３兄弟同時に来襲:☆:

▲従弟達の暴れん坊ぶりに
怯えるキイタン。

　昨日の晩は３兄弟がいっぺんに家へと押しかけて来ました。

　ごはんを食べ、おもちゃでドタバタと大騒ぎ。
さすが育ち盛りの男の子が３匹も狭い家で暴れるとうるさいね～。
まあ、でも最悪３匹で取っ組み合いの大喧嘩をするかもと心配していたけど、
それはなかったね。

　キイタンはその間、ロフトの梯子に避難していました。
しばらくはそのまま３兄弟をしたい放題にさせときましたが、
キイタンがごはんを食べてトイレを済ませたがっている様子を見せたので、
（もちろん３兄弟の方を）外へと一旦追い出しました。

　しばらく後、外にある猫用食器を洗うために家の中へと入れようとした時、
ムッタンだけが入って来ました。
私が洗い物をしている間、キイタンはムッタンを避けて
電子レンジの上にあるカゴの中に入っていました。
ムッタンはまた大人しく椅子の上で一晩眠って行きました。

　今現在はラブカンが椅子の上ですやすやと眠っています。
キイタンはラブカンがあんまり動かないオッサン猫なので、
３兄弟よりは全然安心できるらしく、
１メートルも離れていない、冬仕様にした猫用ベッドの上で眠っています。

　…ちょっと去年の冬の日々を思い出すね。

　

キイタンがひとりっ子になった日:☆:

▲キイタンの妹。
なのぽん似の可愛い子。

　　今日でキイタンの妹がいなくなってちょうど一年。

　昼休みに家へと帰った時、弟と同じように妹は１匹で家の中に入って来ました。
会社へと戻る時に、ふと心配になって、
「あんたは自動車の車輪が好きで、付いてったりして危ないから気を付けるんだよ。
それからヘンなヤツにつかまるなよ。私以上のな。」
なんて言ってしまったのでした。

　会社が早く終わったので、私は図書館へと行きました。
その時に一度、家の側を通ったのですが、
そのまま通り過ぎてしまいました。

　家に帰るとキイタンが走り寄って来ました。
キイタンと家に入ってごはんを食べ、妹を待ってみましたが、
妹は帰って来ませんでした。
そして弟と同じく方々を必死で探し回ったのに、
今日に至るまで２度と会う事はありませんでした。

　捜索中に「ウチの子とよく似ているけど、ウチの子は他の所からもらった子だから。」
という人が２人いました。
その内の１人が、妹を可愛いあまりに、
私に返したくなくて嘘を付いていてくれたらいいのにと
今では思っています。

よい子でお泊りできました:☆:

▲お外はだんだん寒くなって来たからね…。

　昨日の晩、ムッタンが自分から家の中に入って来ました。
ごはんを食べて、しばらくおもちゃで遊んであげましたが、
キイタンがロフトから下りて、落ち着いて食事やトイレを済ませられる
ようにしようと、一旦外へと出しました。

　就寝時間近くになって、もう一度ムッタンを呼んで家に入れました。
ムッタンが外にいた時に、ラブカンが入って来ていましたが、
ムッタンのようにドタバタ騒いで、キイタンを追いかけ回す事もなく、
ごはんの後には椅子の上ですぐに眠ってしまいました。
ラブカンとケンカになったらどうしようと心配でしたが、
朝見てみると、父子２匹、２つ並んだ椅子の上で、
それぞれ眠っていました。

　

キイタンの受難週間:☆:

▲ムッタン。
背中に麻呂眉

　昨日の晩からムッタンが家の中に入って来るようになりました。
やっぱり寒くなって来たからでしょうか？
それでも、泊まって行っても別にかまわないのに、
夜中には外へと出て行ってしまいました。

　マコタンも乱暴者ですが、ムッタンもかなりの乱暴者で、
猫じゃらしを超高速でドタバタと大きな足音で追いかけます。
そして何かと爪を立てて私の足にまとわり付き、
おもちゃを拾い上げようとすると、私の手を爪を出して叩き、
噛み付いて来るので、私の手足は引き続き傷だらけなのでした。

　キイタンは従弟の３兄弟、ムッタン＆マコタン＆アカビー
（父親はキイタンの母親の兄）に対して、かなり迷惑そうな様子です。
３兄弟ともキイタンを見つけると追いかけ回そうとするので。
繊細なキイタン姫にとっては、遊び盛りの男の子ばかりが部屋にいると、
きっとムサうるさくてたまらないのでしょう。

　私とふたりっきりになると、
キイタン姫は安心して私に甘えに擦り寄って来るのでした。

去年の明日いなくなるキイタンの弟:☆:

▲きれいな子だったのに…。

　去年の１０月２３日にキイタンの弟が突然姿を消しました。

役所にも届けを出しましたが、見つかったという連絡はありませんでした。
写真を持って１キロくらいの範囲内の家を１件１件訪ねて探し回りました。
（私を猫探しの探偵だと思った人がいましたっけ…。）
でも、ついに見つかりませんでした。

　いなくなる日の昼休みに家に戻った時、
キイタンの弟は、私の膝の上に乗って、転がりながら甘えていました。
その後、窓から秋晴れの外をじっと見ていました。
私は「これから猫さんには、いい季節になるよ。」
とキイタンの弟に言いました。

　夜、家に帰ると、キイタンとキイタンの妹は外から戻りましたが、
弟は就寝時間になっても戻りませんでした。
朝に帰って来た事もあるので待ってみましたが、帰りませんでした。
そしてその日も帰らず、今日に至るまで２度と会う事が
なかったのです。

　可愛いあの子はどこ行った？
　可愛いあの子は帰らない
　可愛いあの子はどこ行った？

　可愛いあの子はどこ行った？
　灰色ハチ割れなつこい子
　可愛いあの子はどこ消えた？

　…どうか、どこかで生きていて、ウチにいた頃よりもう何倍でもかまわないから幸せになっていて下さい。