まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2202 チョイ奈良11月編、明日香村岡寺

2025-01-24 08:25:14 | ふうけい
よろしくお願いします。












今回はチョイ奈良、走ったのは11月の末の日曜日、年末が近いこともあって仕事が忙しく金曜日の夜は帰りが遅くよく土曜日は朝が起きることができなかった、しかもその日は雨で出ることもできず、こう言う日はどうしても無駄な1日を過ごしてしまった気になるんですよね。更に明けて日曜日、遠出はできないのでチョイ走りを、と決めてニチアサの戦隊ドラマが終わった後で家を出ました、特に行先は考えてなかったのですが今年最後となりそうなので明日香村へ向かおうと決めました。奈良市から南へと向かうには主に3本の旧街道、上ツ道、中ツ道、下ツ道とあってどれを通っても明日香へは行けるのですが、この日選んだのは上ツ道、JR京終駅の東を通る旧街道を進んで行きます。


















上ツ道を進んでJR帯解駅を過ぎると天理市へ、昔住んでいた町、通学路で歩いていた道を通り過ぎてやがて天理駅へとたどり着く。この季節となると見頃になることだし今年も行っておこうか、と言うことでちょっと寄り道で親里大路へ。天理市役所から天理教本部へと向かう道は両側の歩道にイチョウ並木が続いていて歩道には落葉が降り積もっている、特にこれと言った感じなどない風景だと思っていても、現代ではそれを敢行の一手としている辺りは映え~を狙ってのことなのか・・・、それがいいのか悪いのか、その辺りはとしておきましょう。


さて、走りの方は桜井市を経てちょっとした峠を越えて明日香村へと入りました、ここでの経路は大体いつも決まっていて、飛鳥寺の裏手の入鹿の首塚から右手側に甘樫丘を見ながら田園風景の中の道を進んで飛鳥京跡へ、その後はバスが通る道へと出て最期はちょっと急な坂道を上って石舞台古墳前へ。古墳前の休憩場で小休止、小高い丘からはちょっとだらしない姿の二上山が見えている、石舞台古墳には入らず折り返して坂を下って橘寺前へ・・・と言うのがいつものルートですが今回はちょっと趣向を変えて違う方向へ。町中の鳥居が立つ道へと入ってそこから長く続く坂道を進んで行きます。


















坂道の途中にある1番目のゾーンの写真の最後の2枚にある岡本寺、ここは『こころ旅』の目的地で訪れていた寺院、JR五条駅で大雨のために電車が停まってしまいスタートができなかった回で、BSではメモリアルとしてまたこの回がセレクションで放送されるとのことです。この先からは更に急な上り坂、さすがに自転車では行くことはできず途中の駐輪場で相棒君はお休み、そこからは徒歩で目的地へと向かいます。あまりの急さでふくらはぎがつりそうなくらい、そしてたどり着いたのが岡寺、これまではこの急坂と拝観料が取られること、別ルートがあっても自転車を止めることができないこともあってこれまでは敬遠していたのですが、文化財巡りと言うことで今回久しぶりに訪れることにしました。境内の風景、模様は2番目、3番目の写真にある通りです、電車で来る際には近鉄吉野線の岡寺駅では下りないように、この駅をはさむ橿原神宮前駅か飛鳥駅からバス、レンタサイクルで来ることとしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2201 地球を感じる町、明石(2)

