タイで子連れ狼

何の因果か運命か、異国の地にて親父単独で二人の子を育てることに。

さあ大変の、てんやわんや育児&生活日記

チェンラーイ2024年末 年忘れツーリング

2025-01-08 17:36:45 | バイク
あけおめです


北へ向かってバイクでぶっ飛ばすこと90分 
標高約900mいつもの山フカフェは霧の中
ガタガタ震えながら冷え切った指先を温める至福の瞬間


その帰り メーテンの山斜面で見つけたミカン狩り


豊作ですね~ 自分でカットするスタイル


見てくれは良くないけど中身はみずみずしいオレンジ色

上でリゾートもやってると言うから登ってみると
風呂だけか?
これは丸見えで恥ずかしいな 西洋人が喜びそうだね



バイクに乗せれるだけ持ち帰りました ズッシリと30㎏1500バーツ

お世話になった方たちへ配ります
残りはスタッフの子らで食べてもらいました


高給スーパーで購入した高級果物はチェンライの知り合いへ

もう18年のお付き合いになるだろうか 
お世話になったお婆さんが入院したのでお見舞いです
もう80歳になったかな
私の事をコボリと呼んだ年代です

チェンライへバイクで行くのははじめて
薄暗い山道のワインディングを楽しんで
夜明けまでには県境に到着しました
この先がチェンライ県 晴れて良かった

標高1000mの峠では摂氏16℃ 今年は暖冬です
寒い時は10℃を割る


出発から1時間半 峠を降りて国道沿いにある足湯温泉到着
煙がもうもうと立ち上がる
コロナ前に来た時は中国人観光客を乗せたバスが何台も止まっていて 雲南省か湖南省かの田舎ふうの人たちが多かった
課金なしの足湯に浸かって中国の何処かの田舎歌を合唱してたんですね
ふにゃにゃ~♪ ふにゃにゃにゃ~~ ふにゃアルよ~♪
異国情緒が漂いましたよ
ここどこ?って感じでした

日本から老母と姉が観光に来た時も立ち寄ったけど
足湯に浸かって帰り際に母が「なんか臭いよ」って助手席から言うじゃないですか
ん? ホントだね 臭いな
「あんた踏んでない?足の裏見てみて」って母がいうから
姉と二人で足の裏を見るも 何もない
お婆ちゃんじゃないの?って
「あ、ほんと!」 お婆ちゃんはサンダル握って大爆笑
裏にべっとりと付いたアレを温泉湯で洗い流しました
そんな 思い出の足湯
今では中国人もいなくて閑散としています


そこを過ぎると時速120kmで走る直線区間なのですが
霧が立ち込めていてぶっ飛ばす気になれません



かなり寒い
コートの中にフリースを着てはいるがダウンベストが欲しかった


スクリーンの水滴が視界を遮る 風の当たる腕が濡れている

両側に見える青空と山景色のコントラストを楽しみながら走行するはずが
ひたすら前方に注意して時速80kmでトロトロ走るしかない
チェンライ県はアスファルトが悪くて緊張する

緊張の中メースエイから峠に入ると道路工事をしていて2車線工事が続く
ああ、こっちに予算を割いているのね

この峠道は高速ワインディングになっていて
走り屋の目がつり上がるちょっとした戦闘スポットなのだけど
バイパス直線道路になりそうで面白みが消失
3年も見ないと様相が代わっちゃうね(俺の時代はオワタ)

チェンライ盆地は快晴

知り合い宅へ到着 いつもお婆さんが縁台に座ってたんだけど誰もいない

この集落は遠くイサーンから40~50年程前に集団移住してきた人たちで形成されていて、話し言葉もイサーン語なので北タイ語しか解せない自分には聞き取れない
LHが言うにはお婆さんはイサーンに帰郷して入院しているというが

偶然に娘さんが通りかかったのでお土産を手渡せた
お婆さんと食べてください

しかし先祖伝来の土地を手放して 家族ごと見ず知らずの土地へ移住する
日本ではブラジル移民などあったが
貧しさゆえの決断とはいえ、どんな気持ちだったのだろう
やっぱり、ここが自分の生きる場所だと決意を固めて頑張ったはず

サコンナコンやチャイヤプームといったイサーンの田舎を徘徊したことがあるが、コンビニひとつない赤土でサトウキビ畑が延々と続くだけの正真正銘のド田舎だった アフリカ?っていう感じもした
移住した時代のタイでは産業も少ないし食べていくのは難しかったはず

