タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

タイで高校受験 無謀にも最高峰を狙う!!!

2019-11-17 13:55:41 | 育児
ということで、ブログネタに協力してもらうためとはいえ


タイ国に置ける「灘、開成」といわれる難関高校を受験することになった息子


昨晩は得意の一夜漬けで夜中前まで? 勉強していました


そわそわしてるし、ダンスは踊るし、なにをやってんだろかなと


「明日は試験だろ、なに浮かれてんだ?」 と聞いてみると


今から通信越しだけど、塾で知り合ったギフテッドクラスの女子と塾テキストを使って勉強会するんだといいます
「僕の相手をしてくれるよ、ラッキーだよ!」


「そりゃ良かったな、でどっちなんだ? あのソオウォノ理数オリンピックで合格した太いネエチャン? それとも、もう一人の礼儀正しいカワイ子ちゃん?」


途端に顔を赤くした(黒くした)息子は、「後のほうだよ~」と言って
よし!「負けないぞ~!」とダンスダンスダンス♪(笑)

問題を出し合って対決するスタイルのようです

「そうか、あのご当地アイドルのソメイヨシノ51にいそうな超カワイイ娘か…」

むりやり振ってみました👇
SY51 - สะพานสายรุ้ง Niji no Hashi [ Official MV ]

目線鋭く観察する親父が邪魔臭かったのか!(^^)!
なぜか自分の部屋にこもって一戦交えているようで?
一時間後に「ふー…」とニヤケ顔で出てくるし

「フフフ勝ったぜ~、僕のほうが少し早かった」

「それ負けてんじゃねーのか?」という親父に
「いや、でも彼女はかなりやるねぇ…」と不敵な笑み
「あの数列が解けたんだよ…」と感嘆してます

インターバル30分でシャドーボクシング&腕立て伏せ
そして得意のクネクネダンス♪

第二ラウンドは理科


ゴーーーーーーーング( `ー´)ノ


でも、そっちはボロ負け~~
今度はフラフラしながら千鳥足で出てきました

「だ、だめだ、強すぎる…、化学が強すぎる…」

「真面目にやってないからな、毎日毎日YouTubeのイタズラ動画で大爆笑してっからだよ、みんな夜中12時まで本気でやってんだぜ」
そんな親父の小言に耳を貸すような息子じゃありません

「彼女もマヒドン校を狙ってるのかな?」

「いや、バンコクのサーティット校を狙ってるから安心だよ」

「そんな問題か?」(;´・ω・)

「じゃ!、明日のために寝るよ」と片手を上げ
緊迫感無しで10時半には消灯してしまいましたw

いきなり寝る前に明日は弁当持参だというので
久しぶりに作ってみるかと

一人さみしく夜中の12時までオカズ作りです

あ~昨年の今頃はこうやって娘の弁当を作ってたなあ



これを棚にしまって三年半にもなろうか
日本人学校補習校時代で使ていた弁当箱を引っ張り出して
当時を思い出しながら詰め込みです

朝日に~輝く、 ドーイーステープ~~♪ とくらあ!!

振り返ると、試験当日だってのに余裕のユーチューブを鑑賞しながらモグモグしてるし

戦う前から投げてますね

やっぱり猪木からビンタくらわせて欲しいなと思って

「お前大丈夫か?、やる気はあんのか?」、と問うと

「この一次試験は全国から15000人が受験するんだけど、合格するのは500人だけなんだよ」といいます 

なに? ってことは3.3%の合格

100人中で3人

「Y校で3番以内に入っている自信は?」

「ないよ」    


考えてみると、この受験はウォーモーウォーと呼ばれる全国のサーティット校やマヒドン校といった公立ではトップを決める受験、云わば頂上決戦によるエリート選別にほかならず

富士山にすら未登頂なのに、エベレストに登ろうとする身の程知らずを想像してしまうオヤジ

後で聞いた友達情報では受験者19000人なので合格率は2.63%(汗)

まさに無謀な戦いとも云えよう

(もう一つの最高峰トリアムウドム校の受験は来年だそうですが、そちらも2000人にひとりと言われてます)


「あ、あれあれ」
「これ持ってくか?」 そう言って夜中に買ってきたブツを差し出すと



   絶対 きっと勝つと(笑)


「あ、持ってく持ってく!!、M校の受験の時はこれを食べて勝ったんだよ!」
って、おまえゲン担ぎだけは忘れないね


「ま、ジタバタしたって始まらない、当たって砕けろだよ」



ということで行ってきました、チェンマイ大学の試験会場


チェンマイ大学はドイステープ国立公園の丘陵に広大な敷地を有する総合大学
ある調査ではタイ国で3番目に位置する(記憶)

天気が良くて風が涼しくて、バイクで走ると気持ちがいい~!!!(*´▽`*)


適度なアップダウン、ブラインドカーブを潜り抜けると
「サイエンスあんど、てくのろじーセンター?」 そんな建物の前にY校生徒を見つけて息子を降ろしました。

ほほえみながら歩くお上品そうなお嬢様方に交じって消えて行く息子をパチリ



なるべく頑張って来いよ~  後は運任せ

やるこたやってないけど、空に任したんよ~♪ (by拓郎)




話は変わって、先週はロイカトーンのお祭りでした


今年のロイカトーンは心なしか少し寂しげ

15年ぶりにカトーンも流さず、コムロイも上げることなく終わりました

ロイカトーン2019

娘がいないロイカトーンなんて、珈琲のないクリープみたいなものだ

白いだけ  な~~~んの面白くもない


これは2013年、今を去ること6年前のロイカトーン

ロイカトーン2013

忘れちゃならない
失意のアパート暮らしでは、君たちの笑顔が生きる気力を呼び戻してくれた