2025-01-22 01:35:41 | 旅行記
よろしくお願いします。




















明石への旅は今回が2回目、前回はタイトルに明石を入れたものの行った先は三田で乗った電車は神戸電鉄線、タイトルの場所まで行くことがないまま終わりました。新開地駅から山陽電鉄に乗り換えて山陽須磨駅で普通に乗り換え、明石のひとつ手前の人丸前駅で下車しました。高架の島式ホームで隣にはJR線が通っている、あっ、いきなり『スーパーはくと』が走り過ぎて行きました、そして駅の北側には天文台の時計台が真正面に見えている。ホームに1本線が引かれていてそれが東経135度線、子午線が通る駅としてもお馴染みで近畿の駅百選にも選定されている、これ余談ですが、浅見光彦シリーズで神戸が舞台になった作品があり浅見光彦がこの線の上で時計を合わせていると言うところから物語が始まっています。ちなみに駅名となっている「人丸」と言うのは柿本人麻呂のこと、駅の北側には柿本神社と言うのがあってそこから由来しているのだろう、そう言えば明石市は万葉歌碑もたくさんあって巡ったこともありましたね。













人丸前駅を出て高架の下をくぐると少しくねった上り坂、雨が降ってはいたがその道を行くとすぐに明石天文台にたどり着く。お馴染みの時計台が目の前にそびえ立つ、この時計の盤が示している時間が日本中で定められている時間となっている。その時計台の真下には線が引かれていてそれが東経135度に当たる子午線、もちろんさっきまでいた山陽電鉄の人丸前駅から、いや、それよりももっと海の向こう側からずっと続いていることになる、もっと大きなレベルで言えば北極な南極を経て地球をぐるりと1周していることとなる。さて、天文台に入るとするか、財布を用意して受付へ行くと「今日は関西文化の日で関西地区の博物館はどこも無料です、そのままお入り下さい」と案内された。それはそれは、なんてラッキーなこと、そんな日があるなんて知らなくて別に狙ったわけでもなくここに来たかっただけ、ありがた~い気持ちで館内を巡らせてもらうこととしましょう。

















まあ自分(一人称)の知識なんてどれも付け焼き刃みたいなもの、浅く狭く細くで誰もが知っていることをさぞかり物知顔で言っているようなものです、だから博物館とかってあまり行くのは好きじゃないのですが、今回はそんなの関係ないって感じで来訪しました。ここに載せた写真はほんの数枚ですが、館内ではらせん階段を歩いて各フロアを時間をかけて巡りもう目に見えるものは焼き付けておきたいと言った感じでかなりの枚数を撮りました、1枠40枚で収めるために泣く泣く落としたと言ったところですね。子午線、明石の町、星座、惑星、時計、地球、隕石、宇宙、時間、太陽、風景・・・、館内には1時間ほどいたのですが楽しい時間でしたね。さて、天文台を出て明石の町を、いつもは自転車で走る所ですが今回は歩きで、ちょっと時間をかけて巡ってみることとしましょう、その記録についてはまた次回にて、と言うことで今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2200 チョイ撮り、なんやかんやシリーズ

2025-01-20 09:14:33 | 写真
よろしくお願いします。


【提灯】













チョイ撮りシリーズは今年もやります、まあ閑話休題、一休み、一里塚みたいなモノやと思って見てください、今回も3つのテーマでお送りしていきます。まずは提灯、特に何の意味もなく見かけたものを撮ってます、店舗に掛かっているもの、寺院や神社に掛けられているものが多いですかね。まあ注目し始めたらいろいろな所で見かけるようになりました、それまでは何も思わず見逃していたものだけにまだまだこれからも取り上げることになりそうです。


【郵便ポスト】














続いては郵便ポスト、これは前にも取り上げたことがありましたね、まあ中にはポストの形をしているだけの別のものもありますが。いかにも昭和と言った感じの重厚感漂う赤ポスト、さすがに令和の時代となると以前よりも数はかなり少なくなったように感じるのですが、古い町並や旧街道沿いなどではまだまだ活躍中です。撤去するにも重そうでかなり労力がいそうだし、むしろ現在のクラシック志向に乗っかる感じで置いているのかも。まあ現在からすれば古き良き時代を感じる骨董品ですからね、残せるものなら残してあげたいところです。


