Chiba Univ. Swimmer's Blog

千葉大学体育会水泳部の日常をお伝えします!
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ちーたん考えている。

2025-02-19 15:51:14 | 活動紹介2025

こんにちは。

ちーたんです。

今日、練習に行きましたのでブログを任されました。

練習に行く途中に、中山さんにバイクで颯爽と追い越されました。

中山さんに出会えた嬉しさと馳せる思いで追い抜かす中山さんを見ていたんですが、

彼はこけました。火花を散らしながら。

 

私をこんなに朝から笑かさないでくれ。

人がバイクでこける瞬間を見たことがありますか?

わたしは初めてでした。それも、バイクが倒れ、音がしてから気づいたわけではなく、中山さんがバイクで走る姿、

こけはじめ、地面に倒れながら、火花を散らしながら数cm体で地面を削る姿まで全ての瞬間を見させていただきました。

 

心配の言葉もでず、脊髄から笑ってしまいました。

心配の言葉がまず出ない自分に一握り、いや二握りほど怒りが瞬時にこみ上げてきましたが、この怒りに任せ、このまま心配の言葉をかけると、この心配の言葉は本当に中山さんの大事を想って放った言葉ではなく、

自分が良い自分であろうとした偽物の善意のための言葉になってしまうと思い、そのまま空を見上げ、大きな口を開けながら笑ってしまいました。

ただやはりおもしろい瞬間が一過するとどうも心配が込み上げてきたので、目線だけは地面と荒々しく接触したのだろう中山さんの左足のあたりに送りながら、坂を上りました。

 

すみません私語が多くなってしまいました。

練習の内容について話したいと思います。

今日はちいかわさんのメニューでした。

ちいかわさん、昨日は体調が悪かったらしく泳がず、地上で皆さんと練習に参加していました。

”体調が悪かった”という話を聞いた瞬間に私は”なんで来たの?”と思いました。

私の掲げる主張はこうです。直近に迫る大会も無い(多分)。朝が早いかつちいかわさんは実家暮らしのため一人暮らし勢に比べると更にきついはず。ふつーに無理しないで欲しい、いま無理する時期ではない。ふつーに意味が分からない。

 

と挙げるとキリはありそうでした。

ふつーに無理しないで欲しいってなんでしょうね。

ふつうってなんだろう。

私の思うふつうとちいかわさんの持つふつうはきっと違うんだろうと思いました。

ただ私はふつーにちいかわさんの、練習係としてとか、主将としてとかのプライドがあるのだろうと考えました。

彼はね、大会のエントリーとかもいつも秒で出してくれるんですよ。これは主将じゃなかったときね。

じゃあいまのちいかわさんはどんなに人間性ある人なのだろうと、私の小脳あたりですかね、はい、ズキンとその魅力を再認識することができました。

 

すみません、練習の内容に話をうつします。

fastkeepでしたか。

中山さんだけサイクル2に行こうと挙手をしていました。ただ彼は、俺だけ?と少し不安な顔をして、サイクル1に行きますと言っていました。

彼はなにが怖くてサイクル1に行こうとしたのでしょうか。別にいいじゃないか一人でサイクル2をまわれば。

この時わたしは思ったんですよ。俺のせいかもしれないって。

 

私は、マネージャーに向いてない人間性なんですよ。

水泳もろくに知らないくせに、キックが苦手な人がプルを好んでやっていたら「キックせんかキック!」と言ったり、

和也さんがサイクル3に行こうものなら「なんのためや、なんか意図があるんか」と不可解な面持ちで彼に迫ります。

そういうなんか寄り添うような、マネージャーたるべき姿勢を後輩たちに見せてやれてなかったんですね。

なので、中山さんも頭の中で、「俺だけサイクル2?汗 ちょっと迷惑なんじゃね?汗」ときっと思ったんだと思います。

ごめんなさい皆さん。

 

もうまったく、私語が過ぎますね。ごめんなさい。

 

最後に一つ言いたいことは、朝練に集合したときのみんなの顔を見て思ったことです。

わたしが自転車で現れるじゃないですか。

それぞれみんなあっ!という顔や、え?って顔、多様な顔していたんですよ。

私も何を言い出したらいいかわからなくて。おはよ~って毎日の出来事のように現れることも少し違うなと思ったり、

かといって何もないようにむすっと集まるのもすこしちがうなと思って、

やっぴ~って小さい声でつぶやきながら会釈したんですね。

そこで思ったんですよ、ああ過去の人になったなって。

異物になったんです、わたしは以前は結構朝練いる方でしたからね、余計に「来ない」という印象が強まっているんだと思います。

朝練という歯車を何食わぬ顔してみんなと動かしていたあの頃のちひろさんはね、もはや脱落して、彼らの今も動かされている歯車に突然同じパーツとして動き出すことはできなくなったわけですよ。

思わず下を向いちゃいますよそれは、別にだからといってこれからも朝練に必死に!っていうわけではないんですけどね。

なんかね誰かかな、いや全員かな、4年生が言っていたんですよ。

「俺ら(私ら)はやっぱり4年生だからさ、身を一歩引いちゃうんだよね」って。

まさにその通りだなって。

私は当時理解できずに、そんなこと思ってんの!?とか。意味わかんないそんなことないよ!とか言っていたと思います。

もし自分にそんなことを思う日が来ても、持ち前の図々しさで若さにすがりつこうってそう思うと思ってたんですけどね。

あっさりと身を引いて、むしろ三歩くらい自分から引きましたね。

私の中で確かに水泳部というコミュニティーが自分のアイデンティティーを構成する要素から濃度が薄くなっているような気がして少し切なくなりました。

ただやはり自分にとっては大切な人たちで、だからこそここまで思いを馳せているのだろうと思います。

 

前はね、「練習来てよ」って言われてたんですよ。まったくもう。

行くかってね、思って行ったりしたり、行けたら行くって言って行かなかったりしましたよ。

 

でもねもう今みんなに会うと「久しぶり!」とか「元気?会いたかったよ」とか言ってくれるんですよ。

なんか部活っていうフィルターを通しての関わりじゃなくて人と人としてのつながりが見えてきた気がしています、おこがましいですが。

それが別に前より良いとかそんなんじゃなくて、部活動を走り抜けたこそ得られている財産かなと切に思います。

 

時に部活のみんなに夢中になって学科の友達とか、バイトの友達とかをなんか置き去りにしたこともあったんですが、

引退して離れることで、部活動以外の友達に助けられることも多くなって、人生が豊かになっている気がしています。

 

部活動の渦中にいる自分もそこまで魅力的なものじゃなかったって思うんです。ミスするし、イライラするし、なんかもうテキトー。へらへらしながらマネやってめんどくさいところは後輩に任せてありがとう♡ってそんな感じ。

でもねなんかみんな、よくわかんないけどちーたん大好き~って言ってくれるんですよ。

意味わかんないから調子乗っちゃったりして、ちょっと頑張ってみたりなんかね。

 

まったくもう笑っちゃいますよ。なんでこんな大切な環境から身を引いてるんだって。

ほんともう、自分でもわかんないです。

 

でもねなんかとりあえず

 

 

 

 

 

 

 

ありがとね、みんな。

 

それだけはね、ちゃんと伝えていくよ

 

 

 

^^

 

 

 

 

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