とそこまで考えて、おっと自分自身も貧しさゆえタイに来たと思えば
まあそう見えないことは無い
ココに仕事があったから来てるわけで、日本でウハウハボロ儲けしてたら日本に住んでいたわけで? 立場的にはそう変わらない気もする
そんな共感あって どこの馬の骨だかわからない俺に目を掛けてくれたのかもしれないなあ などと感謝の念が湧いて出る
お婆さん 相手してくれてありがとう


山も水も豊富なチェンライの野菜や果物は大きくて元気がいい

フルーツスムースが35バーツと 10年前のチェンマイに戻った気分

ちょっとカオソイ風味な混ぜ麺バミーヘンは美味しかった

キノコスープはマイぺッッ(辛くない)で頼むと丁度いい辛さになった
チェンマイのフードコートと違って手抜き感がゼロです

交渉馴れした利聡いチェンマイ人と違ってまだまだ素朴なタイ人に会えます(清々しい気分)こっちに引っ越したいという気分になる


パッチモン門(笑)近くの安ホテルにしたが交通量が少なくて騒音は感じなかった

しかしチェンライにはコンビニが少ない
もちろんファミマやローソンは無い(チェンマイにもない)
ナイトバザール方面へ真っ暗な道をセブンイレブンまで歩くとかなりの距離がある

よって 近くにあった昔風味な文房具&雑貨屋兼業食料品店でショッピング

ほとんどチェンマイでは見かけないカラバオビールがメジャーな立ち位置

思ったよりウマい! 毎日飲んでもイイ

そういうことで朝がきて 6時半から朝食を摂って
出発しようにも狭い駐車場がぎゅうぎゅうで出られない

便利な場所を選んだつもりが バイクを出す隙間もない
皆さんが食べ終わるのを待ってからの出発 7時半
やっぱり年末だから毎日こんな状態らしい
(改善するつもりはないキリッ!)

せっかくなのでドイメーサロン周りでグルっと周遊で帰りましょうか


気持ちよく風に吹かれて尾根道を走る
写真じゃ伝わりにくいけど高低差はかなりのもの


山の斜面はお茶畑
徒歩で下まで降りると上るのが大変そう
聞いた話では台湾の登頂ウーロン茶はここでも作っているとか?


共産党に敗れた蒋介石を台湾へ逃がすために別動隊として南へ下った国民党軍がメーサロンの御先祖だそうで 中国人の顔立ちが目立つ場所
現代では市場でアカ族の言葉が飛び交う共存の場所

7年前だかに老母&子供たちと来た時はアカ族祭りで賑わっていて アカ族名物の大きなブランコでアカ族のシワクチャおばちゃんたちがブンブン遊んでいた なんでおばちゃんが(;'∀')… 
あでも 老けてるだけでギャルかもしれない

特設市場で原始的なハチミツと大きな猿の腰掛け(キノコ)を買ったっけ
今年はこれといった催し物が開催されないようなので
中華食堂にて雲南麺を食して足早に立ち去った
(あとで聞いた話では開催地が変更されたらしい)

メーサロンから麓に降りると温泉公園もある

サンカンペーン温泉と違って入園料はタダ

個室風呂もあるでよう(1時間100バーツ)

店員さんは掃除で疲れたのか逃亡中なので入浴は遠慮した
(たぶん2時間でも100バーツOK)

当然お土産はこれ 超甘いチビパイナップル
4kg100バーツだっけ? これは世界一美味しいと思う

そういうこでドバーー!!と激走してメーアイ抜けてコン川上流を渡ってファーン抜けて、キモくて赤くて巨大な⛩があるチャイプラカーン抜けてチェンダーオ山を横目にグルグル道を全力で攻めて、一気走りでメーテン メーリム チェンマイへと帰ってきました
10年前に比べると格段に道が良い 3時間ノーストップ
尻は痛くありません さすがFORZA350のシート
走行距離 約600kmのツーリングでございました
日本へ戻ると中免野郎なので来年はナナハンで走りたい

ピン川にかかるナワラット橋  
今年は200億バーツの大富豪ペートンタン首相から予算をいただけたようで豪勢にライトアップ
さてさて年始から大問題の連発 スタッフの大ゲンカも始まった(゚Д゚;) 
今年もドタバタ劇を繰り広げるのか??
生き残りをかけてダラダラ頑張りましょう
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