌山の人はこのコンビ応援してたのかな。ちなみに自分(一人称)はダイタクを応援してました、ダイタクヘリオスのファンだったんで、と言ってもコンビ名は馬とは関係ないみたいですけどね。で、バッテリーズ、全然知らなくて初めて見たのですが単純明快なネタは単純に面白かった、ミルクボーイのコーンフレークと同じくらいに衝撃的でしたね、これは令和ロマンの牙城崩せたか、と思ったのですが・・・。












やっぱり令和ロマンは強かった、確かにめっさ面白かったもんね、タイムスリップのネタ。一方のバッテリーズは世界遺産のネタ、面白かったんだけど緊張していたのは素人が見ても分かるくらいでした、そりゃあ先にあのネタを見せられたらプレッシャーも半端なかったでしょう。もし2本目のネタを2番目がバッテリーズ、ラストが令和ロマンだったら逆転もあったのでは・・・、ミルクボーイもファイナルはラストを取りましたからね、やはりライバルを先に見てから、と行きたいところでしょうが歴戦の雄にはそれが通用しなかったと言ったところでしょうか。でも王者を最後まで追い詰めたバッテリーズの世界遺産ネタも面白かった、まさか最後にめっさ地元をネタに持ってくるとは思わなかったが、まあお墓ばかりではない世界遺産を並べておきました、家族を連れて行ってあげてください、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち