タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

乾季の終わり  ドイサケット温泉よアリガトウ

2016-05-18 14:46:55 | 日記
今年のタイの夏は暑かったです。過去の記憶でこんなに暑かった事はありません。

五月になっても雨が降らなくて、上流のダムはカラカラに乾きピン川の流れも部分的に干からびたそうです。
山肌にある瞑想寺、ワットウモーンの池でも水が消えて大きな魚が次々と死んじゃったと。
次の乾季時での水不足が心配されてますね。

タイではこんな時のために人工降雨という作戦が用意されています。
国民の皆さんが干ばつに苦しんでるってのに、なんで飛行機飛ばして空から薬品を散布しないんだろう?
なんて、人工降雨担当の役人を呪ったもんですヽ(`Д´)ノプンプン

あ、呪ったのは私一人でして、タイ人の皆さんは忘れてるかもしれません(笑)


そして仕事場の部屋に入ると室温がこんなことに!



39.9℃
もう目眩がクラクラします。

最近は慣れちゃって37℃くらいまでは我慢の範疇でしたが、ここまでくればエアコンの効果に期待するしかありません。

エアコン始動により、33度まで落ちまして実に快適に過ごせました。
33度で快適ってのもなんですが…


街に出ると、やはり気温がこんなことに。



日陰でこの気温ですからね、直射のアスファルト上では50℃を遥かに超えているはずです。

バイクで走ったりすると、もうサウナのあの熱気にブワッ~!と晒されてしまいます。
日光が当たる足の表面なんてチリチリと焼ける音がする?(;´Д`)タスケテー

湿度はともかく、日本の30℃前後の夏なんて、そりゃーもう快適指数の針が振りきれるような涼しさかもです。


そんなタイ国チェンマイですが、昨晩7時半頃から強風とともに待望の大雨が降りました。
人工降雨サマ、アリガタヤ~(人''▽`)… え、ちがうの?(´Д`)


涼しくベタベタと湿った風に当たりながら、「これでワットウモーンの魚たちも死なずに済むな」とぼんやりしているうちに突然の停電です。

ロウソクを立てて送電の再開を持ちますが、いつまで待っても修復の兆しなし。
やることないから子供たちと王様ジャンケンなんかして盛り上がりました。

そのうち飽きが来て、体温高めの汗だく娘がベタベタ甘えて来るし、
「熱いっちゅーに!」と逃げたりすると、
ムッとした娘は「エアコンつけてー!」なんて絶叫するし

「電気が来ないからエアコンが動くはずねーだろがー!」なんて基本的な説明せねばならず、もうあと少しで頭痛が発動するところでしたよ(;´・ω・)フ~…


いくら雨が降ったからといっても湿気はかなりのモノですから、扇風機が動かない家の中ではダラダラと汗が滴ります。

夜も10時になり、11時になり、眠れない子供たちはギブアップ。
二階の寝室で汗だくになりながら眠りにつきました。

結局6時間後の1時30分頃に送電再開されまして、扇風機の風に感謝しながらの就寝となりましたとさ。


そんで、こちらは市内から30km地点の山の中ドイサケット温泉。



なにやら工事してますね、足湯に沿ってレンガで囲ってます。

これは温泉プールですね。
中心に見える塔から温泉がこぼれ出るギミックのようです。



横から見ると長さが分かります。

この川が汚くて妙に味があったのですが、さすがにキタナ過ぎだとクレームがついたかな?

完成すると遠慮のない中国人観光客がわんさかやってきてイモ洗いする姿が見えるようです。

ああ~、ここにも開発の嵐がやってきましたか。

のどかな田園にそよ風が吹き、静かに心の傷を癒してくれた空間。
今までありがとうね。

その素晴らしい雰囲気も、観光開発とともに終焉を迎えるのでしょうか…
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