9年前、結婚当日はドシャ降りの雨でした。
9年後、早朝に家を出たときは晴れていましたが、近づくに従い厚い雲。
1日目は曇天曇天、翌日雨。さすがに雨男・雨女です!!
でもそれはそれで、また雰囲気があっていい宮島。
「こだま指定席往復キップ (2009年12月23日まで)の格安長時間便で広島駅へ。
そこから在来線で「宮島口」、そしてフェリーに乗ったらすぐに宮島到着。
本日のお宿「ゲストハウス菊がわ」にチェックイン前、荷物だけ預け、いざ厳島神社へ。
いつも台風情報のときにテレビでしか見たことのない、厳島神社の大鳥居。
記録によると、平清盛が仁安三年(1168年)ごろに現在の社殿を造営したときに作られたらしく、
よくテレビで見てるの鳥居は8代目(1875年完成)だそうです。
重量が60tあって、自重で立ってるだけなんですね、この鳥居。
着いたときは干潮でした。
今日は平日だったので、人も少なめ。
ここは島自体がご神体ということで、霊的な波動がすごいんやろな、と思ってましたが、何も感じませんでした。
きっと、世界中から人が着すぎて、その波動に押されたのか・・・
然し、鹿多し。
宮島には、6000年も前から鹿が生息してたそうですが、第二次世界大戦のとき、
食料として捕獲され激減したので、一説によると京都の動物園とか奈良の春日から
牡鹿が連れてこられてそこから繁殖してったらしい。
しかし、なんとなく元気がないというか、折れた角にガムテを巻いた鹿、
観光客のガイドブックとか紙を引き被疑って食べる鹿・・・
なんか奈良の鹿とはだいぶ違う印象。。。
あとで調べてみたら、諸事情重なった鹿の苦悩があることがわかりました。
2000年から増えすぎた鹿に対して、少なすぎる市の対策予算。
これにより、鹿に食料を与えないようにする方針が、衰弱した鹿増加の要因になってるとか・・・
鹿には何も罪はないのに・・・
***
さて、厳島神社もさくっと周り、近くで昼食を済ませたあと、引き続きの散歩。
で、五重塔を発見。
階段を上がると、ここ宮島で宿以外で一番長い時間を過ごすことになる、「千畳閣」がありました。
天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦歿将兵の慰霊のために大経堂として建立、
しかし途中で秀吉が死去したために工事が途中で中止され、
板壁も天井の板もない未完成の状態のまま現存。
入母屋造りの大伽藍で857畳の畳を敷くことができるので、
この「千畳閣」という名前がついたそうですが、
本名は「豊国神社」というそうです。
~つづく~