シロタンが見当たらなくなって、1ヶ月あまり、
あんなにいろんな猫達に苛められてボロボロでも、
留まり続けていたのに・・・。
衣食住は保証されていても、
もう耐えるのは限界だったのでしょうか?
それは分るような気がする。
私もそういう経験はあるから。
だから、懸命に助けてあげていたんだけどな。
昨日偶然、石垣の下にある家の縁側で日向ぼっこをする、
シロタンらしき猫を見つけました。
縁側には、ごはん用か飲料水用の皿が置いてありました。
「シロタン」と上から何回か呼んだら、
気付いたようで、こっちを見上げてかすれ声で鳴きました。
傷もなくなって、毛の色もきれいな白になっていました。
苛められて薄汚れていた毛が抜けて、
冬毛に変わったからなのでしようか?
側に行き、現在面倒を見てくれているらしき人に確認していないので、
本当にシロタンなのかは分りません。
でも、シロタンが失踪する少し前、ゴミ出しに行く時などに石垣の下へと
下りる道の入り口付近で何度かシロタンを見かけた事があるのでした。
今日の朝、娘のシロカと昨日シロタンがいた辺りを、
ゴミ捨て帰りに歩いて回ってみました。
名前も呼んでみましたが、シロタンは出て来ませんでした。
…もしかしたら、昨日の家のコタツの中で、
幸せにまどろんでいたのかもしれません。