京都は1泊小旅行がいい。今回WEBで探したのが、「胡乱座(うろんざ)」。 |
玄関をくぐると、超町屋の「土間」。 |
そして、中庭。 |
一階の共有スペースはなんとも雰囲気のある和室。 |
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2008年12月26日、午前中に宿に荷物を預けて、師走の錦市場へGO!
正月用の食材が所狭しとならんでる。その中でも「生麩」はめちゃおいしいなぁ。
そして、いちいち芸が細かい!
お昼ごはんは、そんな京食材の宝庫、錦市場の中にある、商店と商店の間の
狭い路地を抜けたところにある、オーガニック・ベジタリアン・カフェ「HALE」へ。
ほんとに商店と商店の間に入口が小さくあるので、見落としやすい。
ここも京の町屋造りで、中庭を見ながらでてきた料理は、湯葉丼ランチセット。
京野菜のせいろ付きで、1,800円。ちょっと高いけど、それだけの価値のある昼食やったぁ。
(それ以来、「せいろ」にハマる)
昼食後、夕方までぶらぶらと町屋散策。迷い込んだところにカフェが点在してたり、
前の家との道幅が3メートルもないような石畳の通りに、ちゃりが乱雑においてある
なんだか、昭和の懐かしい時代にタイムスリップしたような古い集合長屋を見たりした。
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夜は、祇園にある「つじ華」という牛肉懐石のお店へ。
実は昨年末、海外出張先で知り合った方の義理兄がやってるお店で、美味しいお肉だしてるのでぜひ!
という誘い文句に誘われて行ってきたのでした。
祇園のひっそりと奥まったところにある「御茶屋」を改装したところなので、このように「つて」がない限り、
敷居がめちゃ高そうに見えるところ。でも入ってみると、店主である義理兄は、ちょっと桂 小枝を彷彿する、
めちゃめちゃ気のよい方で、そして料理もさすが京都は祇園の本格派。
ズケマグロがなんともいえないモチモチ食感を出してたり(激ウマ!)
チーズビットにしか見えない「クワイ」のチップスや、
京の食材で丹精こめて作られた逸品は、じっくりと味わいたい。
ランク4の和牛のにぎり。懐石というだけあって、とろけるように美味しいのに、あっさりしてる。
その後、網焼きの肉がでてきて、ごはん、デザートでフィニッシュ。
それでも、祇園で、この概観で、この料理で、実は結構リーズナブル。
毎日はいけないけれど、ちょっと贅沢したときにはぴったりかと。
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その後、夜の河原町を散策した後、冷えてきた体をあっためるために銭湯へGO!
これまた、錦市場沿いにある、昭和2年に建てられた町屋風木造3階建ての湯。
ものすごくキッチュで、いい感じでした。
寒い夜空の中、ホカホカの体温がさめないうちにとっとと宿に帰った。
1泊だけの京都。なかなかオツです。
翌朝早めに帰宅。
シンハーッ!