【石造十三重塔】














こちらも今回初めて取り上げるテーマです、十三重とは言っても中には少ないのもありますが、だいたいが十三重の石の屋根です。そうなるとなぜ13?なのですが・・・、まあ13が不吉な数字と言うのは外国の話であって、日本では時間や干支を表す12をひとつだけ越えた数字として取り上げられているとか、十三仏の最後、虚空蔵菩薩をあらわしている・・・そう言えば13歳になったら虚空蔵さんにお参りするってありましたね・・・とか、いろいろと説はあるようです。ただ木造の大きな塔に比べると宗教色を強く感じる部分もあって、宗教に畏れがある自分(一人称)としては取り上げにくさがありました、まあ文化財巡りをしていていろいろな十三重塔を巡る機会も増えてそんな苦手意識も消えたかも知れません。この先も罰が当たらない程度に巡っては取り上げて行こうと思っています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2199 滋賀の旅10月編、北近江で三角点巡り(2)

2025-01-19 18:31:04 | みち
よろしくお願いします。









【西阿閉 標高=96.46 m 四等三角点】




【姫塚 標高=107.44 m 三等三角点】


【磯野 標高=103.46 m 四等三角点】


年は明けても滋賀の旅はまだ10月編、北近江方面を三角点巡りで進んでいます、前回はJR長浜駅からスタートして巡りを始めたのですが、場所は特定できたものの標注などは見つけられずちょっと苦戦の出だしとなりました。さて、今回はまず山本山を回り込むように進んで高月町の阿閉と言う集落へ、次の目的地となるマップに印がある場所は神社、そこには四方を石に囲まれた標石がありました、まずはいい出だしです。次の場所はたどり着いてみれば古墳、そう言えばここは古墳のある町だと案内があった。ただ古墳では目印は見つけられない、むやみに中に入るわけにはいかないですからね、さすがに旅人はその辺りのマナーは守ります。次の目的地では写真にもあるように道端に欠けた標識が立っていた、悪戯でもされたのだろうか、大事にしなければならないものなのにね、捕まるよ、絶対に・・・って「違法だよ、あげる君」のCMか。








【井口 標高=115.67 m 四等三角点】



【柏原 標高=112.43 m 四等三角点】

【馬上 標高=108.79 m 四等三角点】






【宮部 標高=104.91 m 三等三角点】

JR北陸本線の踏み切りを越えると国道365号線はもう近い、その手前にある神社が次の目的地、しかし残念ながらそこでは目印になるものは見つけられなかった。10月でも少し遅く咲き頃を迎えた彼岸花がもうシーズンも終わりと言った感じでくすんだ朱色で最後の輝きを見せてくれている、何かいじらしい。国道365号線に入ると北国脇往還に沿った所での三角点巡りは一進一退と言った感じ、しかしいつもよく走る浅井三姉妹に関わる地域では三角点巡りは空白地帯となってしまう。北国脇往還から外れて北陸道に近い集落を抜けた所で久しぶりに三角点の場所を特定できたが、そこは県道から離れた田んぼの脇でもちろん標柱や標石はなし。う~ん、どうも波に乗り切れないなあ、マップを見ると高速を越えた先にコンビニがあることだしちょっと気分転換で休憩することにしよう。





【虎姫(付) 標高=93.99 m 電子基準点】


【虎高 標高=94.27 m 四等三角点】






コンビニでの休憩を終えて次の目的地はこの道を真っ直ぐ西に向かった所、2つの印が並んでいる、ただ両方とも学校の敷地内、これは写真取れるかな・・・?現地にたどり着いてみると中学校と高校が道をはさんであって、中学校の方には金網の向こうに大きなペンシルが立っている、これが電子基準点だろう。一方の高校の方は正門があってその向こうに校舎があるが、その手前に緑地があってそこに三角点の標柱が立っていた、ここもさすがに校内に立ち入ることはできないので表から写真を撮るだけにとどめておく。さて、三角点巡りもここで一段落、とは行かない、まだまだ時間があるので午前中にスルーした虎姫駅の西のエリアへと行くことにする。途中に立ち寄ったJR虎姫駅は何か阪神タイガース推し、でもAREとか日本一とかはもう昨年(この時からしたら)の話、ちなみにこの旅の時にはまだまさか奈良出身の日本一監督が誕生することなど夢にも・・・な頃でした、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち






