北部バス視察ツアー
10月24日、かりゆしシニアクラブ若手委員会主催(委員長/當山安博)で北部バスツアーが行われ総勢24名が参加した。
同委員会は平成25年に発足し、若手高齢者の魅力ある事業を企画立案、各単位老人クラブの活性化を図る趣旨で設立された。
沖縄県の市町村老人クラブ連合会の中で、同組織があるのは沖縄市だけだと言う。会員は60歳から74歳までが対象で、これまでに、ゴルフコンペ、バス視察ツアー(中・南部工場視察・野草散策・南城市オープンガーデン見学)などを開催。
今回の北部ツアーは、かりゆし園前→本部ウェルネスフーズ㈱→ホテルゆがふいんおきなわ(昼食)→恩納酒造所→レタス水耕栽培→おんなの駅ショッピングコースを回った。
① 最初の視察先は2014年に本部町豊原の上本部飛行場跡地に完成したオキハム関連会社で農業生産法人「もとぶウェルネスフーズ」(長濱徳勝社長)のシィークワーサー・パパイヤ・マンゴジュ-スなどの製造工場。当日は工場があいにく稼働してなく製造工程をビデオで鑑賞した。
② (資)恩納酒造所は創業1949年、県民に泡盛「萬座」で知られており、原料の米から発酵し醸造する製造工程を見学。
▲発酵過程の説明
③ レタス水耕栽培(代表者/平野善也さん)は恩納村役場の裏手に2016年3月にビニールハウス3棟を借用、レタス水耕栽培の県外先進地視察を実施し愛媛県の事例を県内に初導入した。
現在はレタスを栽培し村内のホテルやおんなの道の駅に出荷している。1年を通して消費需要のあるレタスを県内で安定的に出荷できる生産設備を構築し、農業の若手後継者育成に役立ってほしいとの事。今後は同設備の販売を計画中。今回の視察の中で質問も多く参加者の関心を示していた。
▲液体肥料と温度調節のための機器などが設備されている