猫と魚と旅行に、ちょっと風

週末極楽ウィンドサーフィンと、
ほれほれ釣り吉&シンハーの日記。

デカサバの行方

2009年08月26日 | 釣り




釣れた瞬間「サバ折り」を実行。
ハラワタも取り除いてもって帰ってきたので超新鮮。
きれいに3枚におろしましたが、とにかく臭みも臭いも全然しない!


1匹分はその夜に塩焼きでいただきました。




よく口にするノルウェー産のメタボサバに比べて、アッサリした食感。
でも、「ザ・日本の魚」という感じで、実に美味しいのです!

そして、残りは な が「〆鯖」に挑戦!!!
これがちょっと曲者で、作り方は千差万別。
普通は塩で〆て水分を取り、そのあと酢で〆ます。
WEBで探すと、中には「砂糖」で〆る人もいてました。
なんでも、砂糖の分子が塩より大きいので、身にはしみこまず甘くもならないそう。
とにかく、あるサイトでの紹介にしたがって、塩をてんこ盛り。
3時間くらい冷蔵庫で〆ます。

・・・

そろそろ酢に移ろうかとしたときに、ほとんど酢が無い事が発覚。
とりあえず、サバの塩を水で洗い流し、ちょっと味見してみる・・・・

う”、辛っ!”

そうです、浸透しないと思ってたのに、すんげぇ塩っからい!!!!

それでも、タッパに入れて少ない酢をかけ、砂糖をたっぷり入れて、
また冷蔵庫へ。

・・・・

どのくらいたったでしょうか。一度取り出して味見・・・・
んんんんんんぅんん。。。

しょっぱい。。。

多分、酢の絶対量が足りないのでは、と夜11時閉店間際のコープに駆け込み、酢を調達。
さて、ここから な 寝ずの番。

***

翌朝、気になったのでWEBでいろいろ見てると・・・でてきました。。。。


「アニサキス」


そうです。サバやサンマなどの魚についてる、き、寄生虫です。
通常は腸などに寄生してるらしく、釣った後鮮度が落ちてくると、
この寄生虫、宿主の内臓から、身のほうへ移動するらしい・・
一応、釣ったときすぐにサバ折り&内臓エラ出ししたのだが、、、、
ちょっと心配。

塩や酢では死なないらしい。

 ・焼いたり、煮たり火を入れれば死ぬ。60度ぐらいで死ぬ。
 ・凍らしても死ぬ。でも家庭の冷凍庫あたりでは死なない -20度ぐらいで死ぬ。
 ・食べるときようく咀嚼して物理的に殺すのもあり。
 ・捌く時にタタキなどにして物理的に殺す。
 ・お酢や胃液、塩では死なない。


な は一生懸命に「鯖寿司」を作って、只今冷蔵庫でラップに包まってる状態。
むげにすることもできず、かといってこの情報を無視することもできず・・・

***

でも結局、夜にいただきました。
それが、なんと!!!!!!



超絶に美味しいのですっ!!!!!!

もう、今まで釣ってきた魚の中で、一番の美味しさといっても過言ではありません。

もう、寄生虫、どうでもいいやぁ・・と内心ビビリつつも、モグモグ食べました。

いやぁ、心配してた塩辛さとかもなくて、上質な、
お寿司屋さんでもなかなか出せない!?くらいのいい塩梅に仕上がってました。

半身の一部を炙りにしていただくと、これもまた絶妙な美味しさがお口の中にひろがーるよー。



とにかく、淡路(明石海峡のそば)のサバ。
まことに、美味しくいただきました。


***

明け方に釣れたタチウオは、翌日のお昼のパスタに、
そして、ウルメイワシ達は自家製のオイルサーディーンに。