No.2198 気ままに鉄旅歩き旅、三重県四日市市編(1)

2025-01-16 07:44:05 | 旅行記
よろしくお願いします。











ああ~、眠い眠い、昨夜は仕事が長引いて家に帰ってそのままZZZ・・・、ほんの数時間寝ただけでまだ暗いうちに目を覚まして速攻コインランドリーへ。帰った頃にはちょうど夜が明けていて時刻表を調べて奈良駅へ、この日は相棒君をお休みにして単身で三重へと出向きました、今回は三重県のローカル私鉄乗り継ぎと町を歩き巡りの旅の記録をお送りしていきます。亀山駅まではずっ~と眠っていた、JR河原田駅で下りて駅前を通る伊勢街道を徒歩で進んで行く、目指すは四日市あすなろう鉄道の内部駅です。結構距離はあるがこれくらいの歩きはへっちゃらだ~い、別にどうってことない・・・と意気込んだが川沿いの道では結構車も多く危ない、距離も思ったよりあって寝不足の体には辛い。途中で旧東海道へと入る、左へ行くと急坂の采女坂、また行くことになるだろうと思いながら右へと曲がるとすぐに内部駅へとたどり着いた。


















小さなローカル私鉄の終着駅と言っても駅前は車が多い道なので地方で感じるような侘しさは全くない。駅舎のすぐ横には車庫がありそこを通り抜けている線路はナローゲージ、線路の幅は確かに普通の線路よりは狭く感じるし、そこに止まっている車両も一回り小さく見える。切符を購入してホームに入るとすぐに折り返しの電車がやって来た、停車したので写真を撮ろうとしたがホームの長さと3両編成の電車の長さがほとんど一緒で電車の姿が枠に入らない。四日市行きの列車はすぐに発車、以前各駅巡りしたことのある路線だが電車に乗っての旅は初めて、ここは車窓を楽しむこととしよう。ローカル私鉄とは言っても都市部を走っているので途中の駅からの乗車も多く座席もほぼ7割がた埋まっている、線路の幅が狭いからか電車の揺れが心地いい、短い時間の乗車だが眠気が襲ってきて落ちそうになるが、初めて乗る路線なので必死に車窓に目を向けている。途中の日永駅で西日野駅行きの列車に乗り換え、こちらは学生さんでいっぱいで狭い車内はかなり賑やか。たった一駅の乗車で終点の西日野駅で下車、いっぱいの学生さんでホームがあふれて一番最後に駅を出る、ここも各駅巡りで来たことがあってその時はもう一駅先にあった駅まで行ったが、今回は駅周辺に結構見所があるみたいなので歩きで巡って行くこととしよう。


















さっき内部駅で手にした四日市あすなろう鉄道線観光マップを見ていると西日野駅付近には結構見所があるらしい、どこも決して観光に走っているわけでなく、もし駅を下りたら来てみたら・・・と言った具合で押しつけがましさを感じない。特に次の電車の時間も考えないで町を巡っていると突然履いていたつっかけが脱げた、何で?と思って見てみると踵を押さえる部分のベルトが金具がなくなってしまって外れてしまっている。これは困った・・・、今回の旅では長距離を歩く予定をしているだけにこれは想定外のアクシデント、歩いていると何度もつっかけが脱げてしまって気持ちも沈んでくる。ここはちょっとワンクッション置いて考えてみるか、と言うことで朝もまだだったのでコンビニに寄ることに、いつものようにパンを買って食べているとピコ~ン💡!!これはやってみる価値あるかも・・・と言うことでこの話は次回へと続きます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち